■ マンションの修繕積立金は大丈夫ですか ■
早い方は、個人の資産保全は対策済みでしょう。
しかし意外と盲点なのが、マンションの修繕積立費。
大規模なマンションでは億単位の預金が銀行に積み立てられているはずです。
当然、ペイオフ対策はされているでしょうが、
8兆円ばかりのペイオフ積立金では、
メガバンクの破綻は救えないでしょう。
「積立マンション保険」に加入されている組合も多いかと思います。
もう一度、契約書を読み直した方が良いかも知れません。
「利率が良い」という事は、現在の状況では「リスクが高い」と同義語です。
年末に掛けて金融危機が深刻化する様なら、
積立金を一度現金化して、「貸金庫」にでも保管する方が安全かも知れません。
ペイオフ対策がされていれば、
住民から管理組合が責められる事は先ず無いでしょうが、
やはり「億」からのお金が消えてしまったら、
マンションの修繕計画にも狂いが生じ、
結果的に資産価値が減る結果となるかも知れません。
金融機関にお勤めの住人の方がいらしたら、
理事会の方は、相談されると良いでしょう。
銀行に相談しても、
「メガバンクが潰れる時は、日本が潰れる時ですから」
としか言われません。
・・・これを無責任と言わずして何と言うのでしょうか?
生命保険屋さんも、同じ事を言いますよ。
「ニッセ○が潰れる時は、全部の生命保険会社が潰れてますから・・」
・・そこから先は、どうやら考えたく無い様でした。
言い換えれば、日本がもうアカン・・・っとなる時は銀行(個人資産)も
道連れって事ですよね ><;)。
>「ニッセ○が潰れる時は、全部の生命保険会社が潰れてますから・・」
全部が潰れて、○ッセイだけが生き残れるって分けでもないでしょう・・・・。
正直、流石にそこまではいかにと思って(願って)いますが、"冬の時代"が
来る事は確かなのでしょうね。 さて・・・自分はその寒さに耐えられるかなぁ...。
「お金の価値が無くなる」と聞いてもピンと来ませんが、程度の差こそあれ、インフレとはそういう現象です。
インフレ対策としては、「お金を物に変える」事ですから、人々は銀行預金を解約しようとします。しかし、気金融危機の状況下では、銀行の融資は不良債権化していますから、銀行が現金化出来るのは、日本国債という事になります。そこで、日本国債が市場に放出され、国債が暴落して、国家財政破綻が一気に起こります。
「メガバンクが潰れる時は、日本が潰れる時ですよい」というのは、無責任な発言の様ですが、至って論理劇でもあるのです。
社会現象は至ってヒステリックな現象です。普段ではあり得ない事が、きっかけさえあれば、一気に進行します。これを世間では「万が一」と読んだりします。そして「万が一」に備えるのがリスクヘッジです。