箱根彫刻の森美術館で行われた「追憶のピンク・フロイド」というイベントに行ってきました。
今からちょうど50年前の1971年8月6日、7日の両日、芦ノ湖畔で行われた野外フェスティバル「箱根アフロディーテ」にピンク・フロイドが出演。
50年後、同じ箱根の地で、テクニクスの最高峰オーディオを使ってピンク・フロイドを聴こうという趣向です。というわけで、イベントの正式名称は、『箱根アフロディーテ50周年記念「追憶のピンク・フロイド」オーディオライブ』。
イベントのメインはなんといっても、新たに発見され、デジタルリマスターに3年を費やしたというアフロディーテの「原子心母」。映像も貴重ですが、生々しく、ガリガリ、バリバリとした尖った音がすごかった。
残念だったのは、この「原子心母」以外は、アルバム「ウマグマ」収録のライブテイクの再生だったこと。アフロディーテの2年も前のウマグマのライブテイクを聴かされても。
アフロディーテの音源は海賊盤ではとっくに発掘済みなので、どうせならアフロディーテのライブ音源すべてをこの再生装置で聴きたかったですね。
でも確かにアフロディーテの「原子心母」はすごかった。