ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

企業通貨の話。

2006年09月29日 | 四方山話
 トンボさんが6?歳になられました。(午年)
開店以来 この木馬を影になり日向になり支えてきたと自己申告しておられますので、トンボさんの大好物の、餡子物をプレゼントしました。
イリコさんはコーヒーをプレゼントしました。気は心です。

何はともあれ、おめでとうございます。
いつまでも心身ともに鍛えて、若々しく長生きして、傾きかけた木馬を、これからも支えてください。

*…*…*…*…*…*
 
 なんとも言えずかわいい。笑ってしまった。それというのも、
今日は大手スーパーのお客様感謝ディということで、お買い物ポイントが10倍だった。チラシも入っていたので、いつもはガラーンとしている売り場も何処から人が集まってくるのかと思えるほど、ごった返していた。
いつものようにイリコさんが店で補充するものを紙に書いてくれていたので、見ながら食品売り場に向かった。

 また話は脱線するが、ポイント10倍ということで、この前新聞に『企業通貨4519億円に』という記事を見たのを思い出した。

 航空会社のマイレージや、家電量販店、スーパーのポイントなど、現金と同じように商品購入に使える「企業通貨」と呼ばれる仮想的な金の発行総数の事だ。
実際に、私もいきつけのスーパーや、家電量販店、マイレージも少ないながら、0円ではない。全部集めたら、1万円くらいにはなるかも・・
某スーパーは食品だけだけど、大手スーパーは何でも揃っている。そのスーパーのポイントが10倍ならそりゃお客さんは多いわな。

 で、そんな混雑しているインフォメーション前の3階まで吹き抜けになっているホールに、テーブルと椅子が4,5脚用意されていて、お年寄りの憩いの広場と化している。 その一角にちょこんと座ってお弁当を食べているおじいさんがいた。ここでお弁当食べている人はいつもいるからどうってことないのだけど、その方たちは、このお店内で買った出来合いのお弁当を食べているのだ。でもこのおじいさんは、ハンカチの上に広げたお弁当を食べていてその横には、ステンレスの水筒まで置いてあった。それはまるで愛妻弁当だった。私は足を止めて覗いた。悪いとは思いながら、覗かずにはおれない。アミに海苔の混じったふりかけがご飯にかけてあった。
 
 思わず、可愛いと思った。仕事の途中でどこか涼しいところで食べようとお弁当を広げたようには見えない。明らかに奥さんに作ってもらって、「一日中遊んでおいで。」と追い出されたように思えたが・・
お弁当を食べるという行為について帰りの車に中で考えた。私ならあんな人の多いところで食べるより、屋上かどこかの景色のいい外で食べるけどな、しかし、よく考えたらテレビに向かって食べていた。
何処で食べようとほっといてくれ!要らぬお世話!といわれそうと思ったら思わずにやりとしてしまった。

 私も暇だね、人様のお弁当で色々と思いをめぐらせてあーでもない、こーでもないと楽しんで、何処の誰だか知らないけれど、おじいさん御免なさい。

晴れ 26℃

「妹の恋人」をまたまた見る。オカーサンのジョニデ祭り。

2006年09月29日 | 映画の事
 妹の恋人 
監督:ジェレマイア・チェチック 
原作:バリー・バーマン/レスリー・マックネイル
脚本:バリー・バーマン
撮影:ジョン・シュワルツマン 
音楽:レイチェル・ポートマン
主題歌:プロクレイマーズ“I'm Gonna Walk (500Miles)”
 
出演:ジョニー・デップ(ベニーの友人の従弟、サム)
  メアリー・スチュアート・マスターソン(ベニーの妹、ジューン)
  エイダン・クイン(ジューンの兄、ベニー)
  ジュリアン・ムーア(ウェイトレス、ルーシー)
  オリヴァー・プラット(ベニーの友人、エリック)
  ダン・ヘダヤ(ベニーの友人、トーマス)
  C・C・H・パウンダー(ジューンの主治医)
  ウィリアム・H・メイシー(プロモーター、ランディ)

<ストーリー>
ベニーには、自閉症気味の妹ジューンがいた。ある日彼らの前にサムという、サイレント映画に憧れる不思議な雰囲気を持つ青年が現れる。無口なサムのパントマイムは、たちまちジューンの心を開いていくが……。

 昔、昔、初めてジョニデに出会ったとき、もしかしたらこの俳優私好みかもしれないそう思い(この前書いた?)ビデオの発売を待ってレンタルして見まくった。
やはり、ジョニデは裏切らなかった。少し癖のある役どころを、ものの見事に演じて、私の中にジョニデの魅力が確立していった。
シザーハンズが先か、この映画が先か忘れたが、とにかくもう目が離せなくなった。うまいし可愛いし・・

 この映画も心を病んだ者同士の恋ーーーという普通だったら面白くも何にもない物語を、ジョニデが演じた事で、重苦しくなりそうな話をサラリとユーモアたっぷりに描いていて、実に好感が持てた。この映画辺りから、ジョニデのメルヘンチックなキャラが、定着して見るものの心を暖かくしてくれるようになったのではないかな?とそう思う。

 ここにきて改めて見直してみて、アイダン・クインの地味な演技もまたいいなぁと思ってしまった。

◎SAORIちゃん、ジョニデは「シザーハンズ」と「妹の恋人」から見て欲しいよ。

追記 
この映画の前後してみた、「いとこのビニー」これも面白くて大好きな作品です。
これはジョニデではありませんが、超娯楽映画で、私はアメリカ映画のお笑い映画は大好きです。

「きみに読む物語」をDVDで見る。

2006年09月29日 | 映画の事
 
米 2004年 123分
監督 ニック・カザヴェテス
原作 ニコラス・パークス
製作総指揮 トビー・エメリッヒ 、アヴラム・ブッチ・カプラン
脚本 ジャン・サーディ 、ジェレミー・レヴェン
音楽 アーロン・ジグマン
出演 ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・ガーナー、ジーナ・ローランズ



<ストーリー>

 米国の療養施設で、認知症の老婦人(ジーナ・ローランズ)に対し、面倒を見る老人(ジェームズ・ガーナー)がノートブックに記されている話を読み聞かせる。それは、1940年夏、米国南部の小さな町で、夏休みを過ごすため都会からやってきた17歳の令嬢、アリー(レイチェル・マクアダムス)が、地元製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会い、恋に落ちる。しかし、アリーの両親は娘の将来を案じ、二人の交際を阻害し、アリーを都会へ連れ戻す。悲嘆にくれたノアは365日間、アリーに手紙を書くが母親に破棄されてしまう。やがて、第二次世界大戦が始まり、ノアは戦場へと出兵する……。

この映画もまた、アルツハイマーというこれから私たちが背負わなければならない問題が、もう一つのテーマだと思う。

しかし、三角関係にありながら、(少々羨ましいしい。)最後に純愛を貫くというこういう事実はもしかしたらあるかもしれない。

う~ん 景色も音楽も綺麗でとてもよかったんですが、私なりには☆☆☆です。