■ NHKの「日曜討論」のひとコマ ■
最近日曜日の朝10:00からは娘とアニメ「クロスゲーム」を見ています。
娘というよりは、私の方が楽しみにしていて、
「タッチ」や「H2」を思い出しながら、
あだち充の「ゆるーいスポ根」を、ニヤニヤしながら見ています。
今朝、10:00少し前にTVを付けたら、
NHKで「日曜討論」をやっていました。
「地球温暖化対策・誰が負担する?15%削減で家計は?」というテーマ。
あいも替わらず、面白くも無い面々の顔が並んでいましたが、
福島瑞穂がやけに老けたのには驚きました。
土井さんの方が、「鉄の女」みたいで格好良く年を取っていた気がします。
派手な色のスーツを着るには、髪が黒すぎるのかもしれない。
顔立ちも基本的には優しい顔立ちだから、
誰か、きちんとコーディネータかスタイリストを付けてあげれば、
少なくとも討論番組に、華くらい添えられそうなんだけど・・・。
(言っている事は、相変わらずの古臭いリベラルで、新鮮味ゼロ)
ウクライナのティモシェンコ首相みたいな女性が日曜討論に出演していたら、
毎週、TVの前に釘付けなのに・・・
ドイツのメルケルも悪くないな・・。
なんて、バカな事を考えながら、
これまたツマラナイ論議を漠然と聞き流していたら、
自民党の野田氏が、京都議定書の1990年基準年の
カラクリについて説明し始めました。
・・オ!オ!!
TVで自民党の政治家の口から、この件に言及があるとは、
しかもNHKで!!
■ 司会者があわててさえぎり、岡田氏がフォロー ■
野田氏が、
「京都議定書の基準年はヨーロッパに有利に設定されており、
1990年はヨーロッパが拡大する直前で排出量が多かった。
その後、EUは拡大し、全体の排出量は減っていて、
今回の彼らの削減目標である1990年比14%減は既に達成されている・・・」
ここまで、野田氏が熱く語っていると、司会者が慌てて遮ってしまいました。
「野田さん、時間がありません。 岡田さん、国民負担は・・・」って。
民主党の岡田氏は
「ドイツもイギリスも1990年よりも削減している」と司会者をフォロー。
それきり、この話題は打ち切り。
イギリスもドイツも1990年時点では省エネに熱心ではありません。
設備も不効率なものでした。
最新設備に変える時点で、二酸化炭素の排出量の削減は
副次的効果として達成されます。
ところが、日本は1990年当時、既に充分な省エネが成されていて、
経済成長を続ける限り、二酸化炭素の排出増大は避けられませんでした。
(尤も、バブル時代は電力会社主導で、200V化の検討がされたり、
夜間電力によるライトアップ促進キャンペーンを打っていて、
およそ、省エネとは逆のベクトルが働いていた事も
反省しなければなりませんが・・。)
野田氏はこの点にも言及しいます。
「日本は世界で最初に実質炭素税を導入した国です。
オイルショック以降、血の出るような思いで省エネを実現してきました。」
実質的な炭素税が何であるかには言及がありませんでしたが、
高額なガソリン税であったり、電力税あたりの事でしょうか?
