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マンション内覧会、不具合をどう書けば?

2021年02月09日 22時03分21秒 | 内覧会の直前に読んで!
内覧会に行きますと、内覧会シートと言う書類を渡されます。このシートに部屋の中の不具合を書き込んで行く訳です。書き込んで行く方法は主に次の2種類があります。①売主(施工業者)が一緒に回って買主の指摘に従って書き込む ②売主は一緒に回らず、買主だけで部屋を見て、買主が書き込む、です。この方法は売主によって変わるのですが、①の方法が一般的と言えます。
①の方法は、売主が一緒に回って、指摘した不具合を書き込んでくれるので楽です。でも、売主が一緒にいるので、ゆっくりと自分のペースで部屋を見ることができない難点があります。
②の方法は、自分達のペースで部屋をチェックできるのですが、自分達がシートに書き込まなければならない難点があります。部屋の箇所には、それぞれ建築的な呼び名があります。この呼び名を一般の人はよく知りません。ですので、②の方法ですと、記載の内容が適切か?という難点であるわけです。
それぞれに難点があるとなると、どうすれば一番適切な内覧会シートとなるのでしょう?その答えは、ゆっくりと自分達だけで部屋内を見る時間をとること、そして施工業者に内覧会シートに記入してもらうことです。具体的には、まず、施工業者側の説明が終わったら、自分達だけで部屋を見せてもらいたいと申し出ます。そして、ゆっくりと部屋の中を見て、不具合と思える箇所には付箋を貼ります。
付箋を貼ったら、施工業者に部屋に来てもらい、付箋の箇所の不具合の状態を説明し、施工業者に記載してもらうことです。こうすれば、ゆっくりと部屋の中を見れるし、内覧会シートも適切な表現となります。補修する施工会社が、買主の要望を聞き、状況を見て、書き入れる、これが本来の姿だと思います。添付の表は、施工業者側が書き込んだ内覧会シートの1枚です。内容をご覧になって頂くと、随分と専門的な言葉使われているのが分かります。

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