まい・ふーりっしゅ・はーと

京都発。演奏会や展覧会、読書の感想などを綴っています。ブログタイトルは、ビル・エヴァンス・トリオの名演奏から採りました。

2009年 Jリーグ 第33節

2009-11-30 12:43:51 | sanga

京都サンガF.C. VS 浦和レッズ @ 西京極陸上競技場
後半26分、中山博貴選手のヘッドであげたゴールを死守して、1-0の完封勝利!

            *  *  *  *  *

■ 前節の鹿島戦に引き続いて、CBに森下選手、左SBにイ・ジョンス選手という布陣。
 中谷選手の負傷欠場によって手薄になった、左サイドの攻撃を活性化させる意図かも?

■ 前半はレッズの波状攻撃に対して、サンガが時折、鋭いカウンターを見せるという構図。
  でも、ボールがなかなか奪えない、パスもつながらない… 自陣での攻防が続きます。

■ このじっとガマンの時間帯に、きっちりと守り切ったことが、後半に活きてきます。
  レッズの動きがやや鈍くなるにつれ、高まってくるサンガのボール・ポゼッション。

■ ここで、加藤監督が動きます。 運動量が落ちてきた林選手に代わって中山選手の投入。
  交代した選手が決勝ゴールをあげる! 出来すぎのストーリーですが、選手起用がズバリ。

■ 90分間、集中力が途切れなかった守備への意識。 身体を張った献身的なプレー。
  何より、「勝ってJ1残留を決めたい!」という強い気持ちが伝わってくるゲームでした。

            *  *  *  *  *

今節終了時点で、11勝8分14敗 勝点が「41」まで伸びました。 順位も11位に。
この勝利により、J1通算100勝、J1残留が決定しました。 ああ、よかった!

※ 下の写真(↓)は、京都新聞HPから転載いたしました。
Hiroki

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京都市交響楽団 第530回定期演奏会

2009-11-29 11:08:36 | kyokyo

2009年11月28日(土) @ 京都コンサートホール 大ホール / 指揮: 広上 淳一
独奏: 堀米 ゆず子(vn)、宮田 大(vc)、エル=バシャ(p) / 桑山 彩子(org)

            *  *  *  *  *

■ モーツァルトの「魔笛」序曲からのオープニング。 「魔笛」は、お気に入りのオペラです。
  オペラで歌われるお馴染みの旋律が続々と! と思いきや、案外そうでもなかった。

■ 続いては、ベートーヴェンのヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲。
  この曲は、世紀の大傑作なのか? 楽聖の駄作なのか? 生で聴くのは、初めてです。

■ 随所に登場するベートーヴェンらしい自由闊達な旋律。 ピアノ・トリオ風の曲想。
  実力派の両ベテランの間にあって、宮田大さんのみずみずしく美しいチェロが印象的!

            *  *  *  *  *

■ 20分の休憩をはさんで後半は、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」。 
  パイプオルガンは学校の行事で聴く機会がありましたが、コンサートホールでは初めて。

■ サン=サーンスと言えば、あの「動物の謝肉祭」。 チェロ独奏の「白鳥」が有名です。
  フランスの交響曲の中にも、こんな雄渾でスケールの大きな曲があったのですね?!

■ たぶん、広上=京響には相性ピッタリの曲だと思っていましたが、期待どおりの熱演!
  オルガンの荘厳な響きに包まれて、思わず知らず、涙が溢れてきました。 よく泣きます。

            *  *  *  *  *

広上さんのプレトーク、アンコール前のトークも、演奏会の楽しみのひとつになりました。
京響への愛情、聴衆への感謝の気持ちがこもったご挨拶。 素晴らしいマエストロです!

※ 下の写真(↓)は、京響ホームページより転載いたしました。
Hirokami

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DVD / 空中庭園

2009-11-24 17:06:37 | kakuta

2005年 「空中庭園」製作委員会 / 監督・脚本: 豊田 利晃 / 原作: 角田 光代
出演: 小泉 今日子 ・ 板尾 創路 ・ 鈴木 杏 ・ 広田 雅裕 ・ ソニン ・ 大楠 道代 他

            *  *  *  *  *

■ 家族っていったいなんなのか。 それを知りたくてこの小説を書いた。
  書いても見つけられなかった答えを、この映画は見せてくれた。 - 角田さんのコメント。

■ 確かに、原作の一部が省かれていたり、新たな演出が加わった部分もありました。
  ラストシーンは全く違っていましたが、家族の再生と希望は、はっきりと見えたような…?

■ ちなみに、角田さんのラストは、おばあちゃんのお見舞いから帰る路線バスの中。
  家族が揃ってはいるものの、思い思いの席に座り、それぞれが違う景色を眺めています。

■ この家族は、今後どうなっていくのか? はっきりとした答えは見出せないままでのラスト。
  それはそれで、角田光代さんの作家としての誠実さ・正直さを、私は感じています。

■ このDVDをみて、もう一度、角田さんの原作をじっくり読んでみたいと思いました。
  きっと、新しい発見があるような気がします。 そんな思いをおこさせてくれるDVDでした。

            *  *  *  *  *

最近の私は、以前みた映画の中から、印象的な作品(原作)を選んで読んでいます。
今、夢中になっているのは、イアン・マキューアンの「贖罪」(映画の邦題は「つぐない」)です。

Kuutyuuteien_2 

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頼まれるとなぁー

2009-11-19 08:59:52 | diary

久しぶりにお会いしたNさんから、昨日、電話がかかってきました。
部屋の整理をしたいので、手伝って欲しい? - 簡単に言うと、こういう用件でした。

そのNさん、一見すると、麻生前総理似の「小悪党」のような風貌なのですが、
実際のご本人はとても人当たりがよく、私とも話の波長がけっこう合います。

お部屋の整理を手伝うほど、親密な間柄ではないのですが、とりあえず「OK!」の返事。
但し、私はボランティアではないので、密かに「見返り」は期待していますよ…♪

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電車の中の珍発見?!

2009-11-18 08:45:26 | diary

向かい側の席に座っていた、中学生くらいの男の子。
何気なく、傘の柄に貼ってあるネーム・シールのスペルをたどってみると…

KOUSUKE INOUE… こうすけ いのうえ ?
あっ、井上 康介 !

ここ数日間は、たぶん学校でも、クラスメイトにからかわれたんだろうなぁー。
もちろん、彼は、整形も、絶食も、黙秘もしていない、ふつーの男の子でした。

コメント (2)
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