ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

やっと台風一過の青空。

2006年09月19日 | 木馬の事

台風前の日本海の朝日です。雲はすっかり秋の気配。(隣の親父さんの写真です。クリックしてください。)

*…*…*…*…*

 台風が日本海に抜けたというのに、ぐずついた日が続いていて今朝も、秋微雨で煙っていた。星高山のシンボルマークも山稜も、秋微雨で霞んでいた。なのに、それなのに9時ごろから急に台風一過の青空が広がった。本当にさわやか。年になんどか「きれいな空だなぁ」としんそこ感じる日がある。そんな一日だ。

 その爽やかな今日の買出し。
某スーパーの駐車場で、空を見上げてあの空の色、薄群青といったっけ、それとも白群だっけ、・・と口をあんぐり開けた状態で、首を後ろにそらして見上げながら入り口に向かう私。
人はどうも空を見上げる時口をあんぐり開けるのだね、などと、ぶつぶつ言いながらこの抜けるような青空に詩情をかきたてられ、すっかり自己陶酔していたら、ウインドウの仕切りのガラス越しに 某スーパーの店長が、こちらを見てなにやらつぶやいている。
きっと、何ひとりごとを言ってるのか、奇人変人がと思っているのだろう。
嫌だね、店長。このセンチメンタル心がわからないの?

 買い物を済ませてレジに並ぶと「タリン、タリン」と言っている。
「そりゃ私も足りてるほうじゃないけど、余りきれいな空にセンチメンタルになったんよ。」そういったら、「違う、お金が1万円タリンのよ。」

 聞くところによると、銀行に預けたお金がこちらではきちっとあったのに、銀行からの連絡で1万円少なかったと言う事らしい。

 で古い話でナンですが、話は変わる。
「店長、銀行を信用しては駄目よ、昔木馬もお宅のお金が一万円タリンと決め付けられて、でもいくら計算しても間違いがないし、そこまで断定して言われるのなら、それではいいです、わかりました。なかった事にしてください、と現金過不足であわせていたら、次の日、銀行の間違いでしたと、菓子折り持って誤りに来たよ。なんでも集金に出かける時、おつり用に持ち出した金額を忘れていたとか言って・・」

「そうかね、それならいいが。」と私の必死の励ましにも浮かぬ顔の店長。
「パチンコで負けたと思って弁償したら?」そういったけど、なんでも弁償して済めばこんな簡単な事はないらしい。
私のように趣味の延長(本当は必死だけど)でやってる店と、大きな会社とでは色々なシステムも違うんだろうね。

こんなきれいな秋の日に悩める店長。

店に帰ってみたら、イリコさんがてんてこ舞いしていた。
「ごめん、ごめん。店長に現金過不足の指南していたから・・」 
イリコさん、何のことだかわからずにきょとんとしていた。

朝 雨 後晴れ 25℃ 秋晴れ。