サンマリノGPに向けて、ロッシは相当気合いが入っていると思われる。
ミサノは、ロッシの住む町の隣町と言っても良いくらいの場所だ。
ムジェロなんかよりも更に近い。
サーキットは、ロッシ一色に染まる事でしょう。
はたしてロレンゾ以外の対抗馬が現れるのか、今から楽しみである。
Crash.Netより
Rossi 'must hit back at home'
ヴァレンティーノ・ロッシはインディアナポリスで、2007年以来の未完走となり、今週末のホームであるミサノで、借りを返すつもりだ。
ロッシは、インディアナポリスGP前までは50ポイントもの大きな差でランキングトップを保っていたが、その差の半分までチームメイトに追いつめられている。
リタイアを強いられたのは、2007年のバレンシア以来であり、ライダーのミスによるものはドイツGP以来となり、実に38レース前の事である。
今期、第5戦のムジェロでは、ドカティのストーナーとチームメイトのロレンゾに7年連続優勝を阻止されており、今シーズン2度目のイタリアでの開催となるミサノでは(サンマリノGPとされているが)、ロッシにとって特別な意味を持つでしょう。
ミサノ・サーキットは、ロッシの住んでいる町であるタヴュッリアから15キロ程の場所にあり、昨年は友人たちと優勝を喜び分かち合っている。
「早くインディアナポリスのミスを忘れたいので、次のレースがすぐにあるのが嬉しいよ。」と、ロッシは明かした。
「昨年のミサノの勝利は信じられなかった。
ホームタウンで、沢山のファンと共に勝利を分かち合う事は素晴らしい事でした。
そして、今年のムジェロでは勝利を落としてしまったので、ベストリザルトを得られるように最大限集中している。
いつものように、僕のファンクラブが盛大なパーティを用意しているので、ぜひとも素晴らしいショーを見せられるようにしたい。
ホームでのレースが素晴らしい結果となる事を願っている。
先週末の出来事のように、何でも起こりえるのです。
まだ選手権は終わっていません。
僕たちは最大限トライし、多くのポイントを取る為に働きづづける必要があります。」
チーム監督のダビデ・ブビリオは、ロッシがすぐにロレンゾの勢いを止める事が重要であると考えている。
「我々のライバルはとても強いので、25ポイントの差は決して大きくない。
今週末のホームレースで、ベストリザルトを確保し反撃する必要があります。」と、彼は述べている。