ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

皇后杯

2009-12-21 08:26:39 | Weblog
土曜日、バレーボール天皇杯皇后杯の準決勝の放送があった。日テレG+。この局、早くハイビジョンにならないかな。

で、土曜日はパル佐野へ釣りに行っていたので、放送は録画し、日曜日に観戦した。日曜日は決勝が行われているが、それも録画にした。まだ女子の2試合を見ただけで、セルフディレイ観戦になっている。

第一試合は東レ対デンソー。東レにはボクが贔屓の荒木がいるが、残念ながら1‐3で負けてしまった。アタッカーを色々交代させていたけど、セッターを代えた方が良かったんじゃないか。

第2試合は高校生の東九州龍谷がVプレミアの久光製薬に挑むということで注目された試合。
東九州龍谷(以下 東龍)は高校3冠を達成し、この皇后杯でもNEC、パイオニアというVプレミアリーグのチームを連破してベスト4に登ってきた。野球でいうと、甲子園のチャンピオンがプロ野球のチームに連勝してきたという状況。しかもプロチームはガチメン。皇后杯は僅か数試合でリーグ戦と同じ優勝賞金だから手抜きもない。NEC、パイオニアは資金難でチーム存続がヤバいくらいだから、この賞金を逃す手はないはず。

そんな中での連破。ホントにそんなに強いの? と思ったら、なかなか強かった。
序盤は去年リーグ準優勝の久光と互角の試合を展開。レセプションアタックではコンビネーションが良く鍛えられていて、連動性に破綻がない。東龍の高速コンビは久光に的を絞らせず、面白いように攻撃が決まった。

しかし、まぁ実力差は歴然。強いと言っても高校生だ。最終的には久光が東龍を圧倒し、危なげなく勝利した。
東龍はよく頑張ったけど、バレーは少し古い感じがしたな。
トスは速いけど低い。だから久光の選手が慣れてきた後半はブロックの餌食になった。せっかく高いアタッカーがいるのに活かせていない。
まぁ、東龍にそこまで求めるのは酷かもしれないけど。

高校チーム東龍の躍進は話題にはなったけど、東龍に敗れたNEC、パイオニアは深刻だ。Vリーグのレベルはここまで下がったのか。
男子は世界を追い始めたが、女子は世界から置き去りにされようとしている。バレーボールオタクとしては、少し淋しい皇后杯だった。

さて、男子の準優勝、それから決勝戦を見るか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする