大仕事

京王の駅弁大会には200を超える種類の駅弁が集まるが、その中で自信を持ってオススメできるのはほんの一握りである。

今日は会社の仕事として駅弁を買いに来ているから、当然、皆に美味い駅弁を買っていかねばならない。そうなるとチョイスできる弁当は限られてくる。

まずは「ぶりかまめし」。
これは京王の地下食品売場でも常時扱っているから、わざわざ大会時に買わなくても大丈夫なのだが、美味さは保証できる。お土産にはいいだろう。3個購入。

次に「飛騨牛しぐれ寿司。
牛肉系の弁当はいくつもあるが、今まで食べた中ではこれが一番美味かった。これも3ッ購入だ。

他には、食べたことがない弁当をいくつかと、定番の「森のいかめし」、美味いもののブースで「博多あごおとし」などを買う。

ひとまず大仕事を終えた。さぁ、皆に届けに帰るか。


ところで、駅弁大会の会場にいる間に男爵からメールがきた。週末の釣りの件だ。
おいおい、勤務中だろう。ちゃんと仕事をしなさいよ。
本当にサボりな貴族だ。ボクはもみくちゃにされ、汗だくになって大仕事をしている最中だというのにネ。

馬路村

この間紹介した馬踏村のぽん酢醤油、京王の会場で見てみると、馬踏でなくて馬路じゃないか。何が馬踏村だよ。ガセネタだ。

馬踏ってのは八郎潟の流入河川の一つ。ぽん酢の瓶を見ていた時に、頭ン中が遠く八郎潟へ行って釣りしてたのか、それとも脳みそが蜂蜜漬けのチョコレートで出来ているのか、おそらく後者だろうが、とにかく幻を見ていた。

ここに訂正して、お詫びを申し上げる次第である。

美味いぽん酢醤油は馬路村のゆずの村でした！

駅弁大会

到着しました。
これから買い出しをします。

勝ち組

いつも激務で死んでいるnnn男爵は、ボクを勝ち組だという。これだけ安月給なのに、なぜ勝ち組かというと、仕事が楽だからだ。
「給料が激安でも、アンタくらい仕事してなければ、ある意味勝ち組ですよ」などと、失礼なことを男爵は言う。

しかし、その勝ち組を実感する出来事があった。

いま、新宿の京王百貨店では駅弁大会が開催されているが、仕事中、その話をすると、社長はボクに言った。
「駅弁か。いいな。行くの？ 帰りに寄るんじゃ大変だろ。新宿まで1時間はかかるし…。いま行ってくれば？ どうせ何もすることないだろ」

そしてみんなで京王百貨店のホームページを見て、美味そうなものを物色する。
「これ、いいな。ついでに買ってきて。おっ、あと、これも」

決まった。
今日の仕事は駅弁大会だ。大変な仕事だ。必ずや美味いものゲットしなければならないからだ。

「楽だ」「仕事をしていない」なんてボクが話しても、「やることはちゃんとやってるでしょ」と言われることがあるが、これがその実態だ。大金を稼ぐのも勝ち組だが、楽してのんびり暮らすのもいい。

男爵どの、やはり勝ち組のようですな、ボクは。

じゃ、行ってくるか。