ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

2011年01月27日 04時09分17秒 | 教育・指導法
この部屋の小窓。


昔二階ベッドがあったときにちょうどよい高さだった。


両親が離婚後。


母はよく男を家に連れてくるようになった。


14歳の私には、なにもかもムカついた。母にも、その男にも。


ある夜、ある男が泊まっていくことになった。


弟や妹にはまだそれがどんないみなのかはわかっていない。


私は、夜中にそうっと、その男の靴を片方だけ捨ててやった。


そう、その二階ベッドの小窓から。


小窓の外は隣の家の壁との隙間だ。そこに捨ててやった。


朝になって、案の定騒ぎ出した。
靴がない!と。


当然私はしらばっくれていた。


弟が調子に乗って、いいカッコしようと必死になって探している。


すると、な、なんと二階ベッドに上り、あの小窓から外を覗き込む。


「あっ、ここに捨ててある!」


そこから責められるのは私だった。(と言ってもあまりよく覚えていない。)


いまは開けられることもほとんどないこの小窓。


いや、開けないのではない、開けるのがなんとなく怖いのだ。


それでも私はいまでもこの家に住んで、ここで生きている。

一年生女の子

2011年01月27日 03時37分03秒 | 教育・指導法
少林寺拳法にもドリームコースにも来ている女の子。

ある日から学校でも家でも無気力になってしまったらしい。


学校でも何もしようとしない。


お母さんは困っている様子だった。


先週の金曜日に30分ほど時間が空いたので、


「よかったら連れてきませんか?」


とお母さんに連絡した。


お母さんは


「もう長坂先生にしかすがるところがありません。」

「頼る」とは長坂はよく言われるが、「すがる」と言われたのは初めてだった(苦笑)


その一年生女の子と少しお話もしながら、疲れをとってやった(詳しくは割愛)


火曜日にお母さんに会った。


「見違えるように元気になって、本当にびっくりしました!次は私がやってほしいです!」


と言ってた。


私の信念は


目の前の人を大切にする。

どんなことでも自分から押しつけることや差し出がまましいことはしない。


しかし、長坂を必要としてくれる人や必要としている子どもたちには長坂は全身全霊で接する。


必要としてくれる人や、必要とされていることに一生懸命誠意をもって取り組む。


それでいいと思っている。

世界平和を語るなら、まず目の前の人を大切にすることである。


深遠なる思想を語るよりも、近所の人にまず挨拶をすることである。


一歩一歩とあるいたとき、その後ろに道ができる。


今日、コインランドリーを待っているときに車でテレビを観ていた。


救命病棟24時だ。


主役の江口洋介が言った。

「目の前の命だけをみろ。いま目の前にある命だけに全力を尽くせ。」


一人一人ができることは限られている。


それぞれが自分の分野分野で全力を尽くす。


それでいいのではないだろうか。


自分にもできることから始めみよう!

テニスプレーヤー

2011年01月27日 03時08分55秒 | 教育・指導法
ソフトテニスをやっている中学一年生男子がドリームコースに来ています。


和歌山県下でもトップクラスのプレーヤー。


小柄だが、性格が素直でとても教えやすい。
そして、素直な子どものお母さんは間違いなくいい方。この子の場合もそれが当てはまります。


いいご両親だから、いい子に育つということなのでしょう。


ソフトテニスのレベルが高いので、トレーニング指導などにも意識が高いです。

だから、趣意説明(なんのためにこのトレーニングをするのか、どんな効果があるのか)をしてあげます。

それを理解する力ももっています。


育夢学園は、少林寺拳法の教えを広く社会教育として展開する目的をもっています。


拳法はしないが、少林寺拳法のもつ教育性を様々な分野で活用していくこと。

それが少林寺拳法教育を現代社会に生かす一つの方法だと思います。

崖のぼり

2011年01月27日 02時43分18秒 | 教育・指導法
私たちが子どもの時は外遊びの中で本当に崖のぼりなどもしたものです。


今日の育夢学園ドリームコースで崖のぼりを体験させました。


といっても遊び感覚の運動です。


舞台とセーフティマットを使います。


私もやってみましたが、これがなんとも楽しい!


内容は筆舌にし難いので、明日写真かムービーをアップします。