Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【音】サンタナ紙ジャケ

2006-05-11 22:56:41 | 音楽
無印ネタを続ける前に、ちょっと音楽ネタを。

ローリング・ストーンズ、グランド・ファンク・レイルロードときて、今度はサンタナの紙ジャケCDです。
この3組ともアナログ盤はほとんど持ってるはずですが、CDはなぜかほとんど持っていません。

今更自分で言うのもなんですが、60~70年代の音楽から全く離れられませんね(苦笑)
今、現役ミュージシャンでコンスタントにCDを買ってるのは、元イエローモンキーの吉井和哉くらいになってしまいました。

さて、今回発売されたのは、デビュー・アルバムからウェルカムまでの5枚ですが、買ったのは「キャラバンサライ」までの4枚です。
実は宗教へズッポリはまってしまったサンタナも嫌いではないのですが、最近こういう音楽を聞くと寝てしまうので、とりあえず「ウェルカム」はパスしました。

1969年に発表されたデビューアルバムから3枚目までは、まさに「ラテン・ハードロックの正常進化型」という感じで、跳ねるようなラテンのリズム乗せて日本人受けする哀愁のメロディがハードに演奏される、という考えてみればかなり個性的なサウンドです。
しかし、名盤「キャラバンサライ」は、この流れからはちょっと飛躍していて、「突然変異」と言っても過言ではないくらいの出来です。ジャズへの接近とカルロス・サンタナらの宗教への傾倒がもたらしたものでしょうが、「あの時代の力」というのも無視できません。

サンタナは、72年か73年の武道館公演を見ています。
基本的にキャラバンサライの再現といった感じのセットリストでしたが、自分の体が軽くなって、どっかへふっ飛ばされるような感覚を覚えたライブはあれが初めてでした。

さて、来月はサンタナの第2期として、横尾忠則氏がデザインした22面体ジャケットの3枚組みライブCD「ロータスの伝説」が発売されます。
これはCDを持ってるんですが、どうするかなあ、たぶん買うことになるんでしょうけど。

しかし、ソニーの紙ジャケは本当に良く出来てます、値段も安いですし。
最初に行った大型CD店では、発売の2日後だったにもかかわらず、既に2枚目の「アブラクサス」と「キャラバンサライ」は品切れになってました。