写真は一戸建ての内覧会で撮りました。ご覧頂きたいのは、グルニエへのハシゴです。このハシゴが現状の右方向ではなく、白線のように左方向の廊下の方に開いてくれると良かったです。理由は、そうすれば、もっと壁に沿って家具が置けたからです。
屋根裏にグルニエが設置される場合、このような折りたたみ式のハシゴが設置され、使わない場合は天井裏に格納されます。グルニエへ行く際は、下からフックをかけてカバーを引けば、折りたたみのハシゴが下へ降りてきます。
グルニエ付きの家を購入する、また、注文住宅でグルニエを設置する、このような場合には、このハシゴの位置もご確認下さい。なるべく、家具の配置、人の動線、このような点で支障が無いような位置にすべきです。
ところで、グルニエとは、フランス語で屋根裏部屋のことです。ロフトと似ていますが、ロフトとは天井高を高くして、部屋の一部を2層式にした上部スペースのことを指します。どちらも建築基準法上、小屋裏物置等という扱いになります。面積は下の階の2分の1以下、天井高は1.4m以下、出入りするためのハシゴは固定式でないこと、などの規制があります。(31)
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