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ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

雑巾の使い方

2007-10-03 08:44:40 | お片づけ
羽仁もと子さんの著書「羽仁もと子著作集 第九巻 家事家計編」。
私が大好きな本の中でもベスト3に入る本です。
名前のとおり、家事の仕方、お金の扱い方、毎日の生活の仕方全般、具体的な方法が書かれていますが、よくある家事本というよりも家事学(そんな学問あるのか!?)家事の美学、家事哲学という感じの本です。

その中に「雑巾かけのしかた」という項目がありまして…
ずいぶん沢山の雑巾を使って行う方法みたいなのですが、ぜひとも我が家でも試してみたいところですが、何回読んでもイマイチよくわからず…(多分めちゃくちゃ丁寧に手取り足取り教えてくださってるんですが)
ここにその内容を引用してみますので、どなたかわかる方、教えてくださいませんかね?(^^;
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>雑巾がけのしかた
雑巾がけを十分にして、つねに縁側や台をきれいにするためには、まず雑巾の数から考えてきめておくことが大切です。それは一つの雑巾で、板の間もふき、畳に水のこぼれたのもふき、朝もつかい晩もつかうというようにすると、どううしても雑巾が不潔になって、雑巾がけの効能がなくなるからです。
考えてみると雑巾の数もなかなか多くいるもので、広い家は別として、普通の家でも、これからここに話すような仕方だと、まず座敷まわりの雑巾が三つ、台所のが二つ、あいだで座敷に水のこぼれたというよううなときにつかうのが二つ、おなじく台所のが二つ、棚ふき三つ、食器ふきが二つ、便所上下二つ、ちょっとそういうふうに考えてみて十五、六はぜひいります。そしてその雑巾や台ふきには、どこの分どこの分としるし縫いをしておかなくてはなりません。またそれだけのものをふく雑巾の置き場、おなじく台所用の置き場、それぞれさだめておくのです。
バケツの数も在りどころも、もちろんきめておかなくてはなりません。雑巾が多すぎると思う人もあるでしょう。それはこういうふうにつかうからです。一体雑巾がけというものは、ちょっと長い廊下などを、一つの雑巾で、洗ってはふき、また洗ってはその先をふくというようにすると、洗うたびに水をかえるのは面倒ですから、ついだんだん水が濁ってきます。少しでも濁った水でふいていると板の間が黒くなります。
 それだから、まず朝の雑巾がけのときに、座敷からはじめるとすれば、きれいに洗って外の竿にほしてある、座敷用と縁側用の雑巾あわせて五つをとり、井戸端で五つとも水でゆすいでかたくしぼりバケツに入れて持ってきて、その五つの雑巾をみな使ってしまったら、また一どきに清水で洗ってはふくというようにするのです。こうすれば決して一つもよごれた水をつかわないことになります。家が広ければ何度も何度も洗ってくるよりも、雑巾の数を多くすればよいのです。雑巾がけが終わったら、さらに幾度も水をかえて、どの雑巾もよくよく洗い、座敷用の雑巾ひとつをのこして、またもとのように外の竿にかけておくこと。
 四つの台所雑巾のつかい方もまた同じことです。
朝晩にふく雑巾は、すむとこうしてひとつのほかはほし竿にかけてしまう。そしてその一つは、あいだで座敷に水がこぼれたの、ちょっと台所がきたないのというときに使います。これは前のように置き場所を定め、朝使ったのは、かわかないままにおいてあるのですから、いま一つのをかわかして取りかえるのです。こうして二つの座敷用の雑巾を、つかったら洗って交代に例のほし竿に持っていき、また交代に取り込んでくる。そうしていつもさだめの場所に、一つずつの座敷用雑巾を置くことです。
 それで朝夕のふき掃除用の雑巾が、座敷用三つ、台所用二ついるほかに、あいだの雑巾がまた二つずついるわけになります。
 勝手もとには、いつでも前の雑巾バケツ一つをおいておき、あいだの雑巾も、使ったたびに、洗ってひろげておくことにすること。(雑巾のよごれたままつくねてあるのは、家の中をきたなくするもとになります。)
 食器ふきと、棚ふきはやはり使ったたびに、洗ってひろげておくことにして、日に一つづつ、きのう使ったものは、よくよくしゃぼんで洗って干し竿にかけることにして、昨日かわかして置いたものをあらためて備えておくのです。棚をふくときは、どこでも水が近まにあるから、幾度もちょいちょい雑巾を洗うこと。
 雑巾がけは、すうっといちどきに長くふいてしまわずに、じゅうぶん両手に力を入れて、こまかく手を動かし、一つのところに、二度三度ずつ雑巾の当たるようにふくこと。
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う~ん、わかるようなわからんような??

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2 コメント

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Unknown (Hikobe)
2007-10-05 23:27:20
コメントだらけですみません。

私もこの本、とても気に入っています。
紹介してくださってありがとうございました。

で、この部分も以前読みました。
「1枚の雑巾を何度も洗いに行ったり、汚くなったバケツの水ですすぐのではなく、
絞った雑巾を何枚も用意しておき、一気に済ませる」というのは、なるほどなぁと感心しました。
拭き掃除も頭を使わないといけないのですね。

その後の文章は確かにややこしいですね。
とにかく身近にいつも雑巾が使えるように置いてあって、さらにその雑巾も常に洗って干した清潔なものであるように上手に繰り回していくということなのでしょうか???
私も訳がわからなくなりました…。
もうちょっと考えてみますね。
ありがとうです(^-^) (ぱお)
2007-10-09 11:10:26
コメントだらけなんてとんでもないです。
たくさん書いていただけるのは凄く嬉しいです。ありがとう~~

雑巾、やっぱりわかりにくいですよね。
ひこべえさんも言われているように、上手に繰りまわしていくことなんだなって私も思いましたが、実際にどの部屋に何枚必要で、また使っている雑巾以外に同じ枚数分が物干しに常にかかっている?って思うと、さて実際は何枚必要なんだろう??って考えてしまいます。
村川協子さんの本だったか、雑巾を何枚も重ねて端の一辺だけを縫い合わせてブック状にし、汚れたらページをめくって次の新しいのを使うってやり方が載っていて、なるほどなぁ!って思いましたが、でも干すときが難しそうですね。
乾きやすい良い干し方があるのかもしれませんが。
 
私もまた雑巾のことは読みなおして、何かわかればまた書き込みします(^-^)

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