写真は3月30日の朝日新聞の朝刊です。千葉県内の超高層マンションについて、地震後の課題などを書いています。見出しは、「免震システムは役立ったが、エレベーターで混乱」となっています。つまり、一般の建物と比べて、免震ゴムを基礎の上に置いた免震構造の建物は揺れは確かに少ないが、エレベーターが止まるので生活が混乱する、というものです。
私もマンションの11階建ての10階に住んでますが、3月11日の地震では相当に揺れ、タンスが倒れてきました。一方、千葉市の43階建ての免震構造のマンションの32階では、部屋の中で落下するものはなかったとのことですので、揺れ幅は相当に違うことになります。地震後の我が家の惨状を思い出すと、免震構造のマンションに住み替えたくなります。
免震構造を採用している超高層マンションの泣き所はエレベーターということになります。地震でエレベーターが止まると、住民も管理組合も勝手に復旧できません。エレベーター管理会社に通報したら、待っているだけです。エレベーター管理会社が来て、点検して、初めて再稼動となります。私のマンションでは、地震でエレベーターが停止した後、復旧したのは3月12日午前4時半でした。
まだ、計画停電も続いています。停電になれば、勿論、エレベーターも止まります。オール電化など、電気頼みの生活が広がっていますが、このような災害時には極めてもろいものだと思います。全てを電気に頼るのも考えものです。
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