■ 自民党が共和党、民主党が民主党 ■
ここら辺の対立構図は、アメリカの共和党と民主党を見ているようです。
温暖化対策による、経済への圧迫と国民負担、
それに相応する温暖化防止が可能であるかが議論されるべきで、
温暖化に反対したら、「悪」。賛成したら「正義」という図式は滑稽です。
民主党は国民に媚を売る為に、「温暖化防止促進」を戦略として取り入れ、
自民党は防戦に立たされる一方なので、首相自ら「15%削減」を提唱する。
良識的意見は野田氏の様な意見なのに、
温暖化防止の大波の前には、無視されてしまいます。
もう少し、自民党に論理的に戦って欲しい所です。
その点、共和党は頑張っています。
■ 温暖化防止でメリットがあるヨーロッパ ■
EUは温暖化防止の論議を絶えず先導しています。
それは、ヨーロッパは温暖化防止でメリットがあるからです。
余剰排出権を売る事も出来ます。
成長の余地の無い産業に、新たな産業が生まれるかもしれません。
しかし、ヨーロッパにおいても、自然エネルギーは大赤字です。
国民が高い電力を購入する事で、賄われています。
ドイツは環境意識が高く、新規の原子力発電所を建設していませんので、
その見返りとして、あえて国民が高い料金で自然エネルギーを購入しています。
フランスは原子力発電の推進国で、
原料の精製から、廃棄物からの再抽出まで、ノウハウと実績を持っています。
フランスも、温暖化防止でドイツとは別のメリットが生じます。
■ 日本はどうすれば良いのか ■
日本も優れた原子力技術を持った国です。
アメリカはスリーマイル島の事故以来、新規の原子力発電所は建設していません。
しかし、GEやウエスチングハウスなど、優れた原子力企業を擁しています。
ウエスチングハウスは東芝が事実上買収しました。
GEは日立と提携しています。
三菱重工はフランスのアレバと提携しています。
世界の原子力ビジネスは、この主要3グループに集約されました。
今後、火力発電所の建設が、BRICS諸国においても制約を受ければ、
原子力発電の需要は飛躍的に高まります。
この点で、日本の布石は打たれています。
但し、安全性の点は別問題です。
新興工業国や途上国で、安全な原発運営が可能かどうか、
廃棄物の管理、プルトニュームの抽出の危険性は未解決です。
■ 自然エネルギー ■
自然エネルギー分野でも日本は優れた技術を持っています。
高い半導体製造技術がありますから、
伝統的に太陽電池技術は最先端を走っています。
LEDの製造技術も世界有数です。
風力発電も、プロペラや発電機の技術は世界有数です。
但し、自然エネルギーは発電コストが高いので、
現状、補助金無しでは採算ベースに乗りません。
■ バイオマス ■
バイオエタノールは穀物(でんぷん)からは効率的に製造出来ます。
例えば、トーモロコシを原料にしたバイオエタノールがこれに当たります。
ブラジルのサトウキビ由来のエタノールも効率的です。
しかし、建築廃材や稲のワラなどからは、効率的に作る事が出来ません。
そもそも、バイオエタノールを精製するのに、
得られるエネルギー以上の、石油や電力を投入する必要があり、
バイオエタノールはそもそも、エコではありません。
アメリカで一時ブームになっていたバイオエタノールは、
余剰生産のトウモロコシをエタノールに加工する事で、
需給バランスを崩し、穀物相場を吊り上げる、穀物メジャーの戦略でした。
原油価格が下落した現在、多くのエタノール工場は操業を停止しています。
そもそも、アフリカの最貧国がトウモロコシの高騰で飢餓にあえぐ政策の
どこがエコなのでしょうか?
