生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

チャ・ダルレ夫人の恋人 98

2019-03-15 20:02:45 | あの空に太陽を 68

ジノクの会社では、化粧品のテレビ販売が放映するたびに即完売するので、海外からも取引がひっきりなしにあり、大繁盛です。それを記念しての職員一同での記念パーティです。ミレもお祝いに花束を持って駆け付けたのでした。ボクナムは入院するためのボストンバッグを持って立ち寄り、ドアーの前にお祝いの花籠をそっと置いて立ち去って行きました。後でそれに気づいたジノク、中に入って直接渡してくれればいいのにとミレに愚痴ったのでした。その花籠には”愛するチャ・ジノクへ’と書いてありました。

ダルスクは気分が悪く臥せっています。ご飯の匂いを嗅ぐと吐き気がするのです。ホセが心配してアワビかゆを作りますが、においを嗅いだだけでげーげーするのでした。

ソヨン医者から帰って来ます。ヒョヌがどうだったか聞きます。妊娠じゃなかったとがっかりする返事、そうか、ダメだったかと落ち込むヒョヌです。あんな夢見たから。胃炎だって。父さん、どう接したらいいのかしら?家族に迷惑をかけるのではないかと、それでイライラするんだ。助けようと思わず、どうしたら役に立てるか考えるのがいい、お父さんの作ったチゲが食べたいとか、とヒョヌ。

ミレはダルスクが臥せっていると聞き、見舞いに来ます。好きでもないアイスを何で食べたの?ご飯の匂いを嗅ぐと吐きそうになるとダルスク。はっとしたミレ、ねえ、あなた妊娠じゃない?前に妊娠した時も、ご飯の匂いを嗅いで吐き気がするって言ってたわ。はっとするダルスク。後で計算するとやはりそうだったのです。心配してやって来たホセ、ダルスクはホセの顔を見ると、腹が立って、ひっぱたきます。信じられない!閉経が近い私が!全部あなたのせい!驚くホセ、何で俺を殴る?あんたが悪いのよ!何だ?どうしたんだ?あんた、私妊娠したの。ええ!驚き、満面に笑みを浮かべて大喜びするホセ。

ミレ来る。ドンヒョンが歯痛でミレと医者に行くと言う。その前に俺が作ったスパゲッティを食べて行けと言うジュノ。仕方なく食卓に着くミレ。サンゴンとは?とジュノ。もう終わったとミレ。にっこりするジュノ。父さんも心の広い男ではない。母さんは父さんとよりを戻すな、とドンヒョン。何を言う!とジュノ。義母さんが言ってた。自分の幸せは自分次第って。

帰宅したジノク、テヨンが、父さんは?ええ!家にいないの?母さんの会社で一緒だったんじゃないの?いいえ、来なかった!早速、ボクナムの位置情報を調べますが、ボクナムの携帯が切れていてわからなかったのです。慌てるジノク。寝室に入って行きます。机の上に携帯が置いてあり、その下にメモがありました。それには皆に迷惑をかけたくないから、療育院に入ると言う文言が。驚き、涙を流すジノク。帰宅したヒョヌ夫妻、その事実を聞き驚きます。父さん自分で出て行ったとテヨン。昨日ホセの所へ行って、色々自分のやったことを聞き、自分が散々家族に迷惑をかけていることを知った。それで療育院へ行ったんだとテヨン。

ミレ、ダルスクはボクナムの事を聞き、ジノクを慰めに来ます。夫が余分なことを言うからいけないのよとダルスク。昨日の朝は意外と優しかった。その時電話があります。それはウリチピ療育院からのものでした。キム・ボクナムさんのお宅ですか?ご主人がこちらの療育院に入院されましたと言う知らせだったのです。

ジノクは早速ボクナムの居る療育院へ行きます。部屋に入ったジノクを、振り返って見て驚くボクナム。泣きだすジノク。何で私たちが面倒見ようと言ってるのに、こんなところに入ったの?さあ!帰りましょう!と帰り支度を始めるジノク。それを止めて、俺は皆に面倒をかけたくない。そのうち家族の事が分からなくなる。そうなっても私たちが分かっているから大丈夫よ。いや、それでは俺が皆に迷惑をかけることになる。ソヨンたちにも自分の家に帰るように言え。ボケた老人の世話をせず、新婚生活を楽しめと!その晩、ジノクは、ボクナムのベッドの下の床に寝て、泊まって行きます。昔話をする二人。あなた意外と弱くて喧嘩でやられているのを、私が相手を殴って追いはっらった!にっこり笑うボクナムです。