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人偏(にんべん)に、憂ふと書いて「優しい」 生きたいあなたの為のブログ

2010-06-22 | 因果の道理

このブログは、生きたいあなたに、発信しています♪


ネット上で「優しい」という言葉について書かれてある記事をみて、心が温かくなりました。

  元記事はコチラ



ある小学校の先生が、校長先生から「優しい」という字について
こう教えてもらいます。

「“優しい”という字は、イ(にんべん)に〝憂い〟と書くのだが、
 本当は〝憂い〟に〝にんべん〟をつけるのだよ。
 つまり人が寄り添うことが
 “優しい”ということなんだ」

書き順としては、「人偏に憂い」と書いて「優」なのでしょう。
合理化、効率化、分類整理を重んじればそうなのでしょう。


でも、もし、これから「優しい」という漢字を説明するときは、

憂いのある人

 (それは、寂しい人であったり
  裏切られてしまった人であり
  努力したけど認められなかった人であったり
  大切な誰かを失った人であったり
  思いが空回りしてしまった人であったりいろいろあるでしょう)

の横に、人が、そっと寄り添う。

それが「優しい」ということ。


そう話したい。



話は続きます。

この先生は、「優しい」の意味に感動し、ある日、小学5年生のクラス
でも話をしたそうです。


すると、最後に、在日韓国人の女の子が


「先生、憂いの横に、人で、優しいというのはよくわかったけど、
 
 私には憂いという字は百と愛に見えるよ。

 憂いのある人には百の愛が必要なんだよ、きっと」


と言ったそうです。

その子は、きっと優しい子であり、
優しさを必要としていた子であったのではないかと思えてなりません。



昨年は、太宰治生誕100年。

映画をはじめ、様々な企画がなされました。

そんな太宰治は、昭和21年、フランス文学者の河盛好蔵へ送った
手紙にこう書いています。


「私は優というふ字を考へます。
 これは優(すぐ)れるといふ字で、
 優良可なんていふし、
 優勝なんていふけど、

 でももう1つ讀み方があるでせう?
 優(やさ)しいとも讀みます。
 さうしてこの字をよく見ると、
 人偏(にんべん)に、憂ふと書いてゐます。
 人を憂(うれ)へる。

 ひとの寂しさ侘しさ、つらさに敏感な事、
 これが優しさであり、
 また人間として一番優(すぐ)れてゐる事ぢゃないかしら」


人の心に繊細で敏感に…


反省、反省。


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 今、979部(^-^)/


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1 コメント

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優しさについて (hisao3tree)
2018-01-05 17:33:50
優しい人になりたい。今のボクの思いのすべてです。「優」の意味を知りたくてググって、辿り着いて、読んで・・・。これまで全くできていなかったコトで、これからは必ずできないとならないコト。「優しい」の意味がわかって有り難かった。

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