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高倉健さんの絶筆は名言なり 死去4日前の手記が「文芸春秋」新年号に掲載

2014-12-11 | 


高倉健死去


11月10日に83歳で亡くなられた俳優・高倉健さん。

死の4日前に完成させた手記が昨日(12月10日)発売された月刊誌「文芸春秋」新年号に掲載されました。

同誌が戦後70年企画として、自身の戦後と映画人生を振り返る原稿を依頼したもので、体調を崩して入院した後も推敲(すいこう)を重ねたそうです。

手記は原稿用紙16枚分。

終戦の日に「人生が変わる一瞬。諸行無常」を初めて味わった経験から書き出し、駆けだし時代の戸惑い、僧侶との交流、映画「八甲田山」(1977年)の撮影秘話などを明かしています。

最後に自身の歩みを

「出逢った方々からの想いに応えようと、ひたすらにもがき続けてきた」

と記し、交流のあった僧侶から贈られた

「往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし」

という言葉でまとめています。



この

【往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし】

という言葉の元は、


『大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)』というお経にあります。


正確にはこう書かれています。

「たとい身を、もろもろの苦毒の中におわるとも、

 わが行は精進にして、忍びてついに悔いじ」


(たとえどんな苦難にあおうとも、決して後悔はしないであろう)


これは、阿弥陀仏が法蔵菩薩の時に、誓われたお言葉です。

(※菩薩とは、仏のさとりを求める人をいいます)



人は、苦しいことがあると、つい逃げたり避けたりしがちです。


ですが、苦しみから逃げ回っていては、いつまで経っても幸せになりません。

「人生がわかるのは、逆境のとき」

とは、ココ・シャネルの名言。


世に

「三流は逆境に、弱音を吐き、

 一流は逆境に、可能性を語る」


とも言われます。


三流は、逆境に陥ると、こう思い、口にまで出す。


「とても無理だ」

「できっこない」

「失敗したらどうしよう」

その結果、行動はどうなるか。


「やっても無駄」

と勝負を避けたり、


傷つかないよう、手を抜き、

「本気を出さなかったから出来なかっただけ」

と無意識に逃げたり、



おそるおそるやって失敗し

「やっぱりダメだった」

と落ち込む。


気持ちで早、負けているのです。



一流は、無理だと思えるような状況でも可能性を探し、

勝機を手繰り寄せ、果敢に勝負します。



「必ず出来る方法があるはずだ」

「絶対に諦めない」

「まだ勝負はついていない」

「ここからが勝負だ」


そして大きな壁を乗り越える。

たとえ倒れ伏しても、必ず次につなげるのです。

そこに、成長、向上、満足があります。



「苦悩は幸福の一里塚と思い、一層、奮起するようにしよう」

という言葉の通りです。




では、人生最大の逆境とは何でしょう。



それは「死」ではありませんか?


「たとい身を、もろもろの苦毒の中におわるとも、

 わが行は精進にして、忍びてついに悔いじ」

(たとえどんな苦難にあおうとも、決して後悔はしないであろう)


そんな人生を生き抜きたい。


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