生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

チャ・ダルレ夫人の恋人 91

2019-03-06 15:48:00 | あの空に太陽を 68

奥さん美人ですね。どうやって知合われたのですか?ああ!あいつが俺の勤めていた会社に入ってきて、それで知り合って結婚したんだ。母親が詐欺にあって大学へ進学できないで、苦労したんだ。ジノクが?何で名前を知っている?友達がそう呼んでいたから。他の友達の親も皆同じ。頼母子講に入っていたから。それで皆、親が家計破綻したんだ。皆苦労した。そうだったのかと心の中で詫びるブイン。さあ、帰ろうかとボクナムは立ち上がろうとしますが、足がふらつきうまく立てないのをブインが支えて家の方へと行きます。その時、ジノクが帰ってきて二人の様子を見たのでした。ヨボ!どうしたの?足をひねったようです。とブイン。有難うございますと言って家に入ろうとして、道に迷っていられるようでした、とブイン。ジノク振り返って、ありがとうございます。

ブインは自宅に戻って、悲劇は私だけではなかったのね。私だけだと思っていた。皆ごめん!みんなの人生駄目にした。(まだダルスク達はブインが、昔の4人組の仲間の1人とは気づいていないようです)

ジュノの病院。ソンジュ来る。お金を返してあげると言って小切手を渡す。借金も返済伸ばしてあげる。家の差し押さえ解いた。君が何かするときは必ず理由がある、その理由は何だ?とジュノ。俺に未練があるのか?薄笑いを浮かべて無言で出て行くソンジュ。

ミレとソンジュ、二人家で話している。ジュノさんに家を返した、姉さん!姉さん?嫌だその呼び方、止めて!シスターとよんで!とミレ。これからどうするの?以前住んでいた家がある。チャ・ダルレに入れて!ダメ!

ダルスク、ホセ、柿を取りに行ったけど、あの家全く変わってなかった。カーテンも取り替えてなかったとダルスク。そうか。俺が必ず取り戻してやるから。

ミレとソンジュ。夫婦にとって一番大切なのは信頼。二人には信頼がなかった。不倫して結ばれた人は幸福にはなれない。ハリネズミがくっつくとどうなる?とミレ。刺されるとソンジュ。そう、両方とも傷つく。夫婦は近づきすぎても、離れてもだめ。一つの部屋で、二つのベッドで寝るくらいの距離、それが一番、そうしたら快適に暮らせるわ。今度結婚したらそうして!もうしないわとソンジュ。どんな生き方でもいいから、幸せになって!とミレ。

写真を見れいるジノクとボクナム。一人一人指さして名前を言いますが、ヒョヌだけは出て来ないのでした。それでも朝歩こうと誘うヒョヌ、ボクナム、テヨンと歩きに行きます。そしてホセ、ジュノも加わって歩き始めました。

さてソンジュは、トランクに荷物を入れて、いよいよジュノの家から出ていく時が来ました。泣きそうⒿな顔をしてソンジュに別れを告げるドンヒョン。良い母になれなくてごめんなさい。良い母さんだったよ。抱き合って別れを惜しむ二人。ジュノはソンジュのトランクを持って送って行きます。もうすでに立派な車を用意しているソンジュ。ジュノにカバンを車に入れてと命令。ジュノはソンジュの新品の車に荷物を入れます。行くわ!すまないとジュノ。車が出て行くのを見送ったジュノ。大きく伸びをします。やっと解放されたと。

ミレは、これからやって来る親友2人のために、珍しく料理を作っています。その時呼び鈴が鳴って、入って来たのは何とソンジュです!今日はどんなお祝い?あんた何で?自分の家があるって言ったじゃない?今貸してあるから、契約が終わるまで帰れない。それまでここに居させて!ダメよ!出て行って!ホテルでもなんでもいいじゃない!ジュノに全部やったから、お金がないのよ。その時ダルスクとジノクがやって来ます。ソンジュを見て、この女がなぜ?兎に角中に入ってとミレ。彼女がいる理由は何?行く当てがないって。金持ちでしょう?ジュノに返したからお金がないって。貸している家が空くまでよ。とミレ。その時又ベルが鳴ります。入って来たのはブインでした。驚く一同。この前は失礼いたしました。(自動車をバックさせて、ダルスクがブインの車にぶっつけてしまったのでした)この方サンゴン財団の理事長だって、とミレ。すかさずソンジュがしゃしゃり出て、どうぞおかけになって。この街にいらしたことを歓迎いたします。アメリカにいらしたんですって?とソンジュ。私もニューヨークにいたのです。私はシカゴですけどとブイン。こちらにおられる方々は高校時代の同級生です。母親が生きているのはミレだけ。四番目のメンバーはまだいるのかしら?私たちの人生をぶっ潰した!仕返ししたい!とダルスク。私たちに供託金を送った人、なぜ私たちに合いにこないのかしら?どこで暮らしているのかしら?昔の仲間が話している話に、思わずトイレに行き、一人泣くブインです。高校時代を思い出していました。

家に戻ったブイン、電話をします。オ・ダルスクの事で打ち合わせを!誰か有力者に電話をしたようですが。