アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

尊敬と、憧憬と…、そして…♪

2010-02-07 12:23:28 | Weblog
先日TVを流し見した時に何かの番組で、大層お元気でご活躍の高齢者の方々を紹介していました。
57歳でマラソンを始めて、84歳(?)の現在も毎日元気に走り続け、ホノルル・マラソンでは最高齢完走記録を打ち立てた男性。
94歳(?)の現在も現役のスナックのママさん。
こういう方たちの姿を見ると、“高齢者”という一語で一括りには出来ないような気がしますね。
バレエ界にも、高齢となられても現役で踊り続けていらっしゃる先生方や、現役の頃と変らない美しさで矍鑠としていらっしゃる大御所の先生方が沢山いらっしゃる。
マヤ・プリセツカヤジジ・ジャンメールもそう。
67歳プリセツカヤ『瀕死の白鳥』を踊るDVDを持ってるけど、“これで何故67歳なのか分からない”ほど美しい。
そしてもう随分前に、ローラン・プティ バレエ団の公演でジャンメールを観たけれど、10cmはあろうかというハイヒールを履き惜しげもなく美脚を披露しつつ踊る彼女は、たしか70歳を過ぎていたのではないかと思うのよね。
こういう素晴らしい人たちのことがときどき頭に浮かぶと、
「もう50歳だ、筋金入りのオバサンだ…」
と甘えたりズレた自慢をしたりしちゃぁいられないな…、とちょびっと反省する
50歳の現在、40歳に見られたいとも30歳に見えたいとも全く思わないが、50歳には50歳の、60歳には60歳の美しさがあると思ってる。出来得れば、現在の体型のまま60歳になり、70歳になりたいと思っているけれどね。
そして先日、ジュニア・クラスのサエとリナに
「60歳まではポワント履いて自分の脚で教えるからね
と言ったけど、50歳代のうちは回数は減ってもポワントで踊る。60歳代になったら、ポワントは無理でもハイヒールで踊る。
ポワントで踊るべく振付けられた作品をサテン・シューズ(=バレエ・シューズ)で踊るようなマネはしたくない だったらハイヒールで踊りたい
で、70歳代になったら…。出来る限り自分の身体で動いて見せながら教えたい…、グラン・ジャンプは無理でもね…
問題はその先である。
健康で、その年齢なりの美しさで行けるとこまで行く 死ぬまで生きていたい…、じゃなくて… 死ぬまで正しいグラン・プリエが出来るようでありたい
なぁんて真面目なのかふざけてんのかわかんないような調子で考えていて、ハタと気が付いた。
仮に、理想どおりに健康でそれなりのgood looking bodyをキープして100歳になったとする。まだまだイケそう… だったとする。その時周りを見回してみたら、キレイにオシャレをして一緒に遊べるお友達がいない…というのでは、大いに困るしつまらない。
よぉ~しっ こうなりゃぁ私が100歳になったときのために、ミドリさんにもメグちゃんにも現在のまま、美しいままでいてもらわねばなるまい
二人の美貌と健康が衰えないように、バレエとスタイル・アップと“食”のアドバイスとでガッツリとケアをしてあげなくちゃ、だわ
コメント
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