生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

チャ・ダルレ夫人の恋人 94

2019-03-11 05:34:17 | 日記

ジノクは腕を振るってブインのためにご馳走を作ります。そしてブインの家でご馳走を4人で頂いたのです。ブインの母が好きだったカニチゲを作って。喜ぶブイン。母の作ったカニチゲと同じ味だと言って。ミレは昔の青少年歌唱参加の時の練習風景のフィルムを渡して、皆で懐かしくその演奏の映像を眺めました。これは結局ブインの母の事件で実現しなかったのですが。あの時実際に参加していたら、人生変わっていたかもと言うダルスク。いよいよブインはアメリカへと帰国する時間が迫っていました。年に数回しか来ない家、あなた住んで頂戴とダルスクに言うブイン。涙を流して喜ぶダルスク。私が帰国した時は泊めてね。でもそのうち買い取ってね、と言って。去って行く車を皆で送りました。

朝、歩いているボクナムとテヨン親子。テヨンが靴の紐を結び直している時、ボクナムはすたこら歩いて行ってしまいますが、よろけて転び、ベンチに頭をぶつけて倒れ、意識を失います。救急車で運ばれるボクナム。心配する一家ですが、そのうち意識を取り戻し、家に帰ると騒ぐボクナムです。

ソンジュはまだミレの所に住んでいます。今日はミレの特訓で柔軟体操をさせられてひいひい言っているソンジュ。ジュノに姉さんもったいない。やいてるの?邪魔したいだけじゃないの?とミレ。サンゴン先生をどう思っているの?付き合うか、利用するか?とソンジュ。勿体ないくらいいい人よ!会う機会が悪かったとミレ。

ホセとダルスク、子供を塾へ迎えに行こうと外を歩いていると、何と自分たちの双子の姉妹がアルバイトにビラ配りをしているのを見てしまいます。驚いて連れ帰り、説教。しかし結局、破産した両親が、新聞も牛乳も断って生活を切りつめているのを見た姉妹が家計を助けるためだったとわかり、パパが悪いのだと言って、親子4人抱き合って泣くのでした。

ミレさんの気持ちを伝えに来ました。彼女は先生の事が好きです。早く出会いたかったと言ってます、と伝えるソンジュ。直接ミレさんに言われたわけではないからと躊躇するサンゴン。

朝早く寝床から起き出したボクナム、向かった先は首になった会社でした。そして専務の部屋に入って行って、俺を首にした。長年会社のために尽くしてきた。専務は俺に汚い仕事を押し付けて、自分は甘い汁を吸っていた。文句を言い、掴みかかるボクナム、専務が呼んだ警備員に外へ連れ出されたのです。

次の日も、早朝に起きて会社に出かけるボクナム。この日はジノクも目を覚まし、後をつけていきます。行った先はやはり元の会社、今度は辞表を持ってやってきて、首になる前に俺は止めるからと言いますが、ジノクが一人残って専務にボクナムの認知症の事を話したのです。再びやって来たボクナム、世の中リストラが流行っても使い捨てするな!俺は十分頑張ったから後悔はない。長いことお世話にになりました。専務に辞表を渡し、ジノクと去って行きます。その姿を涙を流して見送る専務でした。