Pegasus_rc's blog

MotoGP / SBK / BSB / 全日本ロードレース選手権 アーカイブス

MotoGP : 第13戦 サンマリノGP ロッシ反撃

2009-09-02 22:45:10 | MotoGP 2009


サンマリノGPに向けて、ロッシは相当気合いが入っていると思われる。
ミサノは、ロッシの住む町の隣町と言っても良いくらいの場所だ。
ムジェロなんかよりも更に近い。
サーキットは、ロッシ一色に染まる事でしょう。
はたしてロレンゾ以外の対抗馬が現れるのか、今から楽しみである。





Crash.Netより

Rossi 'must hit back at home'



ヴァレンティーノ・ロッシはインディアナポリスで、2007年以来の未完走となり、今週末のホームであるミサノで、借りを返すつもりだ。

ロッシは、インディアナポリスGP前までは50ポイントもの大きな差でランキングトップを保っていたが、その差の半分までチームメイトに追いつめられている。

リタイアを強いられたのは、2007年のバレンシア以来であり、ライダーのミスによるものはドイツGP以来となり、実に38レース前の事である。

今期、第5戦のムジェロでは、ドカティのストーナーとチームメイトのロレンゾに7年連続優勝を阻止されており、今シーズン2度目のイタリアでの開催となるミサノでは(サンマリノGPとされているが)、ロッシにとって特別な意味を持つでしょう。

ミサノ・サーキットは、ロッシの住んでいる町であるタヴュッリアから15キロ程の場所にあり、昨年は友人たちと優勝を喜び分かち合っている。

「早くインディアナポリスのミスを忘れたいので、次のレースがすぐにあるのが嬉しいよ。」と、ロッシは明かした。

「昨年のミサノの勝利は信じられなかった。
ホームタウンで、沢山のファンと共に勝利を分かち合う事は素晴らしい事でした。
そして、今年のムジェロでは勝利を落としてしまったので、ベストリザルトを得られるように最大限集中している。
いつものように、僕のファンクラブが盛大なパーティを用意しているので、ぜひとも素晴らしいショーを見せられるようにしたい。
ホームでのレースが素晴らしい結果となる事を願っている。
先週末の出来事のように、何でも起こりえるのです。
まだ選手権は終わっていません。
僕たちは最大限トライし、多くのポイントを取る為に働きづづける必要があります。」

チーム監督のダビデ・ブビリオは、ロッシがすぐにロレンゾの勢いを止める事が重要であると考えている。

「我々のライバルはとても強いので、25ポイントの差は決して大きくない。
今週末のホームレースで、ベストリザルトを確保し反撃する必要があります。」と、彼は述べている。


MotoGP : 第13戦 サンマリノGP カリオの言い分

2009-09-02 22:41:55 | MotoGP 2009
ストーナーの代役で、ドカティのオフィシャルマシンに乗るミカ・カリオが、スズキの二人をコースからはじき出していた。
周りが見えていなかったのか、カリオはコース幅いっぱいを使って立ち上がり、アウト側にいてぶつけられた二人は芝生に逃げるしかなかったのだ。






Crash.Netより

Kallio clash sends Suzuki riders to the back



スズキのライダー、カピロッシとバーミューレンは、1ラップ目の2コーナーでぶつけられコースアウトし、最初のコントロールラインを14番目と15番目で戻ってきました。

カピロッシは予選11番手でスタートし、7位でチェッカーを受けました。

「最終結果としてはそれ程悪くはありません。
しかし、2コーナーでのアクシデントがあり、ガッカリしています。
まぁ、クリスほど悪くはありませんでしたけど。」と、イタリア人は言った。

予選14番手のバーミューレンは、スタートでポジションアップに成功していましたが、ファクトリー・ドカティのミカ・カリオとぶつかりました。

「スタートが非常に上手くいきました。
素早く反応でき、スタートダッシュが決まりました。
1コーナーで数人抜き、2コーナー進入時点で10番目か11番目だったと思います。
しかし、後ろからカリオにぶつけられ、芝生の上に追い出されました。
それでこのレースは終わったも同然となりました。」と、オーストラリア人は述べている。


カリオは言う。
「はやる心を抑えるのが、最も難しい事です。
これまで僕は失望し、イライラしていました。
決勝では、絶好なスタートを決め、6位か7位に入るだけのスピードがありました。
僕は、ひたすら頭を低くし、出来るだけ速く走らなければいけませんでした。
そして、僕たちは戻ってくる事ができました。
僕たちは9番手から11番手で争っていました。
非常に良いレースが出来たと思います。」

カピロッシの後ろ、8位でフィニッシュしたカリオは、混乱の中でポジションアップが出来たと主張している。
エスパルガロとエリアスとの接触もあった。

「僕は、スタート後に何が起こっていたのかを知りません。
2コーナーで大きな衝撃があり、ライダー達がいたる所にいました。
私は何もすることができませんでした。」と、1ラップ目が13番目となったフィンランド人は述べた。

「その後、僕はベストを尽くし、8位となりました。
それ程、悪い結果ではありません。
しかし、トップとの差を考えると喜ぶわけにはいきません。
レースを総括すれば、結果は悪くないという事です。」