

今年は35℃を越える様な猛暑が続きましたが、我が家は例年通り、エアコンの無い生活。ベランダをゴーヤの緑のカーテンで覆っているので、室内は意外と過ごし易いのですが、それでも外気温が35℃を越えると、室温も32℃程度には成ります。
こんな温度の中でパソコンを使うと、以前はPCの電源部分が壊れましたが、昨今の消費電力の低いCPUではパソコンのオーバーヒートは希。むしろ人間の耐久力の方が先に限界を迎えます。
8月25、26日の土日も、在宅仕事で図面を仕上げる予定でしたが、室内は32℃越え。土曜日はパソコンの画面の前で、ただひたすら汗が垂れるのに耐えて一日が終わりました。肝心の図面は全くはかどりませんでした。日曜日は日中の仕事は無理とあきらめて、早朝から自転車で鴨川を目指しますが。
養老渓谷で休憩しながら、仕事先に電話を掛け「クーラーが無いので提出を一日待って下さい」という?”社会人としてはどうよ?”という言い訳をします。後ろで蝉が大合唱しているのには困りましたが、どうにか了承を取り付けます。(しっかり熱帯夜の中、徹夜で仕事は片付けました)
朝9時の養老渓谷は既に32℃。最高気温は37℃に迫り、下り坂ですらドライヤーの熱風の中を走っている感じ。清澄山の登りでマジで意識が飛びかけました・・・。
そんな猛暑もそろそろ終わりを迎えますが、4株植えたゴーヤは大量に収穫でき、近所や実家に配る程に。お盆頃に雌花が咲かなくなりましが、追肥を与え、暑さがピークを過ぎたら再び実を付け始めました。
ゴーヤの花は早朝4時頃から開花し始めますが、花には様々な昆虫が集まって来ます。ミツバチ、セセリチョウが常連ですが、最近はクマバチがブーーンと豪快な羽音をさせています。クマバチ、大型の黒いハナバチですが、性格はミツバチよりも温厚です。捕まえたりしない限りは絶対に刺す事は有りません。
体の重さの割りに羽が小さいので、物理的に飛行は不可能と言われていました。その結果「不可能を可能にする」代名詞ともされています。ところが近年は空気の粘性を考慮に入れて飛べる理由が解明されました。
さて、そんな我が家のゴーヤですが、本日はセセリチョウがハナグモに捕食されていました。緑色の保護色の小さなハンターですが、自分の体の何倍も在りそうなチョウをガッチリ捕まえています。写真を撮っても逃げるそぶりも有りません。
空を飛べるチョウやハチ以外に、小さなクモ類が多いのも我が家の無農薬のベランダの特徴。どこからやって来るのか不思議です。ベランダ園芸の楽しみは、害虫も含め、小さな生き物を観察できる事にも在ります。
9月に入り、朝夕の気温も幾分下がってきました。そろそろ秋の園芸の始まりです。
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