お前も知ってるだろう、ほら同級生のA、と受話器の向こうから彼の声が届く。
えっ、余り憶えてない? ほら中背でさ、いかつい風貌に似合わず優しくて、一寸引っ込み思案のとこもあってさ、同じクラスにいただろう。
どうして急にAの話なんか? 奴がこの間の同窓会、あっ、お前も来てなかったよなあ、その同窓会で悩んでるって聞いてさ、奴のことだからくよくよしてんじゃないかと思ってね。
Aって早飲み込みするとこがあってさ、人の話をじっくりと聞くというタイプじゃなかったよな。
空気が読める? 俺から見れば勝手に深読みして勝手にこけてたというか、相手の気持ちを先回りする性分だったね。
う~ん、そうだ、キャッチボールが下手って言えばいいのかなあ・・・。
で、奴さんとは賀状を交わすだけになったが、お前、何か事情を知ってねえかと思ってね、そうか知らないか? 知らないよなあ。
一度呑もうやって、奴にハガキでも出してみようと思ってんだ、その時はお前も付き合えよ。
決まったら連絡するから宜しく、キャッチボールも一寸は上手くなってんだろうし(笑)
そんな、世話好きの彼との話を終え、十日ほども前のこと、多彩な記事に驚きや共感を織り交ぜ楽しませて貰っていた某ブロガーさんを、心ならずも傷つけてしまったことがあって、「キャッチボールが下手なのはAだけじゃないよ」とほろ苦い。
一昔近くも前だったか、「機嫌なおしてボール遊びしよう」 「いやだ!」なんて、大山山麓での出来事を思い出し、クシャミが止まらなくて困った。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1372
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