■ イタリアのウイルスはドイツから流入? ■
ヨーロッパで最小に新型コロナウイルスの爆発的感染が発生したイタリアですが、感染は遅くとも1月、速ければ昨年末に始まっていたのでは無いかというのが、最近の現地の医療関係者の見解。昨年末には原因不明の肺炎の患者がかなり発生していた様です。
最新の情報では、イタリアのウイルスはドイツを経由して流入した可能性も指摘されており、ヨーロッパでの隠れた感染拡大は、武漢で最初の感染者が発見されて同時期、或いはそれ以前だった可能性も有ります。
■ 日本でも昨年末には原因不明の発熱患者が多発 ■
都内の看護師達が書き込みをするLINEの内容が一部ネットに流れていますが、昨年末頃から原因不明の発熱の患者が増えていたと書かれているそうです。
私も実際に、1月15日に発熱が有り、インフルエンザを疑いましたが(節々が痛く、ダルかった)、翌朝には解熱して、乾いた咳の症状がしばらく続きました。この頃、仕事先でも若者達が皆マスクをしてコホンコホンとやっていた。症状が酷い人は病院に行ってインフルの検査をしていましたが隠性だった。
当時既に、私は「これってコロナじゃない?」って疑っていましたが、今ではほぼ確信に変わっています。
■ 水際作戦はウイルスが蔓延した後だった? ■
イタリアでは、最初の感染者は中国からの入国者で1月30日とされています。その後のイタリア政府の行動は迅速で、1月31日には中国からの入国を禁止、2月21日にロンバルディア州コドニョ村で国内最初の感染者が見つかった直後に、周囲の地域はロックダウンされました。
感染拡大を受け、イタリアは全土にロックダウンを広げていきましたが、感染はあらいる所で発生しています。
これは、「ウイルスが武漢発で広がっている」という想定が間違っていた可能性を示唆しています。ウイルスは1月、或いは秋ごろにはイタリアに侵入していた。しかし、そんなウイルスの感染が拡大しているなどと疑いもしない医療現場では「謎の肺炎」とか「原因不明の発熱」とか「症状の重い風邪」程度の扱いしかしていなかったのでしょう。
もし、イタリアで昨年秋頃からウイルスが広がっていたなら、世界の殆どの地域で、昨年末には、ウイルスは既に浸入して感染を拡大していた可能性は高くなります。
■ 「大変だ、SARSが発生した」との書き込みが無ければ、ただの風邪だった? ■
武漢のコロナ騒動は武漢の意思がSNS上で「大変だ、SARSが発生した」と書き込んだ事から始まりす。その後、当局も新型コロナウイルスの感染を認め、武漢で医療崩壊が発生して、世界の注目の的となりました。
ところで、この医師や仲間の意思が、新型コロナウイルスを「謎の肺炎」とか「原因不明の発熱して処理していたらどうでしょう。もしかすると、患者の多くが「原因不明の肺炎」として処理され、医療崩壊を起こす事も、あれ程多くの犠牲者を出す事も無かったかも知れません。
世界も、「武漢の悲劇」が起きなければ、「今年は風邪に掛かる人が多いな」程度で済んでいたかも知れません。高齢者の多くは、風邪に掛かっても肺炎で亡くなる事が多いので。
ただ、基礎疾患を持つ若年者でも急変して亡くなるので、遅かれ、速かれ、新型ウイルスの存在は明らかになっていたとも思いますが・・・・。
■ 感染が昨年末から始まっていたのなら日本は、既に収束に近い ■
韓国の感染者数が減少に転じたのは2月29日頃。韓国より緩い防疫体制を敷いていた日本の感染ピークは2月中旬から下旬だった可能性が高い。
そこから1か月程経過していますから、日本は現在、感染末期の状態にあるかも知れません。これに関しては、PCR検査の件数が少なすぎて、統計的な予測が出来ない事が、日本の最大の問題点です。
残念な事に、抗体検査キットの精度が悪いとの情報を頂きましたので、抗体検査で日本の感染実態を明らかにする事が現状出来ませんが、昨年末からウイルスが浸入していたとすると、クラスター対策班がやっていた事は「自己満足」みたいなもので、たまたま「発症」したと、その周辺をトレースしたに過ぎません。
そもそも、どれだけの日本人が37℃の発熱で、会社を危険に晒すでしょうか?きっとコロナ?と疑っても、素知らぬ顔で満員電車に乗り、オフィスで仕事をしていた事でしょう。
■ もしかするとアジア人は抗体を持っていた? ■
幸いにして、このウイルスは日本人ではほとんど重症化しません。東京都も軽症者が98%と発表しています。
興味深いのが、高齢者でも殆ど重症化しない事で、ダイアモンドプリンセスでも死亡したのは基礎疾患のある方ばかりでした。
これだけの感染力が有り、昨年末から感染が広がっていたならば、高齢者施設での院内感染の事例がもっと在りそうですが、「原因不明の肺炎」として処理されていたのか、或いは、高齢者も含めあまり重症化しないのか?
後者の場合は、高齢者が元々古い抗体を持っている事も考えられます。日本だけでなく、アジア各国は高齢者も含め、死亡者がい異常に少ない。これは中国も同様です。(武漢は医療崩壊が原因)
仮に何十年か前に似た様なコロナウイルスの感染がアジア各国に広がって、高齢者が抗体を持っていたらどうでしょうか。コロナウイルスの抗体は、半年程で消えるとも言われていますが、これは抗体の効力が消えるだけでは無いか。コロナウイルスは変異を繰り返していますから、去年の風邪と今年の風邪は微妙に違う。ただ、以前の抗体が或る程度は働くので、感染しても軽症で済みます。
今回の新型コロナウイルスも、若い人の感染率が高いので、若い人の間では爆発的に感染する。ただ、弱毒性なので、無症状か軽症の人がほんどです。一方、高齢者に感染者が少ない様な気がします。
ダイアモンドプリンセスでも、巨大な老人ホームの様な船の中で、意外に感染率は低かった。
これと同じ様な例を私達は知っています。「新型インフエンザ(H1N1)騒動」です。アメリカで若者も含めて死亡率が高かったので、世界が警戒し、WHOがパンデミック宣言を出しましたが、アメリカ以外では死者や重症者は少なく、超弱毒のインフルエンザだった事が判明します。
実はH1N1型は古いAソ連型の変異株で、高齢者を中心に抗体を持っていた事が幸いしました。インフルエンザで重篤化し易い高齢者が抗体で守られていた。
・・・・どうも、今回に新型コロナウイルス騒動も似たような「臭い」を感じます。未だ、人々の往来が今程盛んで無い頃、アジアではこのウイルスに近いコロナウイルスが一度流行している・・・・・。
確かにBCGによる補助的効果は在るかも知れませんが、それだけで、アジア諸国での高齢者の重篤化率の低さは説明出来ません。来年頃には真相明らかになるかと思いますが、もし当たっていたら、誰か褒めてね・・・。
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