ぱそらぼ (ぱぁと1)

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紅白歌合戦

2009年01月03日 | 雑談
もう「昨年の」と言うのでしょうね。昨年の紅白歌合戦はご覧になりましたか? 視聴率云々と数字に振り回されるのは馬鹿げていると思っていますが、「3年ぶりに視聴率40%を超えた…」といった見出しを見ると、「へぇ、そうなんだぁ」と報告記事を読んでしまいました。

今年の(違いました 笑)、いいえ昨年の「NHK紅白歌合戦」は、平均視聴率が42.1%と言いますから、半分弱の日本人が見たということになります。我が家では「見た」という方に入るのでしょうか? テレビには確かに紅白が映っていました。ただ、テレビの前に坐って画面を追っていたわけではなく、皆がしゃべったり、食べたりしながら…の中、横で鳴っていたという感じです。

この健闘の理由は、NHKのキャッチコピー「いっしょに。紅白。」にあるとの指摘もあります。不況で外出を控え、家で過ごした家庭が多かったのかも知れません。素人感覚では、「格」でなく「人気」で歌手が選ばれたのかという気がします。NHKだからこそ大切にし続けている、日本のこれまでを支えた大物演歌歌手を並べる…一点張りでは、紅白人気は衰える一方でしたから。視聴者が(若い世代も含めて)いっしょに楽しめるような人選が優先されたのでしょう。

一方で、NHK対民放という図式を捨てたことも、今年の、いいえ昨年の(笑)大きな特徴でした。民放が輩出・育てた人気歌手をためらわず登場させたこと。民放のアナウンサーをNHK局内に入れ、民放各局を味方につけたことは大きかったかも知れません。事前に他局で、NHK紅白を宣伝していたというのも異色です。

「対立」よりも「融和協力」を。もしかすると、これは大きな転換点かも知れません。今年は嫌でも選挙が実施される年です。体たらくを露呈している自民党には、誰しもが閉塞感を抱いていると思います。だから…ここで政権が取れなければが、金輪際奪取はあり得ないとばかり、民主党が力むのも分かりますが、そうした「対立」の構図そのものが、閉塞感を生んでいるのかも知れません。意見の異なるもの同士が、互いに議論を戦わせ、切磋琢磨して、偏りすぎないように進む政治は理想かも知れません。でも現状は「議論」というより、「人数ゲーム」でしかない政治のやり方そのものに、国民は辟易しているのです。

いたずらに「ざん新」でなく、いたずらに「懐古」でなく、日本全体が1つになれるようにバランスの取れた協力を皆がいとわず、それぞれの役割を果たしたとき、奇跡の復活があるかも知れません。



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