ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

数学が苦手な話。

2006年02月20日 | 四方山話

  

NO・14さんの愛車をパパラッチにいってきました。
愛車にお別れはいつですか?
でもこれで、ハンドルネームの意味がわかりましたよ。
凄く、スピードが出そうな車だね。
私は、怖がりだから運転するのも隣に乗るのもこわーい。方向もオンチだしね。
振り分け荷物で、テクテク歩いて旅をしたい・・。

*****

さて、なんとなく気が重い。そして、ブラックなイブが、ホワイトなイブを抑えて、バランスが崩れそうな一日だった。
でも、「椿三十朗」に出てくる奥方のように、どんな困難にもどっしりと構えて、動じず、ゆっくりと噛んで含めるように、一呼吸して、物事を考えるようしようと思ったらなんとなく気が楽になった。

それで話は変わるが、今日のさんのブログに、慧さんも数学が苦手だと書いてあったぞ。(なんだかうれしい。)
やはり、そうか?そうだよね、数学なんて嫌いな人たくさんいるし、第一、微分、積分なんて、今の世の中どこに役立つの?
建築の構造計算する時の偽造に役立つくらいでしょ・・

そういえば、少し前、「ダイハード3」の映画を見た時、木馬でわいわい騒いだ問題を思い出した。(この映画で、出てた問題だと記憶しているが・・。)

問題・・・●ここに5リットル入りのバケツと3リットル入りのバケツがある。この二つのバケツを使って水を汲んで、4リットルの水を用意するにはどうしたらいいか?

大騒ぎしたけど、結局一番に直ぐ出来て、説明したのはしもだった。

もう忘れたけど、多分私は出来なくて、大いにバカにされたということだけは覚えている。

そんなもん、出来なくてもコーヒーが売れればいいもん。やはりそういって逃げたんじゃないかな?

朝雨、曇り 午後晴れ 12℃
 


古い映画の話。

2006年02月20日 | 映画の事

製作●田中友幸/菊島隆三 脚本●菊島隆三/黒澤 明
撮影●宮川一夫 美術●村木与四郎

出演●三船敏郎/東野英治郎/山田五十鈴/加東大介/仲代達矢/司 葉子 ほか

木枯らし吹きすさぶ中、ふらりと立ち寄った宿場は「清兵衛一家」と「丑虎一家」の跡目争いの渦中にあった。 双方は勢力増強に競って「用心棒」を雇っていた。 浪人「桑畑三十郎」はその好奇心と自らの宿命からか、この町に興味を持ち争いに首を突っ込む事になる。 個性豊かな人物が次々と登場し、物語の展開も2転3転する。 その中で一糸乱れぬ立ち回りを見せる「桑畑三十郎」の魅力が余すところ無く伝わって来る。

何度も見た。数え切れないくらい。でも何度見ても、同じところで笑えて、同じところで、ドキドキして、スカッとして、桑畑三十朗のセリフが、カッコイイ。
「斬られりゃ、痛ぇぞ。」「おめぇ、強ぇんだってな。」「あばよ」などなど。
仲代達矢が若い・・
山田五十鈴が凄みのある、悪女を演じている・。



1962年 日本 98分
監督・脚本:黒澤明
出演:三船敏郎、仲代達矢、小林桂樹、加山雄三、団令子、藤原釜足、志村喬、田中邦衛、平田昭彦

この映画も何度見ても、う~んとうなってしまう。それ程の大好き作品。
用心棒の続編だけど、私はこの方が数倍好き。
見るたびに、新しい発見がある。無駄がない、細部のディテール、セリフの微妙なニュアンス、全部角から角までわかっているのに、ワクワクする。画面に一切の無駄がない、斬新で、言い足りない所がない。全て足りていると言う感じ。うんうん、

椿が重要な役をするのだけど、以前何かの本で読んだ事がある。黒澤はモノクロ映画で、赤の椿と白の椿を表現するのが難しいから、このシーンをカラーにしたかったらしい。しかし技術的な面でうまく行かず、のちの「天国と地獄」の「ピンクの煙が上がるシーン」に取り入れたとか・・。

あの袖の中から手を入れて、顎の無精ひげをなでながら、にんまり笑う、可愛い、ステキ。私は手フェチ?

そしてこの映画の一番の言いたいことは、入江たか子の上代家老の奥方の三十朗に向かって言う言葉「あなたは、ギラギラしている鞘のない刀のようなもの、確かによく切れる、でも本当に良い刀は鞘に納まっています。」

上代家老もまたすばらしい。
「馬に乗る人より馬は丸顔」の伊藤雄之助はピッタリ。
加山雄三、田中那衛が若い。

ジンちゃん有難うございました。          
また見せてね。