まい・ふーりっしゅ・はーと

京都発。演奏会や展覧会、読書の感想などを綴っています。ブログタイトルは、ビル・エヴァンス・トリオの名演奏から採りました。

こんなもん、いりまへん!

2010-05-30 10:35:36 | column

「こんなもん」なんて言うと、大変失礼なんですけれど、
もうこれ以上、公園に作ってもらわなくても、けっこうです。

それよりも、協会に関係する役員方の報酬を、ぜひ適正なものにしてください。
自分たちには、年間2000万近くの必ず当たる「宝くじ」って、アリですか?!

庶民のささやかな夢を食いものに、甘い汁をすする獏(ばく)みたいな、
公益(?)法人とは名ばかりの、私利私欲法(呆)人 日本宝くじ協会。

Kc370009


京都市交響楽団 第535回 定期演奏会

2010-05-22 16:37:32 | kyokyo

2010年5月21日(金)午後7時開演 @ 京都コンサートホール
指揮/広上淳一 独奏/ボリス・ベルキン(ヴァイオリン) 管弦楽/京都市交響楽団

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● シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」 作品97
いきなり、メインのプログラムかと思うような「重量級」のシンフォニーからスタート。
エンジンのかかり具合を心配する私をよそに、とうとうと流れる大河を思わせるような主題。

私の聴きどころは、途中で眠ってしまうせいで、真剣に聴いたことがなかった第4楽章。
この楽章が挿入されたことにより、最終楽章の祝祭的な雰囲気がいっそう際立つようです。

           *  *  *  *  *

● チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 作品32
待てど暮らせど、いかにもチャイコフスキー風の甘くとろけるような旋律は出てきません。
救済を求めるかのように、あてどもなく彷徨う魂。 不安定な浮遊感が全曲を支配しています。

とにかく圧倒的ド迫力、戦慄のクライマックス! ← ロードショーのキャッチコピーみたい。
我らがマエストロは、こういう曲を指揮させれば、まさに「天下一品!」の腕前です。

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● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
今宵のメインは、名匠ボリス・ベルキンさんをソロに迎えた、何とも贅沢なプログラム!
華やかな女性ヴァイオリニストとは一味違った、円熟味のある余裕たっぷりのステージでした。

私の好みから言えば、オーボエの奏でる主題から始まる第2楽章が、特に印象的でした。
京響の女性オーボエ奏者の方に、心の中で「頑張れ、頑張れ!」とエールを送っていました。

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● 広上淳一さん
広上さんの指揮される後ろ姿を見ていると、まるで美しい音楽が聴こえてくるように感じます。
もちろん音楽は耳で聴くものですが、視覚的な美しさも大切な要素であるように思いました。

広上さんの指揮と京響の紡ぎ出す音楽とが、ぴったり合致する幸福な瞬間が幾度もありました。
まるでオーケストラに合わせて広上さんがダンスしているような錯覚に陥ることも…!?


2010年 Jリーグ 第12節

2010-05-16 18:18:19 | sanga

京都サンガF.C. VS 横浜F・マリノス @ ニッパツ三ツ沢球技場
宮吉選手の強烈なシュートがネットに突き刺さり、2‐2のドロー。 久しぶりの勝ち点!

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■ CBの郭泰輝選手が累積による出場停止、代わって起用されたのが、本来SBの森下選手。
  一見、ひ弱な感じを抱かせるものの、彼が入るDFラインはけっこうしぶとく守ります。

■ ドゥトラ選手の先制ゴールは、なんと自陣からの単独ドリブル突破によるものでした。
  遅ればせながら、「カカ2世」との呼び声も高い逸材が本領を発揮し始めました。

■ 中盤のチエゴ選手も、少しずつJリーグのプレー・スタイルに慣れてきたようです。
  ボールさばきのテンポが速くなり、パスの精度もかなり上がってきたように感じます。

■ それにしても、このところのPKによる失点には、何ともやりきれない思いがします。
  選手はぎりぎりのところでプレーしているわけだし、一概に責めるわけにもいきませんが。

■ 後半は同点ゴールの宮吉選手を始め、若手選手が躍動感溢れるプレーを見せてくれました。
  レギュラー級のベテラン選手たちと比べても遜色のないプレーは、本当に頼もしい限りです。

            *  *  *  *  *

この後、リーグ戦はワールドカップ開催のため、約2ヶ月間の中断期間に入ります。
次の試合は7月に入ってから、ガンバ大阪とのアウェー(万博記念球技場)になります。

※ 下の写真(↓)は、京都新聞HPより転載いたしました。
Miyayoshi