■T-モバイル、ベライゾンから700MHz帯を約24億ドルで取得へ - AWS・PCSの一部を譲渡
米携帯通信市場第4位のT-モバイル(T-Mobile USA)は現地時間7日、ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)の保有する700MHz帯「Aブロック」を取得することで同社と合意したと発表した。T-モバイルはこの取引で、ベライゾンに約24億ドルの現金を支払うほか、9億5000万ドル相当のAWS帯ならびにPCS帯も譲渡するという。
■Android搭載機の世界出荷台数、2014年は10億台突破する見通し、Gartnerの予測
米Gartnerが現地時間2014年1月7日に公表した市場調査によると、パソコン、タブレット端末、携帯電話を合わせた2014年の世界出荷台数は前年から7.6%増え、24億7400万台になる見通し。これらのうちOSに「Android」を搭載する機器の出荷台数は2桁増となり、初めて10億台の大台を突破すると予測している。
■GoogleがAndroid搭載自動車開発に向けてホンダ・アウディ・GMなどと提携し新団体を設立
2009年から自動運転カーの開発に乗り出すなど、自動車産業をターゲットとした動きの目立つGoogleが、自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)・アウディ・本田技研工業(ホンダ)・ヒュンダイ、そして半導体メーカーのNVIDIAと提携し「Open Automotive Alliance」という新しい団体を設立しました。Open Automotive Allianceは、GoogleのAndroidと自動車を統合し、より安全な自動車ライフを提供することを目的としています。
■クアルコムが車載情報機器向けプロセッサ市場に参入、LTEモデムの実績を生かす
スマートフォンやタブレット端末向けプロセッサで高シェアを握るQualcomm(クアルコム)が、ついに車載情報機器向けプロセッサ市場への参入を決めた。2014年1~3月期には、「Snapdragonオートモーティブ開発プラットフォーム」をサンプル提供する計画である。
■LG電子、独自OS搭載のスマートテレビ発売
韓国LG電子は6日、独自に開発を進めてきた基本ソフト(OS)「ウェブOS」を搭載したインターネット対応テレビを2014年から販売すると発表した。アプリ(応用ソフト)の切り替えや初期設定を簡単にして使い勝手を高め、薄型テレビの需要喚起につなげる。ヘッドホン型などのウエアラブル機器も併せて発表した。
■パナソニック、Mozillaと提携してFirefox OS搭載のスマートTV開発へ
CESでLGがOperaのweb OSを搭載したスマートTVを発表した直後にPanasonicもモバイル連動テレビの計画を明らかにした。
■中国・華為、14年スマホ世界販売計画を8000万台に引き上げ
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は6日、2014年のスマートフォン(スマホ)の世界販売台数を前年比54%増の8000万台に引き上げる計画を明らかにした。大型画面を搭載したスマホ「アセンドメート」の新機種も米国などで発売することも発表。韓国サムスン電子など上位メーカーを追い上げる。
■米国スマホ市場の1年、端末は Apple と Samsung、OS は Google と Apple の各2強で固定化
米国 comScore は、米国スマートフォン市場を対象として端末メーカーおよびプラットフォーム(OS)の市場シェアなどを継続的に調査している。本記事では、comScore の公表した過去のデータを集計し、2012年11月から2013年10月まで1年間の変化をまとめてみた。
■インド農村へボーダフォン攻勢 30億ドル投入、地場企業とシェア争い (1/2ページ)
英通信大手ボーダフォン・グループがインドの携帯電話市場で事業攻勢をかける。向こう2年間で新たに30億ドル(約3132億円)を投じ、農村部でのシェア拡大を図る。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。
■全世界の 4G LTE 対応デバイスは2018年に20億台まで増加、2013年は2億3,800万台
米国 Strategy Analytics は、世界 4G LTE ネットワーク市場に関する調査結果を発表した。調査報告書「Worldwide Cellular User Forecasts, 2013-2018」によると、2013年に2億3,800万台規模だった 4G LTE 対応端末の台数が、2018年には20億台まで増えるという。モバイル サービス売上高の面では、LTE ネットワークが全体に占める割合は2013年の10%未満から2018年の5割弱まで増加する見通し。
■公衆 Wi-Fi 満足度、ソフトバンクがトップ
ICT 総研は、大手通信会社などの公衆無線 LAN(Wi-Fi)サービスについて、普及・利用状況を調査した。利用者の満足度が最も高かったのはソフトバンクモバイル(SBM)の「ソフトバンク Wi-Fi スポット」だった。
■企業向けネットワーク機器は無線LANの統合が肝--IDC調査
IDC Japanは1月6日、ルータ、イーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器を含む国内ネットワーク機器市場の2013年上半期の実績と予測を発表した。2013年上半期の国内ネットワーク機器市場は、移動体通信事業者の投資が堅調であることや、企業での無線LAN利用拡大から好調だった。
■今年のスマホ業界の注目は、第3のOS
2013年のスマートフォン業界を振り返ると、「Androidにとって苦しい年だった」という感想が思い浮かぶ。夏商戦でNTTドコモが掲げた「ツートップ戦略」により、ソニーモバイルコミュニケーションズやサムスン電子の商品が売れたものの、それは結果的にパナソニックやNECカシオモバイルコミュニケーションズをスマートフォン事業から撤退させることとなった。
■“恵体”電話化するスマホ 2014年はコンパクトモデルに期待
2013年もAndroidスマホの大型化が止まらず、ラインアップのほとんどが5インチ以上のディスプレイを搭載する端末になってしまった。2014年は4インチクラスの、それもハイエンドなモデルの台頭に期待したい。
■携帯業界、逆襲の幕開け 一芸スマホなどで新展開
2014年のモバイル業界は、これまで硬直していた構造に「変革」が起こる年となる。新たなプレーヤーが、これまで長く続いた業界の“常識”を打ち破り風穴を開けることを期待したい。注目しているのはスマートフォン(スマホ)を開発している端末メーカーの反撃と音声通話革命の2つだ。スマホは横並びでスペックを競っていた開発はいったん落ち着き、面白くて個性のある端末が出てくる。
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