現在の技術では、バイオマスは非エコ技術です。
■ エコでないけど、商売にはなる ■
基本的に産業界の認識は
「地球温暖化問題の解決策はエコでは無いけれども、商売にはなる」
という事で一致しています。
「ただ、削減目標をあまり高く設定されると、対策費用が利益を上回るので、
産業界だけでなく、国民に広く浅く、負担を肩代わりして欲しい。」
というのが、本音。
ほらね、民主党の岡田さんが言っている事が理解出来るでしょ。
だいたい、エコ・エコって言うヤツ程、信用できません。
■ エコとは持てる物のエゴ ■
エコなんて意識した事もない、ニートやフリーターの生活が一番エコです。
プリウスに乗っているような方は、ある程度可処分所得も多く、
その分エネルギー消費が多いはずです。
庭付き一軒屋は、4畳半一間よりも格段にエネルギーを消費します。
エコを意識する家庭はだいたい清潔です。
毎日お風呂を沸かすので、ガスの使用量は多いはずです。
朝シャンや出掛けのシャワーも欠かさないかもしれません。
マイバックで買い物をしますが、
新品のゴミ袋でゴミを出します。
健康に留意して、食事にも色々な手作りメニューが並びます。
大量に調理するより、少しずつ調整する方が圧倒的にエネルギーを消費します。
コンビに弁当はエコですが、贅沢な手料理はエコではありません。
ベランダに花を植えれば、二酸化炭素を吸収しそうですが、
枯れてゴミに出せば二酸化炭素を排出して収支はゼロ。
さらに、土を購入すれば、土の代金は輸送のエネンルギー代金と等価です。
梱包のビニールや、苗のビニールポットはゴミになります。
最低限以上の生活を志すと、余計なエネルギーを消費します。
エコを意識する程度に裕福な家庭は、
基本的にエネルギー消費が大きく、実は非エコの家庭なのです。
エコとは持てる者のエゴでしかありません。
■ エコとどう付き合うか ■
環境問題は突き詰めて考えると、自己否定に行き着きます。
多くの方が、無力感にとらわれ、諦めの境地に達します。
エコ、エコと喜んでいるのは無邪気な妄信者か、
したたかなビジネスマンです。
私は小学生の頃から植物や昆虫や自然が大好きでした。
ですから、エコロジーに興味を持ち始めたのも高校生の頃、
今から30年程前になります。
自分でも「車に乗らない」とか、「エアコンを使わない」とか
いろいろ、心に決めた事があります。
しかし、一方では、オーディオが好きであったり、
熱帯魚を飼っていたりして、エネルギーを浪費しています。
結局、エコとは、エネルギーを浪費する生活の「免罪符」なんだなと考えます。
地球温暖化みたいな、うそ臭い話は別とそても、
自然環境に人間の経済活動が過負荷にならないように心がける事は大事です。
ですから、皆さんがエコを志す事は大いに賛成です。
エコとはほんのちょっとの「もったいない」で良いと思います。
まだ使えるから、もったいない。
電気を付けっ放しは、もったいない。
エコとは、経済発展とは、正反対の道程だと思います。
エコとは快適を諦める事でしか実現しません。
産業界や国家がエコを口にする時、その度にエコは損なわれていきます。
最近日曜日の朝10:00からは娘とアニメ「クロスゲーム」を見ています。
娘というよりは、私の方が楽しみにしていて、
「タッチ」や「H2」を思い出しながら、
あだち充の「ゆるーいスポ根」を、ニヤニヤしながら見ています。
今朝、10:00少し前にTVを付けたら、
NHKで「日曜討論」をやっていました。
「地球温暖化対策・誰が負担する?15%削減で家計は?」というテーマ。
あいも替わらず、面白くも無い面々の顔が並んでいましたが、
福島瑞穂がやけに老けたのには驚きました。
土井さんの方が、「鉄の女」みたいで格好良く年を取っていた気がします。
派手な色のスーツを着るには、髪が黒すぎるのかもしれない。
顔立ちも基本的には優しい顔立ちだから、
誰か、きちんとコーディネータかスタイリストを付けてあげれば、
少なくとも討論番組に、華くらい添えられそうなんだけど・・・。
(言っている事は、相変わらずの古臭いリベラルで、新鮮味ゼロ)
ウクライナのティモシェンコ首相みたいな女性が日曜討論に出演していたら、
毎週、TVの前に釘付けなのに・・・
ドイツのメルケルも悪くないな・・。
なんて、バカな事を考えながら、
これまたツマラナイ論議を漠然と聞き流していたら、
自民党の野田氏が、京都議定書の1990年基準年の
カラクリについて説明し始めました。
・・オ!オ!!
TVで自民党の政治家の口から、この件に言及があるとは、
しかもNHKで!!
