目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

自分の欲について考える。

2010-01-30 13:38:08 | 2度と汚くならないシステム構築
くろねこさんの断斜離の影響をいただいて、あらかたリビングが片付きました。ガラスを綺麗に磨いた本棚(中が散らかってるときはガラスを拭く気もしなかった)や、同じく飾り棚、中が綺麗に整理されてるとガラス越しに見える中身も目にうるさくないですね。聴きもしない埃まみれのCDを並べていた棚、今はCD一枚もなくて、あまりに寂しいので家族の写真を2枚だけ飾っています。本棚や飾り棚って、日常的にそうそう中のものを出し入れするわけじゃないので、一度腰を据えて綺麗にすると、後は楽ですね。以前の我が家のリビングに比べると見違えるようになりましたが、でもガラス越しに見える本を眺めていると、、、、まだまだ物に執着があるのを感じます(笑)縦に入れるだけでは入りきらなくて横に積んだ本。どうしてそこまで本をとっておかねばならない??ちょっと考えてみました。

うちに同じ形の本棚が3つあることは前にお話ししましたが、一番右端の本棚は上3段に夫の本、下3段に私の本。正確にいうと、上から3段目の棚(夫の棚)に私の本(婦人之友)がちょっぴり侵入していますけど、だいたいその範囲で分けてます。で、夫の本は実はこの中でまだ捨てれるものがあったりするんですよね。しかも夫の了解を得なくても捨てれるものがあります。なのに捨てていない。何故でしょう?

それは… 私の本を置いておきたいがためのカモフラージュなんです(笑)「?」って思われた人が多いと思いますが、たとえば夫の本を今の3分の2にするとします。すると私の下の方の棚で端の方で平積みになってる私の本が、夫の棚に全てきちんと収まります。が、そうなると本棚の中で夫の本が2段だけ、私の本が4段。コレ、気付いたら夫がひがみますね(笑)そのためのカモフラージュなんです。ハイ、なんか間違ってないか?って思います・・・。

まだ、断斜離できてないんですね、結局は。

それから、下のクマちゃんのぬいぐるみの写真を見てください。これ私買ったのではありません。基本的にぬいぐるみは好きではないのです(というより嫌いかも)なのになんで置いてるかっていうと、クマのお腹のところにコンラッドって書いてますよね。これ、香港のコンラッドホテルに泊まった時、部屋のベットにサービスとして置いてあったやつなんです。備品ではなく持って帰っていいやつなので、2泊したので2つ貰いました。このホテルはとても快適で、私達夫婦が訪れた旅行先で泊まったホテルのベスト3に入るんですよね。なので捨てられないんです。ぬいぐるみが気に入ってるんじゃなくて、その出所が気に入ってるのですね・・・。犬が遊んだのでちょっと薄汚れてますけど、現在本棚の一番下の見えないところの端っこにひっそりと入れてます・・・。



当たり前のことを言うようですけど、人間って変化しますよね。歳がいくごとに考え方も変わるし使うものや見るもの、食べるものの好みも変わりますよね。自分は日々変わっていってるのに、部屋は同じ。いや、正しくいうと以前の自分の部屋の上に新しい自分の好みが加わった状態でしょうか。よくお片付けの本に3年たって使わなかったら中を見ずに処分するなんて書かれてたりしますが、中を見ないでっていう事は、おそらく見ると惜しくなって捨てられないからだと思いますが、今後は定期的に自分と自分の家の持ち物を見直す機会を作っていかないといけないようです。ちゃんと自分の目で見て「これは今の自分には必要なし!」って思えるようになりたいなぁ。

今私が座ってるパソコンを置いてる机の周りは、我が家の中でも一番物が多く、荒れやすいところです。そんな溢れかえった物に囲まれながら今私はパソコンに向かってるんですが…。 テレビでよく見る「ゴミ屋敷」。あれって自分の周りからゴミがなくなると寂しいからだと言いますが、結局私もそうなのかもしれません。物に囲まれて生活して、それは散らかってて苦痛だし嫌なんだけど、でも「ある」ことではどっか安心してる自分もあるんですよね。物がなくなってしまったら寂しいんじゃないかと思ってしまうのです。「執着」。ここに大きな間違いをおこしてるように思います…(笑)