先日のキャンプで使っていたガーバーのナイフ。これを研ぐにはオイルストーンが必要だろうと思って手に入れて来た。なーに、会社の事務所に置いてあった何十年も昔の商品サンプルの中に小さいオイルストーンが入っていたのサ!
烏口という筆記具の先端を研ぐためのオイルストーン。なのでとても小さい。小さいが、ナイフも研げないことはないだろう。
オイルストーンというのは、要するに砥石だ。これに機械油(オイル)を塗って、普通の砥石のように使う。包丁を研ぐ砥石(水砥石)よりもかなり硬い。別に普通の砥石でナイフを研いでも構わないのだが、ガーバーはアメリカのナイフだし、それならアメリカの砥石であるオイルストーンを使った方が様になるかなと。
いま売られているオイルストーンは大半が人工石だが、当然昔は天然石だった。アメリカのアーカンソー産が有名だったと思うが、資源枯渇で相当高価になっているらしい。このオイルストーンは何十年も昔の物なので、もしかしたら天然石かもしれない。
このガーバーのナイフは切れ味が悪くなっている訳ではない。なので、今すぐ研ぐ必要はないのだが、こうしてオイルストーンを用意してあれば、刃が鈍るのを気にせずにキャンプでガンガン使えるというものだ。