■ 司会者があわててさえぎり、岡田氏がフォロー ■
野田氏が、
「京都議定書の基準年はヨーロッパに有利に設定されており、
1990年はヨーロッパが拡大する直前で排出量が多かった。
その後、EUは拡大し、全体の排出量は減っていて、
今回の彼らの削減目標である1990年比14%減は既に達成されている・・・」
ここまで、野田氏が熱く語っていると、司会者が慌てて遮ってしまいました。
「野田さん、時間がありません。 岡田さん、国民負担は・・・」って。
民主党の岡田氏は
「ドイツもイギリスも1990年よりも削減している」と司会者をフォロー。
それきり、この話題は打ち切り。
イギリスもドイツも1990年時点では省エネに熱心ではありません。
設備も不効率なものでした。
最新設備に変える時点で、二酸化炭素の排出量の削減は
副次的効果として達成されます。
ところが、日本は1990年当時、既に充分な省エネが成されていて、
経済成長を続ける限り、二酸化炭素の排出増大は避けられませんでした。
(尤も、バブル時代は電力会社主導で、200V化の検討がされたり、
夜間電力によるライトアップ促進キャンペーンを打っていて、
およそ、省エネとは逆のベクトルが働いていた事も
反省しなければなりませんが・・。)
野田氏はこの点にも言及しいます。
「日本は世界で最初に実質炭素税を導入した国です。
オイルショック以降、血の出るような思いで省エネを実現してきました。」
実質的な炭素税が何であるかには言及がありませんでしたが、
高額なガソリン税であったり、電力税あたりの事でしょうか?
■ 自民党が共和党、民主党が民主党 ■
ここら辺の対立構図は、アメリカの共和党と民主党を見ているようです。
温暖化対策による、経済への圧迫と国民負担、
それに相応する温暖化防止が可能であるかが議論されるべきで、
温暖化に反対したら、「悪」。賛成したら「正義」という図式は滑稽です。
民主党は国民に媚を売る為に、「温暖化防止促進」を戦略として取り入れ、
自民党は防戦に立たされる一方なので、首相自ら「15%削減」を提唱する。
良識的意見は野田氏の様な意見なのに、
温暖化防止の大波の前には、無視されてしまいます。
もう少し、自民党に論理的に戦って欲しい所です。
その点、共和党は頑張っています。
■ 温暖化防止でメリットがあるヨーロッパ ■
EUは温暖化防止の論議を絶えず先導しています。
それは、ヨーロッパは温暖化防止でメリットがあるからです。
余剰排出権を売る事も出来ます。
成長の余地の無い産業に、新たな産業が生まれるかもしれません。
しかし、ヨーロッパにおいても、自然エネルギーは大赤字です。
国民が高い電力を購入する事で、賄われています。
ドイツは環境意識が高く、新規の原子力発電所を建設していませんので、
その見返りとして、あえて国民が高い料金で自然エネルギーを購入しています。
フランスは原子力発電の推進国で、
原料の精製から、廃棄物からの再抽出まで、ノウハウと実績を持っています。
フランスも、温暖化防止でドイツとは別のメリットが生じます。
■ 日本はどうすれば良いのか ■
日本も優れた原子力技術を持った国です。
アメリカはスリーマイル島の事故以来、新規の原子力発電所は建設していません。
しかし、GEやウエスチングハウスなど、優れた原子力企業を擁しています。
ウエスチングハウスは東芝が事実上買収しました。
GEは日立と提携しています。
三菱重工はフランスのアレバと提携しています。
世界の原子力ビジネスは、この主要3グループに集約されました。
今後、火力発電所の建設が、BRICS諸国においても制約を受ければ、
原子力発電の需要は飛躍的に高まります。
この点で、日本の布石は打たれています。
但し、安全性の点は別問題です。
新興工業国や途上国で、安全な原発運営が可能かどうか、
廃棄物の管理、プルトニュームの抽出の危険性は未解決です。
■ 自然エネルギー ■
自然エネルギー分野でも日本は優れた技術を持っています。
高い半導体製造技術がありますから、
伝統的に太陽電池技術は最先端を走っています。
LEDの製造技術も世界有数です。
風力発電も、プロペラや発電機の技術は世界有数です。
但し、自然エネルギーは発電コストが高いので、
現状、補助金無しでは採算ベースに乗りません。
■ バイオマス ■
バイオエタノールは穀物(でんぷん)からは効率的に製造出来ます。
例えば、トーモロコシを原料にしたバイオエタノールがこれに当たります。
ブラジルのサトウキビ由来のエタノールも効率的です。
しかし、建築廃材や稲のワラなどからは、効率的に作る事が出来ません。
そもそも、バイオエタノールを精製するのに、
得られるエネルギー以上の、石油や電力を投入する必要があり、
バイオエタノールはそもそも、エコではありません。
アメリカで一時ブームになっていたバイオエタノールは、
余剰生産のトウモロコシをエタノールに加工する事で、
需給バランスを崩し、穀物相場を吊り上げる、穀物メジャーの戦略でした。
原油価格が下落した現在、多くのエタノール工場は操業を停止しています。
そもそも、アフリカの最貧国がトウモロコシの高騰で飢餓にあえぐ政策の
どこがエコなのでしょうか?
