ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

太宰はADHDか?

2011年01月13日 15時14分17秒 | 教育・指導法



読了。


「太宰治ADHD説」


(富永國比古・三五館)


~医師の読み説く「100年の謎」~



長坂「尾崎豊とともに、「境界性人格障害」の典型としてあげられる太宰治。しかし、この著者は、太宰は境界性人格障害ではなく、ADHD(注意欠陥・多動性障害)とAS(アスペルガー障害)であると。」


みなさん、太宰は好きですか?



伊達直人

2011年01月13日 00時34分07秒 | 教育・指導法
伊達直人とタイガーマスクは自分の中の目標であり、生き方の指針でした。


ちょうど、今回の話題になる数ヵ月前に少林寺拳法の稽古で、タイガーマスクのオープニング曲をYouTubeで見せた。


そのときは、


「お前は虎だ虎になるのだ!」


のセリフを大会前の演武の稽古に役立てるために使った。


虎に変身しろ!


ということ。


結果は…


子どもたちのテンションが上がり過ぎて、期待していたほどの効果はなかったかも。(苦笑)


そのときに、「タイガーマスクと伊達直人」について熱く語った。


思いの外、子どもたちはめちゃくちゃ食いついてきた。


子どもたちのなかに「伊達直人」という名前はインプットされたようで、今回ニュースで話題になると、


「長坂先生、伊達直人ってテレビで言ってたよ(^.^)」


と言ってくる。


私は、地元の児童養護施設で15年間少林寺拳法の指導をメインに関わりをもたせてもらっている。


今回の現象は悪いことではないが、やり方も過ぎればただの話題づくりだけに終始してしまうと懸念する。

それは施設側やそこに暮らす子どもたちの立場で考えてあげてほしいと思うから。


児童養護施設が必要以上にピックアップされ、そこに暮らす子どもたちが学校などで何か言われないか。
不必要な同情や哀れみの見方をされないか。


子どもたちは施設で暮らしているということを自分からはあまり言わない。


卒園しても、そのことにはふれてほしくないという子どもたちもいる。


また、昔の孤児院と児童養護施設も違う。


本当は子どもたちと一緒に暮らしたいが、諸事情により施設に預けなくてはいけないという理由の保護者もいる。


今回のことで、そこに暮らす子どもたちや預けている保護者の方たちが辛い思いをしないようにだけはしてもらいたいと個人的には思っている。


ココ・シャネルは孤児院出身。


日本では、たかの友梨(たかの友梨ビューティクリニック)や坂本博之(ボクサー) は自身が児童養護施設で暮らしていたことを著書などで公言し、そして精力的その福祉活動を展開されている。


寄付をされることはありがたいことだ。


しかし、それ以上に今回の話題をきっかけに、正しく児童養護施設や乳児院のことを理解してほしい。


そして、何よりも施設を出た子どもたちが、安心して生きていける、安定して生活していけるという社会制度やものの見方ができる社会になってほしい。


有名な言葉に次のものがある。


「ノーブレス・オ・ブリッジ」(恵まれたものは、恵まれないものに対して、聖なる義務がある)


偉そうに書いてすみませんでしたm(__)m