ぱそらぼ (ぱぁと1)

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新型

2020年03月01日 | 社会派らぼ
新型コロナウィルスの猛威に、世界が右往左往しています。中国・武漢の遠いところの出来事であったにも関わらず、気づけば日本のあちらでもこちらでも…患者は増加し、それに伴って死亡に至るケースも出て来ています。恐らく、検査で発見されてはいない感染者の数というのは推して知るべしだと思われます。

これだけ医学が進化した時代にあっても、マスクの着用・うがいの励行・人混みには出ない…など、その対処法は100年も前とさした違いがあるわけではないようです。医学や科学の進歩の上に胡坐をかいてしまっている人類への警鐘なのでしょうか。人間が人間として、実ははかない存在であることを忘れてはならないという戒めだと受け取らざるを得ません。

ひたすら身をかがめて通り過ぎるのを待つしかない…状況にあって尚、病院のマスクを持ち出して売ってみたり、トイレットペーパーが無くなると売り場が空になるほど買い占めてみたり、がっかりさせられるような事ばかりが起こります。多分、人間の値打ちというモノは、幸せな時に測れるものでなく、一番切羽詰まった時にこそ滲み出るモノなのではないかと想像します。

未曽有のパンデミックが迫る中にあって、経験のない事への正答は誰にも分かりません。人が導き出す答など人によって千差万別で当たり前。何を言ったところで反対論もあれば、何をしても裏目に出る事もあり得ます。ですが、誰もが1つになって乗り切るべきときです。批難や批判は後回しにして、まずは協力してみるしかないような気がします。

生物兵器だという噂も絶えません。本当なのかも知れませんし、本当ではないかも知れません。分からないものを安易に信じ込むことほど、危険な事はありません。医学や科学が人を救うのは確かでしょうけれど、人はやはり人としての心を磨かなければならないのではないかと、唐突に思います。