現在の技術では、バイオマスは非エコ技術です。
■ エコでないけど、商売にはなる ■
基本的に産業界の認識は
「地球温暖化問題の解決策はエコでは無いけれども、商売にはなる」
という事で一致しています。
「ただ、削減目標をあまり高く設定されると、対策費用が利益を上回るので、
産業界だけでなく、国民に広く浅く、負担を肩代わりして欲しい。」
というのが、本音。
ほらね、民主党の岡田さんが言っている事が理解出来るでしょ。
だいたい、エコ・エコって言うヤツ程、信用できません。
■ エコとは持てる物のエゴ ■
エコなんて意識した事もない、ニートやフリーターの生活が一番エコです。
プリウスに乗っているような方は、ある程度可処分所得も多く、
その分エネルギー消費が多いはずです。
庭付き一軒屋は、4畳半一間よりも格段にエネルギーを消費します。
エコを意識する家庭はだいたい清潔です。
毎日お風呂を沸かすので、ガスの使用量は多いはずです。
朝シャンや出掛けのシャワーも欠かさないかもしれません。
マイバックで買い物をしますが、
新品のゴミ袋でゴミを出します。
健康に留意して、食事にも色々な手作りメニューが並びます。
大量に調理するより、少しずつ調整する方が圧倒的にエネルギーを消費します。
コンビに弁当はエコですが、贅沢な手料理はエコではありません。
ベランダに花を植えれば、二酸化炭素を吸収しそうですが、
枯れてゴミに出せば二酸化炭素を排出して収支はゼロ。
さらに、土を購入すれば、土の代金は輸送のエネンルギー代金と等価です。
梱包のビニールや、苗のビニールポットはゴミになります。
最低限以上の生活を志すと、余計なエネルギーを消費します。
エコを意識する程度に裕福な家庭は、
基本的にエネルギー消費が大きく、実は非エコの家庭なのです。
エコとは持てる者のエゴでしかありません。
■ エコとどう付き合うか ■
環境問題は突き詰めて考えると、自己否定に行き着きます。
多くの方が、無力感にとらわれ、諦めの境地に達します。
エコ、エコと喜んでいるのは無邪気な妄信者か、
したたかなビジネスマンです。
私は小学生の頃から植物や昆虫や自然が大好きでした。
ですから、エコロジーに興味を持ち始めたのも高校生の頃、
今から30年程前になります。
自分でも「車に乗らない」とか、「エアコンを使わない」とか
いろいろ、心に決めた事があります。
しかし、一方では、オーディオが好きであったり、
熱帯魚を飼っていたりして、エネルギーを浪費しています。
結局、エコとは、エネルギーを浪費する生活の「免罪符」なんだなと考えます。
地球温暖化みたいな、うそ臭い話は別とそても、
自然環境に人間の経済活動が過負荷にならないように心がける事は大事です。
ですから、皆さんがエコを志す事は大いに賛成です。
エコとはほんのちょっとの「もったいない」で良いと思います。
まだ使えるから、もったいない。
電気を付けっ放しは、もったいない。
エコとは、経済発展とは、正反対の道程だと思います。
エコとは快適を諦める事でしか実現しません。
産業界や国家がエコを口にする時、その度にエコは損なわれていきます。