ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (12/3)

2015-12-03 15:16:30 | Weblog

■ドコモ、IoT普及に本気 メーカーの垣根取り払う
NTTドコモをはじめIT関連10社は共同で、「IoT」(Internet of Things、モノのインターネット)の普及を目指すプロジェクトを始動させた。異なるメーカーのIoT機器であっても、共通のアプリで操作できる仕組みを整え、IoT機器とアプリ双方の普及を促進させる。早くも2016年1月には対応機器やアプリが登場する見込みだ。

■KDDI、スマホと連携する傘立てとゴミ箱を12月1日に発売
KDDI、沖縄セルラーは、IoTを活用してスマートフォンと連携するauオリジナルのインテリア雑貨「Umbrella stand」と「Dust bin」を12月1日に発売する。価格は「Umbrella stand」が税別(以下同)8,070円、「Dust bin」が6,400円。

■LIXIL、東大教授と共同でIoT活用研究 住宅向けに
LIXILは2日、すべてのモノがインターネットにつながる「IoT」の活用に向けた研究を始めると発表した。東京大学の坂村健教授と共同で、住宅設備や建材にセンサーを埋め込み、省エネルギー化や健康管理、家庭内事故の防止への応用ができるか、実験・検証する。早期の商品化を目指す。

■白物家電をIoT機器にするアナログIC
アプリックスIPホールディングスは2015年11月30日、「世界初」(同社)とする家電製品向けIoT(モノのインターネット)用アナログ半導体を開発したと発表した。さまざまな家電製品のアナログ電子部品をインターネットなどのデジタル通信網に接続するための変換回路を1チップで提供する。

■IoTを先取り 三菱化学、トラブル解明し連続運転
化学製品を生産するプラントでは1年以上もの長期間、休みなく稼働し続けることがある。しかしその間に配管は汚れ、詰まり、腐食する。こうした現象を防ぐ技術を「ネガテクノロジー」と呼ぶ。実はこのネガテクノロジー、センサーを使って情報収集する「IoT」を活用した製造革新にも通じる部分がある。岡山県倉敷市のプラントで長期安定操業に磨きをかける三菱化学の取り組みを追った。

■IoT時代、電力確保に潜むビジネスチャンス
2050年には97億人と100億人に迫る世界人口。経済成長による医療水準の向上で、インドやアフリカなどで人口増が見込まれる。人が増えれば、エネルギー消費量も増える。しかも、その伸びは人口増を上回ることを歴史が証明している。

■スマホの主要部品、16年度に10~20%増 村田製社長が見通し
村田製作所の村田恒夫社長は2日、スマートフォン(スマホ)の主要な電子部品の搭載点数が「2016年度に15年度比10~20%増加する」との見通しを示した。通信の高速化などスマホの高機能化が進むためで、端末の出荷台数の伸びは鈍化するが部品需要は高水準が続くとの判断だ。

■日本でもApple SIMが登場、通信事業に踏み込んだ狙いはどこに?
米Appleは2015年11月17日、iPadのセルラーモデルで利用できるSIMカード「Apple SIM」を日本でも発売した。価格は600円(税別)である。

■マカオでようやく始まった4G LTE – 2015年中に4社が提供へ
中華人民共和国(以下、中国)のマカオ特別行政区(以下、マカオ)は1999年にポルトガルから中国に返還されたことで特別行政区として成立し、マカオ返還から50年間はマカオの特別行政区政府に高度な自治権を認める一国二制度を維持することが決まっている。このように高度な自治権を持つマカオでは移動体通信も中国から完全に独立しており、まるでひとつの独立国のように中国とは異なる移動体通信事業者が展開している。マカオには公衆陸上移動体ネットワーク番号の国番号や国際電話番号も中国とは別に与えられており、それぞれ455と853が割り当てられている。なお、中国は公衆陸上移動体ネットワークの国番号が460、国際電話番号が86である。

■ノキア大変身、世界で攻勢 携帯端末から通信インフラへ
20世紀と21世紀をまたいで世界首位の携帯電話メーカーだったフィンランドのノキアが、攻勢をかけ始めた。携帯電話向け基地局などを扱う通信インフラメーカーへと主力事業を大胆に転換し、再びトップを競う地位に。東京五輪に向け、日本での体制も強化する。

■世界のモバイルブロードバンド、料金負担が軽減
国連の専門機関であるITU(国際電気通信連合)はスイス時間2015年11月30日、世界167の国と地域の情報通信技術の状況についてまとめた年次報告を発表した。この1年間で、モバイルブロードバンドの料金の負担が大幅に軽くなった一方、最貧国の人々にとっては、有線ブロードバンドがますます手の届かないものになったとしている。

■インドの2015年Q3スマートフォン出荷台数は2,830万台、3台に1台はLTE端末に
IDCインドは2015年11月23日、2015年第3四半期(7月~9月)のインドにおけるスマートフォン出荷台数を発表した。それによると、同時期にインドで販売されたスマートフォンは前年同期比21.4%増の2,830万台だった。また、そのうち3台に1台がLTE対応のスマートフォンだった。単純に計算すると約943万台がLTE対応スマートフォンであり、その出荷台数は2015年第2四半期よりも3倍増加した。

■スイスの半導体企業u-blox、2016年度の日本市場は自動車と産業に注力
u-blox(ユーブロックス)は12月2日、報道陣に向けた記者会見を行い、日本市場における2016年度の事業戦略を発表した。

■ユニークな技術が盛りだくさん! - ドコモ R&Dセンターで見つけた新技術
11月26日と27日、NTTドコモは横須賀のドコモ R&Dセンターにおいて、最新の技術動向を展示するプライベートショー「DOCOMO R&D Open House 2015」を開催した。5G関連の展示については別記事で紹介したが、そのほかにも商品化の有無を問わず、さまざまなドコモによる新技術が展示されていた。ここでは展示内容の中から、筆者が気になった面白い技術について紹介していこう。

■日本通信、盤石の安定性を誇るIoT向け無線専用線サービス開始 - デュアルネットワークにより実現
日本通信は12月1日、NTTドコモ回線とソフトバンク回線を同時に利用するデュアルネットワーク戦略の第一弾として「2SIMルータ」を発売した。単独回線での利用と比較して飛躍的に信頼性を高めた通信サービスとして提供される。

■華々しく開始のドコモNOTTV、5百億円損失でひっそり終了…ドコモの限界と大転換
11月27日、NTTドコモはスマートフォン(スマホ)向けの放送サービス「NOTTV」を、来年6月30日で終了することを発表した。サービス開始当初より成功には疑問の声が多く上げられていたNOTTVではあるが、なぜこのタイミングで終了させるという判断を下したのだろうか。


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