ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

ひまわり

2010年09月21日 | 私ごと
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 体中が痛くて、座るのも、かがむのも、「イタタ!」の連発。
たった1時間草刈りしただけなのに、なんなんだ、この筋肉痛は?
思いのほか老いてる身体に、鞭打って仕事しています。
それにしても残暑が厳しい。ふぅ… 

 さて。
昨日の続きです。
平田の100%天然かけ流し温泉ゆらりに行くことにして、午後2時ごろ江津を出発したサンコー観光御一行様。

途中、ひまわり祭りしているから斐川町に行こう!ということで、着いたひまわり畑です。(ここは出雲空港のあるところ。で飛行機が見えたのです。)
すごい数、斐川平野の田圃の跡地なのだろうか、見事に何千本、いや何十万本ものひまわりが、既に傾きかけた太陽に背を向けて一斉に咲いていた。
「ね、ひまわりってお日様に向かって咲くんじゃないの?」
一本、二本反対に向かって咲いているのなら、そりゃ中には花の世界にも反逆児もいるでしょうということで、わかるけど、こうも集団で太陽に背を向けているとは、我々の考えが間違っているのかも知れない。

  

それにしてもこの日は暑かった。
道路の温度計は軒並みに30℃を表示していた。けど見上げる雲はやはり秋だった。
夏と秋の季節の変わり目、特に夏から秋へ移るころを「ゆきあい」というらしい。
そして夏の雲と秋の雲とが一緒に広がる晩夏の空のことを「ゆきあいの空」となんとも綺麗な名前がついているが、まさしくそんな空だった。

ひまわりといえば 昔昔のその昔、娘時代に感激と感動で青春の青い血を震わせた、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した反戦映画を思い出すのだけど。
それほど見事なひまわり畑でした。

そして4時過ぎに今日の温泉、ゆらりに到着。
ゆらりの温泉は値段が高いのが玉にきずだけど、湯船と露天風呂の境の戸が開け放たれていて、開放感があり、夏場は湯気がこもらず とても気持ちよかったです。

一日の疲れを温泉で癒し お決まりの生ビールで 乾杯して帰路につきました。
オムレツのようなお月さまが 雲の間を隠れたり覗いたりしていました。

帰りの車の中でサンコー夫人が、「ね、夕べ ふとお風呂の掃除をしていて、昔うたった唱歌の船頭さんの歌が頭からはなれなくなったんだけど、

♪村の渡しの 船頭さんは
ことし六十の」おじいさん
年はとっても お船をこぐ時は
元気一ぱい ろがしなる ソレ
ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

この歌、60でもうお爺さんって、嫌よね。」

ホントです。子供のころの私はおじいさんや、おばあさんは、子供のときからおじいさんやおばあさんをしていたのかと思っていました。

それにしても 私たちも完全に老人の部類に入るのですね。
このゆらりの温泉は、65歳から割引料金になっていました。
「お姉ちゃん、来年は安いね。そういえばアクアスの水族館も敬老の日は65歳以上はただよ。」と妹が笑いながら言うんです。
なんだか複雑な気持ち。

雲り時々うす晴れ   31℃

敬老の日に寄せいて

2010年09月20日 | 四方山話
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出雲発伊丹行きの(Q-400)機
いいえ、別に大阪まで行ったわけではありません。たまたま近くに行ったら頭上を飛行機がが飛んでいたので、写真に撮ったのです。(写真をクリックしてくださいね。)

で この話はまた明日にでも・・・

・・・・・・・・・・・・・・・ 

定休日の昨日、早朝からボランティアの町内一斉秋の川掃除の日。
私は人間ができてないから、ホント、大儀!折角のお休み、こんなことでつぶされたくない。でも住民なのだから仕方ない。
あ~、川掃除のないところに住みたい。
大体、この川掃除から、私は地獄の秋の花粉症に突入するのだ。ヨモギの花粉から始まり、セイタカアワダチソウの花粉がこの美しい美鼻孔(どこが?)を刺激してくすぐり くしゃみの連発と相成るのだ。
そんなわけで、二重マスクに首タオル、軍手に長靴、つばひろ帽子、まるで田圃のかかしみたいなスタイルで、参加しました。

掃除で始まった昨日、そのあと、敬老会に出かける安光姫を公民館まで送り、家の前の草むらの草刈り、障子貼り替え、お墓参り、と秒刻みのスケジュールで たまの休みにしなくてはならない家事を淡々とこなしました。本当に忙しい。
といっても、草刈りも障子の張り替えも全部、サンコー社長さんがしてくれたのですが・・・
障子に水掛けて紙をはがし、乾かして糊入らずの障子紙をはればいいだけなのだけど、それがなかなかうまくいかない。
車屋から経師屋に早変わりしたサンコー社長が、綺麗に貼ってくれました。もたもたしている私の作業を見るに見かねて。お陰で仏間が明るく綺麗になりました。いつもありがとうございます。

お昼、敬老会から帰った安光姫、地区で88歳のお祝いをしてもらっていて、記念品までいただき ご満悦。
「88歳のお年寄りは少なかったでしょう?」「いいや、数十人はいたと思う。」
やっぱりね、島根は日本一の長寿県だと新聞に出ていたけど、やはりそうなんだ。。

厚生省が発表した人口10万人当りの100歳以上のお年寄りの数で、今年は37年連続で一位だった沖縄県を島根が抜いたと。
よくよく新聞を読んでみると、沖縄県は人口が6000人増えて、島根は7000人減少したためとか、なんじゃそれは。
ただたんに過疎化が日本一ということじゃないのかな。

私が思うに、寝たきりのお年寄りも、元気なお年寄りも一緒にした長寿ではなくて、心も体もピンピンの方が多い県が本当の長寿県なのでは?そう思いませんか。

私だって敬老会予備軍。
安光姫のように、あれ食べたらだめ、これも食べたらだめ、アルコールもだめ、食事のたびに薬を大量に飲んで、ただ生きているのは嫌だなぁ、このまま充分身体に配慮をして、薬は一切飲まずに死ぬまで元気でいたい。これ願望です。
アルコール禁止にでもなったら、死んだ方がましだものね。

 さて。
お昼から、温泉にでも行ってゆっくりしようよ、とサンコーさん夫婦が誘ってくれて、出かけたの温泉は?

それは明日のお楽しみ。

晴れ 30℃

(38)「悪の教典」貴志祐介著(文芸春秋)・・9/16日読了

2010年09月19日 | 本の事
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 読み始めは、「お!学園ものか、好きなのよね。面白そう・・・」それにこの主人公の蓮実聖司教諭はステキ、カッコいい。
それもそのはず、彼は京大法学部を中退してアメリカに留学、MBAを取得してアメリカの大手投資銀行に勤務していたという経歴の持ち主。
その上で、生徒の悩みを解決し、学校のため、可愛い二年四組の生徒たちのため一生懸命になっている英語教師なのだ。
こんな先生に教えてもらえたら、私だってもう少し英語が理解できていたかも、と思ったりして。
おまけに教師の仕事は授業だけではないので、イジメ、万引き、カンニング、セクハラ教諭、モンスターペアレント、連日何かしら学園内で生じる問題も、蓮実先生は、明確な頭脳で理路整然と解決策を打ち立て、実行に移していく。流石!実にかっこよかった。ここまでは・・・
ところが次第に 何だか不安になる。完ぺきだった蓮実教諭の人格に疑問を抱くようになる。
え?!!なにこれ?
苛めの誘導、女生徒との不適切な関係、個人情報の悪用、偽装事故、放火殺人、そして人殺し!!
それらの行動を、三文オペラのテーマ曲”モリタート”を口笛で吹きながら淡々とこなしていくというか、殺していくのだ。
それもそのはず、蓮実先生の正体は人としての感情を持たない、サイコ人間だったのだ。

私的にはこういうサイコサスペンスは読まないというか嫌いなのだけど、読み始めたから仕方ない。

でも蓮実という人間の描き方が、少し変わっているなぁと思う。それというのも、初めのうちは理想の教師、そのうち化けの皮が剥げてきて、生徒を殺した後で『ここまで生徒のことを考えてやれる俺ってつくづく教師に向いてるなあ』とか平気で言う。彼の中に、『生徒を殺す自分』と『生徒のことを思っている自分』の間に齟齬がない、と言うか、その齟齬を感じる能力も欠如しているのだと思う。
精神的に欠陥というか、精神異常者だから、もしかして無実になったらと思わせるところがあるが、たとえ物語とはいえ本当に怖い。

それにしても何人殺したんだろう。

とても怖い物語でした。

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2010年09月18日 | 料理
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今週の頂き物を使った料理です。

  

① 沖イワシの天麩羅        ② オクラのかき揚げ       ③ オクラとブロッコリーのバター炒め

  

④ お刺身              ⑤ いなり寿司            ⑥ 天ムス

  

⑦ 茄子の田楽             ⑧ 巣ごもりモロヘイア    ⑨ モロヘイアとオクラと納豆の包み焼き

  

⑩ モロヘイアのチジミ       ⑪ 茄子のミートグラタン     ⑫ モロヘイアトースト

  
 
⑬ 肉じゃが              ⑭ ソーメン瓜のサラダ     ⑮ サバの竜田揚げ


モロヘイアをたくさんいただきました。
あまり食べたことないのだけど、栄養も豊富そうだし、なんか癖もなさそうだし、いろいろ試してみました。
これが意外や意外 美味しいですね。

⑧ 巣ごもりモロヘイア    
茹でたモロヘイアを食べやすい大きさに切り、バターでいためる。
塩コショウで薄く味をつけたら、まーるく型取り、中に卵を割りいれ、フライパンに蓋をして少し蒸す。半熟ぐらいで器に盛る。お醤油をタラリと掛けていただきます。

⑨ モロヘイアとオクラと納豆の包み焼き
茹でたモロヘイアを刻む。茹でたオクラも刻む、そこに納豆を入れて混ぜる。
油ぬきして袋にした油揚げの中に 先ほどの刻んだ具を入れて、爪楊枝で止める。
グリルで焦げ目をつけて、もみじおろしポン酢で頂きました。

⑩ モロヘイアのチジミ       
茹でたモロヘイアを刻む。
玉葱も薄く切り粗く刻む。豚バラ肉も1センチくらいに刻む。
オタフクチジミの生地を溶き、卵一個、先ほどの刻んだ材料、赤トウガラシを入れ、ごま油をひいたフライパンで、こんがりじっくりと焼く。
コチジャンのたれで頂きました。

⑫ モロヘイアトースト
茹でたモロヘイアを刻む。ラッキョウを刻む。モロヘイアとラッキョウを混ぜる。塩、こしょう、マヨネーズ、バルメザン粉チーズで味をつけて具を作り、バタートーストの上に載せていただく。

晴れ 29℃

(37)「確信犯」大門剛明著(角川書店)・・9/12日読了

2010年09月17日 | 私ごと
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 トンボさんの購入の本です。
横取りして、先に読ましてもらっています。
ですからネタばれは禁物、「もう見せてやらん!」と厳しく言われますので。
ギリギリのところで、早くレビュー書かないと頭の中から消えていくぅ…読んだことすら忘れているもんね。

物語は・・・
十五年前に広島で強盗殺人の裁判で無罪判決おりた。
その無罪判決の時 居眠りしていた裁判長末長は定年後、弁護士として広島で働いているが裁判員制度の反対運動を行っている。
特例判事補だった正木響子は母の介護のためエリートの道を捨てて弁護士になり、東京で法テラスに勤務している。未特例判事補の穂積は広島で司法試験予備校の看板講師となっていた。
裁判長だった末長弁護士は、無罪判決とした被告が本当は真犯人、で殺人犯を野に放ったのではと個人的に再調査していた。そして末長弁護士が殺され、引き継いで調査し始めた正木弁護士も殺される。犯人を見たと証言した被害者の息子が疑われるが・・・・

司法制度改革や裁判員裁判といった問題にも切り込んだ社会派の推理小説なのだけど、ただ、一番登場人物の中で嫌な奴だな と思っていた穂積が突然響子の仇を打つ!となるところなど、その心理がよくわからず、唖然呆然としたまま、最後まで、なんか腑に落ちなかった。

そうはいうものの、どうにもならない落ちこぼれ判事やトップエリート判事などが 時に人間くさく、時に恰好よく描かれている。人間の裏表がよくわかり、サスペンスとしても楽しめました。
そうそう、被害者の息子 大変な人生だったろうに、とてもしっかりしていて、好感が持てました。

晴れ 28℃

とりりとめのない話

2010年09月16日 | 木馬の事
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 確かに朝晩は涼しくなった。
この前は鰯雲が空に一杯広がっていた。それを見たとき暑さで朦朧としていた頭の中を一瞬涼風は吹きぬけていくような気がした。秋だぁ!!・・・

それなのに日中の暑さはなに?雲は夏雲。
クリアな夏空。クリアな陽射し。
すべての雲の輪郭がやけにくっきりはっきりしている。かーん、と晴れた夏の日には、景色も色もクリアになる。そんな午前中です。
朝顔だってジャンジャン花を咲かせているし。まるで夏日。

まだまだ秋は遠いのか。

・・・・・・・・・・・・・・・・

  
「やっぱりピーマンだった。」とイリコさんが叫ぶ。

この春のこと。
軒下になにも植わってない鉢が数個置いてあり、花でも植えようとイリコさんが、整理していたら、緑の細い葉っぱの苗が芽を出していた。
「これなんだと思う?」イリコさんが聞く。
「どれどれ、これは草よ、ほらどこにでも蔓延る小さい白い花が咲く雑草、引き抜いてしまいんさい」と答えた。
あれから半年。
イリコさんが 「どうも葉っぱがししとうかピーマン見たいだったので、抜かずに花の肥料を与えていなんよ、やっぱりピーマンだった。」と鼻の穴を膨らまらませて興奮気味にいう。

ホントだ!確かに、ピーマンでした。ごめんなさい。
只今一個実をつけています。
花はたくさん咲いていますからそのうち収穫祭でもいたしましょうか。
それにしてもこの種は どこから飛んできたのでしょうね。植えた覚えがないのですからそりゃ雑草と思いますよね、だれだって・・・

今日は取りとめのない話でゴメンナサイ。

 ブログのお友達のく・る・すのコロさんのブログに千社札のことが書いてあった。
私も大好きな志ん朝さんの千社札を持っている。
早速 メガネケースに貼りつけました。ランラン お!!カッコいい!!
実はこれを(恥ずかしながらこれはシールだと思っていた。)どのように使おうかと迷っていたのです。

有難うございます、コロさん。

晴れ 28℃

インターネットトラブル

2010年09月15日 | 私ごと
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                              クリトリア(チョウマメ)

 もしかしたら永遠に続くんじゃないかと思っていたあの猛暑が、嘘のようにめっきり涼しくなった。朝晩は気持ちいい。
しっかり秋は巡ってくる。
何だかよくわからないが、地球の仕組みって偉いもんだと思う。

でも日中はやはり暑いのでカメラ散歩もままならず、当店の鉢植えのクリトリアが咲いたので、今日はその写真です。

 パソコンがまたおかしくなった。
昨日の午前中ブログをアップしてから、昼過ぎにインターネットが繋がらなくなったのだ。
今までもこういうことは多々あったので、ルーターの線を抜いたりさしたりしたり、パソコンの電源を落としたり、いろいろ試してみたが全然繋がらない。
ちなみに江津は日本一IT通信に遅れてて、いまだADSLなのだ。
仕方なしに、また電気店に持ち込んだ。
色々試してもらったけど多分、店に設置してあるルーターか、無線ランの故障でしょうということで、昨日の午後から今日の午後まで、一日パソコンのない生活を強いたられた。

休肝日は耐えられないけど、休インターネット日は たまにはいいですね。本が読める。
(パソコンもあるとついつい頼ってしまい、パソコンに向かう時間が増える。)
今読んでいる本もとても面白いんです。(悪の教典)
秋の夜長(聞こえはいいが、秋の暇な木馬の夜)読書の秋に徹しました。

さて。
今日の午後一番に電気店がやってきた。
様々試してくれました。
どうもパソコンと一緒に買った無線ランが、どうしたはずみかセットアップしたのが消えてしまい、ルーターと繋がってなくて、インターネットが切断されていたらしい。
新たに初期化して繋いでもらいました。やれやれ。

それにしても嫌だ嫌だ・・・
10年前 マウスの使い方からすらわからなかった私が、ジンちゃんの助けを借り、試行錯誤しながら曲がりなりにも、ブログまでできるようになった。しかし いまだパソコンのノウハウなど全然ちんぷんかんぷん。ちょっと立ち上がらなかったり繋がらなくなったりしたら、やれ、セキュリーティパスワードを入力せよ とか、IDを入れよとか、もうこんがらがり、パニクリ状態。

というわけで今日はメカ音痴の愚痴でした。

雲り、時々小雨  28℃ 

同じ穴の狢

2010年09月14日 | 四方山話
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 日曜日 午後から曇った。今にも雨が降りそうな感じ。
その時 近所の小学校の上空だけ、まるで映画「第9地区」のヨハネスブルグの上空に現れた巨大円盤のように怪しい雲が・・・(少々大袈裟?)
しかし、雲は秋ですね。
でも、日中の暑いことと言ったらない。もううんざり・・・
「暑い暑い、一体全体いつまで我慢すればいいの、このうだるような暑さを」と連日口走っていたら愚かなトンボが「暑い暑いといっても涼しくなるかね、俺は足のほうが冷たくて朝方目が覚めるよ。」と愚かなことを言う。
「おかしいんじゃない、体が、自分で体温の調節ができないイグアナ人間かね。」
絶対におかしいですよね。秋とは名ばかりで、真夏日が続いているというのに。
そういえば、この小学校も運動会も、熱中症対策で早めに競技を切りあげたり、時間ごとに水分補給をしていたとか、本当に気持ちのいい秋は来るのでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さて。
いよいよ民主党の代表選挙が今日ですね。
連日連夜 メディアはこのニュースをトップで伝えている。
しかし 我々に投票権はない選挙だから、ただ見つめるだけで、どうすることも出来ない。
それに、民意と随分かけ離れた特殊な選挙なのだからなおさらだ。
でも、「政治とカネ」とか、政策の違いとかマスコミは騒いでいるが、一番肝心なことは、民主党の代表とはすなわち総理大臣なのだから、いま問われているのは一にも二にも日本の政治を安定させる指導力だと思いますよね。

大体、その民意のアンケートの仕方にも問題ありと思うけど、「首相にふさわしいのは」との設問は困ったでしょうね。だってこの二人のほかに選びようがないのですから。
なら「首相としてどちらがましなのか」と聞いた方がいい。
「菅さんも、もの足りなくてダメだけど、小沢さんはもっとダメ。」というところでしょうね、民意は・・・
大体小沢さんって剛腕だの策略家だの言われているけど、古い政治の中での策略家でしかないと思う。
もうそんな考え方は置いといて、若い政治家に任せたらどう?って思うもの。
それにしても私は不思議でたまらないことがある。
我々国民がが選挙で政権を変えたということは間違っていないと思うのに、どうして期待した民主党はこうまで民意とかけ離れたことを平気でするのだろう。どうして国民にこれだけ嫌われている小沢さんを必死で担ぎ出して、応援するのだろう。谷亮子なんて、政治がわかってそれで応援しているのだろうか?そのうえ今こんな時期こんなことで騒いでいていいのか、もっとほかに急いですべきことがあるでしょう、が民意じゃないのですかね。

旧政権は”永田町の倫理”とやらで、聞く耳を持たず、一般社会から遊離してしまって国民からそっぽを向かれたのに、なんだか民主党も同じ方向に向かおうとしている気がする。少し早いんじゃないですか?今ならまだ軌道修正できますよ。といいたい。

してみると、政権与党っていうのは我々一般庶民が想像もつかないくらい「いい思い」をするものなのか。勿論金銭的にもそうだろうけど、気分的にもちやほやされると、有頂天になれるものなのかもしれない。人は一度そういう禁断の木の実を食べて味わってしまったら、もうメロメロになるものなのか・・・
世間の風や、動きが感じ取れないくらいに・・・

ううーん、やはり同じ穴の狢なのですかね。

晴れ 28℃

生きること

2010年09月13日 | 木馬の事
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                                   飛鳥Ⅱ

 浜田港に立ち寄った飛鳥Ⅱです。(隣の親父さんの写真ですが、なにか?)
日本最大級客船で、総トン数5万142トン、乗客770人を乗せ、8月28日浜田港に寄港したと新聞に出ていたのだけど。
それにしても見事ですね。(写真をクリックしてみてくださいね。)
「こんな船で日本一周する夫婦ってどんなお金持ちの夫婦なのだろうね。」という話になった。
当店に夕方集うカウンター仲間は どういうわけか相棒がいない片割れの人が多い。
連れ合いと一緒にいる時はそりゃぁ鬱陶しい時もあったし、自由がないような感じがしていたけど、これが本当に一人になってしまうとなにかこう、気の抜けたビールのような、寂しいような、物足りないような気がするよね、と口々に言う。夫婦揃っていたときに感じていた様々な不自由も一人になってみると、懐かしい。

少なくともここに集う われわれ片割れ同盟の相方は、生き方は不器用な人達だったかな。でも一緒にいつしか年を積み重ねていくということは、色んなことも積み重なっていくわけで、だからこそ、身体で感じた気持が積み重なって行き、空気のような存在になっていったのですよね。
形は曖昧かもしれないけど、記憶ににしっかり残っている相方の空気と面影。
はたから見れば”われ鍋にとじ蓋夫婦”かもしれないけどね。

そういえば 落合恵子さんが新聞のエッセイでこんなこと言ってた。(ちなみに落合さんは一緒に住んでいた母を4年前に亡くされたいる。)
「亡くなった人が 後に遺していくのは、その人の生きられなかった時間であり、その死者の生きられなかった時間を、ここにある自分がこうして今生きているのだという不思議にありありとした時間」と書いていたけど。

ううーむ。
失った相手は違うけどその気持ちわかる。
私はいつも「先に死んだ者が勝ち、死んだ者にはかなわない。」と思うのです。

最終的には”亭主元気で留守がいい”といった前向きの気持ちで頑張ろうね。で落ち着くのです。

ゴウジャスな飛鳥の写真から一転話が飛躍したけど。
新聞休刊日の今日 民主党の代表選挙のことも書きたいのだけど、よくわからずに書くとまた顰蹙を買うし、やはり政治の話は難しい。

そういえば 谷啓さんがお亡くなりになったのですね。
楽器を使った”音楽ギャグ”の日本におけるパイオニア的な存在だった谷啓さん。
私が子供のころといっても昭和30年代初め、あらゆるジャンルでアメリカ的なものが、ドドドーッと流れてきて、我々ははまり込んだ。テレビの普及もありロカビリーやジャズなる音楽に訳も分からずのめり込んだ時代。
そんな時『クレイジィーキャッツ』の存在はハイカラでセンスが良く上品で、昭和の元気な時代を笑いの渦で満たしてくれた。
このようなメディア体験を栄養にして 感性やテイストや嗜好の原点を育んでいった団塊世代、その一端を担ってくれた谷啓さん。

ご冥福をお祈りいたします。

雲り時々晴れ  28℃