
■ 梅雨の晴れ間とは言え暑かった ■
梅雨の晴れ間とは言え、
昨日の暑さは真夏を思わせるものでした。
真夏の節電の予行演習として、
エアコンを使わなかった方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
事務所も電車も設定温度が高めなので、
どこに行っても暑い一日でした。
この暑さを喜んでいるのはアサガオです。
気温の上昇に伴って、ツルもぐんぐんと成長しています。
皆さんのお宅のアサガオは元気に育っていますか?
■ 成長にこんなにも差が出た ■
我が家のアサガオは比較研究の為
市販の園芸用土と自分で調合した用土の2種類で栽培しています。
上の写真の左側が市販の園芸用土。
右側が自分で調合した用土です。
一見して市販の用土よりも自分で調合した用土の成長が早いようです。
市販の用土では「斑紋病」が発生しており、
こんなにも用土による差が大きいとは驚くばかりです。
しかし私の経験によると、
あまり葉の立派なアサガオは「花つき」が悪い事が多く
結果的にどちらの用土が優れているとは
現段階では分かりません。
■ 「摘心」作業 ■
既に皆さんのアサガオもだいぶツルが伸びていると思います。
この時期の作業の「摘心」があります。
「摘心」は早くから多くの花を咲かせる為に行う作業です。
芽を摘み取る事で、根の成長も促進されるそうです。
① 9番目以降の本葉が出たら、9枚から先を切り取る

② 次いで、2-3日かけて、8枚、7枚を順に切る(本摘心)

③ 6枚目のわき芽を欠き取る

④ 本葉、3,4,5のそれぞれのわき芽が 子づるとなり伸びる

⑤ 10cmくらいに伸びた時、3本のつるのうち、太くて蕾つきのよいつるを
本命つるとして、他の2本を切り取る
⑥ その際、つるを一度に切らず、おのおの交互に、
3回くらいに分けて1-2日おきに切り取

なんだかとても手間が掛かりますね。
初心者の方は「摘心」を行わずに、
そのままツルを伸ばしても問題はありません。
■ サオ立て ■
「摘心」を行わずに本ツルをそのまま伸ばされる方は
サオ立ての準備を行います。
アサガオはあっと言う間に2m以上成長します。
市販の緑色の園芸用のサオでは長さが間に合いません。
そこで、緑のカーテンには園芸用のネットを活用します。

上の写真の様な商品が市販されています。
このネットを何らかの方法で固定して
アサガオのツルを絡ませます。
マンションやアパートにお住まいの方は
建物の外壁に釘などを打てません。
私はホームセンターなどで売っている
「伸縮式のつっぱりポール」を利用しています。
この際ポールの長さは、伸ばした時で
ベランダの床から天井までの高さ以上のものを選びます。
① ネットの両端「つぱっ張りポール」を立てます。
② 「つっぱりポール」の上下に紐を渡す
③ 紐に園芸ネットを結んで固定する

「つっぱりポール」がちょっと値段が高いので、
もっと他の良い方法があるかもしれません。
但し、台風などで吹き飛ばされないことが大事です。
さあ、みなさんも頑張って、立派なアサガオを咲かせましょう。