パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

木枯らし一号、寒い一日

2005年11月13日 | 子供ネタ
11月12日(土)晴れ
いやぁ~寒くなってたんですねえ~世間は・・・
今回のガン騒動で私には今年、秋がなかった。
季節を感じる心の余裕が全然なかった。
退院してきて、いつもならお風呂上りTシャツの夫が
トレーナーを着込んでるのを見て「いつの間に・・・」
今朝出かけるときも、シャツ(それでもコーデュロイ生地)一枚の私に
夫が「それじゃ寒いよ」というのでダウンベストを来て外に出ると・・・
ひゃ~風が冷たくなったのねえ~
今日は娘の学校の音楽会。
ここの学校の行事の盛り上がらなさには薄々気付いてきた母は
行く気イマイチ。
しかし夫が「せっかくだし、行こうよ」というので渋々。
で、案の定の結果。
転校してきて前の学校とついつい比較してしまうのは
悪い癖と知りつつ・・・
まず当然のことながら学校行事にしてもPTA活動にしても
システムが分からない。
もともと社交的積極的なほうではないし、情報入手できぬまま一年過ぎた。
生徒数とかの関係もあるのだろうが
こちらでは毎年音楽会があるわけではなく
去年は絵とか工作などの展示会だった。
去年娘は器楽合奏クラブに入ったのだが、
その年はリコーダーだけをピーピー吹いていた。
で、おもしろくなかった彼女は今年は小説クラブを設立し、入った。
それはそれで楽しくてやってるので良いのだが、
今年は音楽会があるということで
器楽合奏クラブは「マツケンサンバⅡ」を高らかにカッコよく演奏したらしい。
娘はなんだかはずれくじを引きっぱなしという感が否めないご様子。
後半だけ聴いたのだが、6年生は歌3曲と、笛の合奏3曲、最後は合奏の計7曲。
これがどれをとっても下手くそで、元気もない。
最後の合奏は「サンバ ブラジル」
サンバの名の通り、とってもノリのいい私の大好きな曲なので
期待も大きかった。
指揮のE藤先生が神妙な顔をして、大きな派手な蝶ネクタイをして
出て来た時はワクワクした。
それまでのしょぼい合唱を挽回してくれるのねっと母は期待した。
さらにE藤先生はごそごそもぞもぞしている。
ブラジルといえばサッカー!
ブラジルのサッカーのシャツに着替えたのである。
ママ達大喜び。
そして演奏開始。
ありゃりゃ・・・
元気なさすぎ。
全然ノレない・・・
マラカスの数人の男子が少しだけノリ良く踊ってるのが唯一の救い。
さすがママの好きなO塚君だわ!かわいいっ!
観客達もどーしていいのかとまどい気味。
これじゃ先生だけ空回りじゃん。
やっと観客席からかすかに手拍子が起きてくる。
これで少しでも元気づいて活気付いて最後盛り上がってくれよと
思う間もなく演奏終了・・・
う~む・・・
帰り道夫にぶちぶち愚痴る妻。
合唱は元気ないわ、娘はさらに人一倍口あいてないわでいらいらしたわ。
どうして一生懸命やるということを恥ずかしいと思うのか。
ピアノの伴奏の子達をとっても、一人だけめっちゃ上手だったけど
あとの数人は下手だし・・・
どうみても娘のほうが上手いと思われる(出た出た親ばか!)
なぜに「私、伴奏できる」と言わぬ!
そもそも7曲も多すぎる。
合唱一曲、リコーダー合奏一曲、合奏一曲で
それを究めてやったほうがいいではないか!
またも熱弁を振るう妻に呆れ顔の夫の図・・・
帰宅した娘が「ピアノの伴奏の子達下手だったよねえ~」発言にカチン!
「自分がやらないでいてエラソーに言うんじゃないよ!
じゃあなぜ私がやると言わないんだ。」と言うと
伴奏したい人って聞かれた時、娘も手を上げて楽譜をもらって
練習もしてたらしい。
しかしその後いつの間にか伴奏者は決まってたという。
う~む・・・その言葉を鵜呑みにするのもなんだが
母としては一転して複雑な心境・・・
かわいそうに思える。
あの消極的かつ無気力な娘が勇気をもって手を上げた。
今回はその進歩を褒めてあげよう。
私は、お勉強もできるにこしたことはないが
スポーツも音楽も習字も絵もお料理も好きな子になって欲しいと思ってる。
家でもそのために家計を切り詰めてその費用を捻出している。
でも欲をいえば学校でももう少し力を入れて欲しいなあと思う。
だって前の学校はさまざまなスポーツ少年団もあり、
習字サークルもあり(ボランティアで字の上手な先生方が教えてくれる)、
ブラスバンドもあり、毎年学習発表会があり、
マラソン大会は沿道を親からじーちゃんばーちゃん
近所のおばちゃんおじちゃんで埋め尽くす勢い。
フルタイムで働いていた母ではあったが
出来る限り参加したし協力もした。
延々ぶちぶちと愚痴る母に娘が「今度個人面談があるじゃん、
その時にそういうこと言ってみてよ」
うっ・・・おとなしくなる母。
あんだけ散々言っておきながら、いざとなると急に消極的なやつ・・・
「誰に似たんだか・・・」音楽会帰り、娘の消極的さをののしってた時に
夫がつぶやいた一言がよみがえるのであった。
今夜はいわしのつみれ鍋、
スペアリブの蜂蜜黒酢煮、
タコのカルパッチョ風サラダ。
いやぁ~寒くなるとお鍋が美味しいねえ~
「ね~ね~、で、君、個人面談で先生に言うの?」
しつこいなあ~
もうその話題は終わりっ!


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする