生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

チャ・ダルレ夫人の恋人 93

2019-03-08 16:10:24 | あの空に太陽を 68

ジノク、ミレ、ダルスク3人で入って来ます。ちょっと威圧されるサンゴンです。先生、何でこの家に?とミレ。叔母の家だから。ジュリアは何処へ?地方へ用事で行きました。そう、こうなったら、聞いてみましょう。とダルスク。ちょっと戸惑うサンゴンです。ジノク、聞きたいことがあるとサンゴンに。正直に言って!韓国名はジュリア?本当にご存知でしょう?電話して聞いてくださいとミレ。何でこんな時間に?とサンゴン。ジノクの商売を助けた。ダルスクの音盤を出版してくれた。ミレを次のミュージカルの主役に抜擢してくれたとジノク。それがどうした?知ってもいない人を応援なんてできないでしょ?とジノク。!電話をするサンゴン、しかしジュリアの携帯はオフになっていました。

帰宅したミレ、ソンジュが台所でガタガタ料理をしているので眠れません。あんたこんな夜遅く何しているの?明日の朝食の用意と、ドンヒョンのお弁当の用意よ。さっきジュノが来て、私が姉さんとの仲を裂くためにいると。姉さんは止めて!シスターよ!ドンヒョンのためによりを戻そうかと思ったけれど違った。気持ちはまえも今も同じ。よくケンカした。地獄だったとミレ。アメリカの父も怒ると人が変わったとソンジュ。

ジュノはミレの家に行きます。なんとそこにはソンジュがいたのです。どうしてここにいる?君は想像をこえている!出て行け!良心があるなら出て行け!子供を口実に、出入りするんじゃない!俺に未練があるんだろう?俺は君と関係ない!俺とミレから離れろ!私がいればあんたは来られない!ニヤリと笑うソンジュ。

ビラ配りをして、小遣いを稼ぐ双子の姉妹、踊りを踊って宣伝していたイルラン、その拍子に通行人にぶつかり、思わず抱き着いてしまったのです。何とその人はテヨンした。しばらく抱き着いていたイルラン、テヨンに前から惚れていたのですが、またまたその気持ちが増してしまったのでした。そしてもっと勉強を頑張って、テヨンと同じコヨン大学へ行こうと決心したのでした。

ジュリアはサンゴンとサンゴンの稽古場にいます。私が知っている叔母さんはビジネスに冷徹だ。なぜ、彼女たちを助けた?母が悪い男に騙されて借金をし、アメリカに逃げたの。そして結婚したけど、その男に騙されて、結局火事で命を落とすことになった。私も顔にやけどを負った。整形して何とか今の顔になったけど、縁あってサンゴンの祖父母の所で働いていて、養女にしてもらったの。あの人たちは高校時代の友人。今知ったとサンゴン。ジノクは私の母が頼母子講で負債を負い、結局大学行きも諦めなければならなかった。ダルスクの父は経営していたバス会社を手放さなければならなくなり、ミレの母は経営してた食堂を売る羽目になった。すべては私の母のせいだった。

ミレたちはサンゴンから、ジュリアがアメリカで火事に会い、母親は焼死、ジュリアは顔に大やけどをして、整形で今の顔になったことを話します。3人ははっとして、整形!そうだ!ブインは整形して顔が変わったんだと気づきます。ジュリアはブイン!パク・ブインだ!

ジノクはジュリアが気になって、サンゴンに電話をします。そしてジュリアが急にアメリカに帰国することになったと伝えたのです。それを聞いたジノクはミレ、ダルスクに伝え、あの女を許さない!めちゃくちゃにしてやる!27年も隠れていて、煙のように逃げるなんて!会って恨みを言わなければと慌てて3人で飛行場へと行きます。そしてジュリア(ブイン)は3人が来るのを待っていたのです。恨みつらみを聞くべく。好きにしてと言って陰から出て来たブイン。3人は今まで心に思っていたことも忘れて、思わず抱き合ってしまったのです!とても会いたかった!

ブイン!私たちをだましたわね!とダルスク。殺されると思ったとブイン。積もる話をするには3泊4日位の旅をしなければねとダルスク達。おばさん、亡くなったんだって?サンゴンの祖父母がいなかったら、韓国へ戻るつもりもなかった。去年義母が亡くなって、韓国へきて、その時あなたたちの事を探したの。あの日、体育館に私もいたの。隅に隠れていた。あなたたちの話を聞いて出られなかった。成功したらあなたたちの前に出ようと。あなたたちボロボロだった。皆私のせい!いいえ、そんなことない。皆経験することよ!と言って3人は慰め合うのでした。

さて、いよいよ病院の子供たちを慰問する病院での慈善音楽会当日です。ボクナムのチャンゴの演奏が始まります。緊張して固まってしまったボクナムの心を開いてくれたのは、前の椅子に座った病気の子供の大きな拍手でした。ボクナムは演奏しながら、会社を首になったときの事、スーパーで働いたときの事、色々走馬灯のように頭をよぎって行きました。そして素晴らしい演奏をし終えたのです。

そしていよいよブインの帰国する日が近づいてきました。ジノクは腕を振るって料理を作ります。その料理を持って、ブインの家で皆で食事をしながら、昔の思い出に花を咲かせました。楽しそうに!