ウロつき回る

病室での最期の食事。それは写真のようなものだった。カレイの塩焼きにご飯に味噌汁。もっと野菜を摂らなくてもいいのか？

朝食を終えると、薬剤師が来て、これからの飲み薬の説明があり、それが済むと、もう退院である。

途中、スーパーに寄って帰り、家に着くと、シャワーを浴びてみる。どうやら傷口は大丈夫そうだが、右脚の付け根の辺りの内出血が酷い。ただ、痛みは無いので、動くのには何の支障もない。

午後、もう一度スーパーに行き、刺身を買って帰って来た。退院記念、よく頑張ったご褒美に、マグロ、サーモン、イカ、ハマチ、エンガワの5種盛りを食べるのだ。

コンビニにも立ち寄ったりして、結構ウロつき回ったが、体調はすこぶる良好だった。

退院

短くも長い戦いが終わった。3泊4日の入院が終わり、今日退院することになったのだ。全て予定通りである。

昨日の朝、止血のためのビンを外したが、検査に行く時は車椅子に乗せられた。それが午後からは自由に歩き回れるようになり、夕方には傷口を抜糸。一晩様子を見て、今日は退院である。心臓の手術をしたというのに、随分と短期間で済むものだ。医学の進歩には驚かされる。

とりあえず、昨日の昼と夜の食事をアップしておく。入院中、こんなのを食べていたんだなぁという記録である。昨日はセレクトメニューだったので、自分でメニューを選択できた。少しでも満足度が高いのを選んだつもりだが、もう片方を見てないので、正解だったかは分からない。

さて、今日は、退院記念、よく頑張ったご褒美に、何か美味いものを食べたいなー。

絶対安静6時間

昨日は朝イチからカテーテルアブレーションが始まり、昼前に終了。施術中は全身麻酔で眠っていたため、全く記憶がない。始まる前に意識がなくなり、目が覚めたら終わっていた。

しかし、ここからが一番の難関。6時間の絶対安静。身動き一つできず、まず3時間。そこから、手だけ動かせる3時間。脚の付け根のカテーテル挿入部の出血が止まるまで、とにかく動けない。

まず来たのが腹痛、そして4時間頃からは腰痛が加わる。これが痛いのなんの。ただ、寝ているだけなのが、これほど苦痛とは。予想していたよりも、ずっとキツかった。

18時前、やっと寝返りを打つことが許されて、腰が随分と楽になる。と同時に夕食が出た。写真のような質素な夕食が。

でも、これが美味かったなぁ。朝昼を抜いているので格別だった。ゆっくりと、味わって食べた。

とにかく、これで難関は通過した。あとは検査をしながら回復を待ち、退院するだけだ。

本日、施術

今日の9時から手術である。カテーテルアブレーション。その準備のため、前日から入院となった。心電図の機器を取り付けたり、飲み薬を変更したり、色々とやっておくことがあるようだ。個室ではないが、ベッドはカーテンで周りと完全に遮断されていて、すこぶる快適だった。

手術前の準備があるとはいえ、実際にはまだ何もしていないので、体調はいつも通り。普段なら仕事で外回りをしている状態だ。なのに、ベッドに寝かされ、王様のように扱ってもらえる。こんな贅沢な日があっていいのだろうか。

18時、楽しみにしていた夕食がやって来た。

非常に薄味になっていますと、説明書きがあったけれど、そんなに薄味には感じなかった。なかなか美味い。

今日は手術のために、朝食は無し。昼食も無し。術後の絶対安静の後、夕食は出るらしい。どうやら、今日が一番キツそうで、後はまた快適な入院生活が戻って来そうである。

仕方ない。頑張ろう。

今日から入院

昨日は入院前の検査を行った。PCR検査も受けた。あれから何も言ってこないので、検査は陰性だったのだろう。ということで、予定通りに今日から入院である。

カテーテルアブレーションは明日に予定されている。昨日のCTはそのために撮影した。360台のCTで撮影し、心臓を3D立体映像として映し出す。これで、手術する箇所が確認できるとのことだ。

胸を開くわけではないので、安全性の高い手術だが、それでも合併症のリスクはある。中でも、心タンポナーデという、心臓の壁から血液が滲み出てしまう症状が起こりやすいようだ。起こりやすいと言っても、1パーセント程度らしく、担当医は700回の施術で2人だけだったそうだ。

どちらにしても、命まで取られるようなことはない。なので、安心している。

ボクはこういう手術前の緊張とかを感じにくく、今回も連泊となる入院を結構楽しみにしていたりする。特に入院初日の今日は普通に食事が出るはずなので、のんびりと過ごすつもりだ。

明日の施術後は、絶対安静で身体を全く動かせなくなるようだから、それはちょっと苦痛かな。まあ、何とかなるだろう。

入院前検査

先週のひたちなか出張の際に買って来た自分へのお土産品。

まずはステッカーだ。

キャンプにブラックバス。このキャンプステッカーの色はどうだ。味がある。ホビオに貼るといい感じじゃね？

不思議なのはバスのステッカー。なぜ、こんなにパッケージがデカイのか？ 店頭で見た時もみっともなかった。パッケージのバランスはちゃんと考えないとな。ボクも商品開発をやっているので、気を付けるようにしよう。

