まい・ふーりっしゅ・はーと

京都発。演奏会や展覧会、読書の感想などを綴っています。ブログタイトルは、ビル・エヴァンス・トリオの名演奏から採りました。

お薦めの1枚 - 五嶋みどり さん -

2011-01-29 11:10:19 | cd

シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ブルッフ : スコットランド幻想曲 作品46 (ヴァイオリンと管弦楽のための)

五嶋 みどり(ヴァイオリン独奏)
ズービン・メータ(指揮) / イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

メイン・ストリームからはちょっと離れているようですが、こんな魅力的な曲も!
思い入れのたっぷりこもった五嶋みどりさんの素晴らしさは、言うまでもありません。

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京都市交響楽団 ニューイヤーコンサート

2011-01-10 12:50:31 | kyokyo

2011年1月9日(日)14:30 開演 @ 京都コンサートホール・大ホール
指揮: 大友 直人(桂冠指揮者) / 管弦楽: 京都市交響楽団

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● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
ニューイヤーコンサートに相応しく、女性の楽団員の方々が美しいドレス姿で登場です。
こうしてみると、京響は女性の比率が高いオーケストラだということが、よくわかります。

タクトを振られるのが、桂冠指揮者の大友直人さん。 端正でスマートな指揮ぶりです。
リズムが大きく躍動して盛り上がるところも、そのスタイルは崩れることはありません。

特に印象に残ったのは、第4楽章のテンポ。 少し早めのテンポでぐいぐい進んで行きます。
重からず軽からず、こういう「中庸」のバランス感覚が、実は難しいところなのでは…?

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● ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ・ポルカ集(全6曲)
シュトラウス・ファミリーのワルツやポルカは、亡くなった父が生前よく聴いていました。
調べてみると、ボスコフスキー、カラヤン、小澤、アーノンクールと、4種類ものCDが!?

演奏された曲はいずれもお馴染みの曲ばかりで、とても楽しく聴くことができました。
「トンテンカン、トンテンカン」と打楽器(?)が活躍する「かじ屋のポルカ」が面白い。

たぶん、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの衛星TV中継の影響なのでしょうか?
京響の演奏を聴いていても、バレエのシーンが頭に浮かんできて、ちょっと困りましたが…

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以下、全くの余談ですが、ホール内で、現官房副長官の福山哲郎さんをお見かけしました。
波乱含みの通常国会を前にしての、ちょっとした骨休めの気分だったのでしょうか?

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