他に買ったのは調味料。ソースとスパイス。

ソースはバーベキューソース。ジャックダニエルテネシーウイスキーを加えたアメリカンスタイル。ファーストフードのチキンナゲットに付いてくるBBQソースのような味で、ソーセージや豚肉に絡めると美味かった。

スパイスはまだ食べてないけど、味噌、醤油、鰹出汁、昆布出汁などが使われていて、どんなものか、かなり楽しみだ。

さて、今日は入院前の検査がある。PCR検査だ。コロナに感染していると、入院させてもらえないからな。まず、その検査がある。

それから、心臓のエコーとCTだ。面倒な検査だが、まあキッチリと治療して、夏休みを楽しめるようにしておこう。

潮来で車中泊

金曜日に出張で前日入りして、ひたちなかへ行っていたが、その前日入り、泊まったのは潮来だった。道の駅いたこで車中泊。

木曜の夕方、仕事を終えてから潮来へ向かい、夕マズメに釣りをした。しかし、ノーフィッシュ。日が落ちたので、蕎麦屋へ向かった。

美味い蕎麦を食す。今回はカレーのセット。

腹黒い男が「蕎麦屋のカレーじゃなく、スパイシーなカレーなんだ」と力説していたが、なるほど、麺つゆを加えた甘味のあるカレーではない。これも美味い。

食後は、道の駅へ向かう。途中、ベイシアに立ち寄り、翌朝の食べ物と、お茶、氷を購入。車中泊の際には、また時代劇でも見ながら、夜の宴を楽しもうと、つまみになるような物を物色する。

ソースのかかったイカのフライ。揚げ蒲鉾。実に美味そうだ。刺身、唐揚げ、食べたいものは沢山ある。しかし、ここは我慢。もう、美味い蕎麦を食べたからな。

結局、宴のつまみは、ひじきとサラダになった。飲むのは麦茶だよー。


ホビオの中でまったりと過ごし、22時に就寝。そして、3時に起床。

仕事前に朝マズメをやりに行く。北利根川へ、与田浦へ。

しかし、ノーフィッシュに終わった。

どうにもならんな。ひたちなかで仕事を終えた後、夕マズメをやりに、そして土曜の朝マズメをやりに来ようかと思っていたが、釣れる気がしない。仕事を終えたら家に帰ろう。

ホビオはひたちなかへとスタートした。そして、朝8時前、喜楽里別邸での朝風呂となるのだった。

朝風呂

車中泊していた。今日は、ひたちなかの得意先を回る。そのため、前入りしていたのだ。

朝風呂はひたちなか温泉喜楽里別邸。ここは朝8時から営業したいるので、出勤前に入れるというわけだ。

来週はカテーテルアブレーションのため、入院となっている。得意先回りを今週中に済ませておく必要があり、昨日からあちこちと行っているのだ。

まあ、こうして車中泊で回れるので楽なものだし、朝から露天風呂に入れるのもかなり贅沢。仕事といっても遠出するのは楽しいものだな。

断熱

仕事で、昼過ぎからクルマを使うことがあり、その時に気が付いたことがある。断熱についてだ。

いつもはフロントガラスの内側に銀色の日除けを広げている。これを広げていないと、車内は猛烈に暑くなり、また、ダッシュボードやハンドルは触ることができないほど熱を持つ。

その日、クルマに乗ろうとした時、日除けを立て忘れていたことに気が付いた。うわ、ヤバ。と思ったが、乗ってみると意外に暑くない。ハンドルも熱くない。

それで思い出した。

ホビオのフロントウインドウを断熱ガラスに代えていたことに。

飛び石でフロントウインドウに傷が付き、翌朝になってみると亀裂が広がっていたため、車検に通らず、ウインドウ交換をしたが、その時に断熱ガラスに替えたのだ。純正よりも、社外品の断熱ガラスの方が安く、夏の暑さにもかなり効果がありますよとホンダの人に勧められたのである。

なるほど。確かに全然違うな。これは、良いものを勧めてくれた。感謝！

カテーテルアブレーション

ダイソーに行って、吸い飲みを買って来た。入院の際に持って行く荷物リストに載っていたからだ。何でも、施術後は安静にして、身体を全く動かせないという。止血するのに時間がかかるとのことで、最低6時間は身動きできないそうだ。

なので、寝たまま水が飲めるように吸い飲みが必要らしい。

今回受けるのは、経皮的心筋焼灼術。カテーテルアブレーションというヤツで、脚の動脈から細いパイプを挿し入れて、心臓まで持って行き、血管の内側を焼くのである。これによって、心房細動が抑えられるという。ボクの場合、90パーセントくらいの確率で、症状が治まると見込まれている。

もう若くはないのだが、まだ若いからと言われて、施術しておくことになった。

来週はほぼ病院で過ごすことになるので、横溝正史の小説でも持って行こうか。退屈な時間が続くからね。