エイザンスミレとヒゴスミレは葉に深い切れ込みがあるスミレです。
乙女高原では両種が見つかっていますが、ヒゴが見つかったときは、エイザンじゃないの?とよく言われました。でも、エイザンが林の中で多く見つかるのに対して、ヒゴは日当たりのいい場所で見つかります。似ているけれど、好みが少しずつ違うのですね。これはヒゴスミレの写真。いい匂いがするというのですが、よく分かりませんでした。
ロッジ庭のセイヨウタンポポの花に小さな虫がたくさん集まっていました。近寄って写真を撮ろうと思ったら、飛ぶはねて逃げてしまいました。油断しました。今度はそっと近づいて写真を撮りました。マルトビムシでした。なぜ、こんなにたくさん集まっていたのでしょう。
木々がその葉を広げる前に、急いで花を付け、急いで花を畳んでしまう春植物。花の期間が短いので、観ようと思ったら、できるだけ足しげく通わなくてはなりません。
ちょうど一寸ほどの丈であるヒメイチゲが森の中で満開です。
環境省・日本自然保護協会のモニタリング1000でも明らかになっていますが、日本全国でノウサギが有意に減少しているそうです。
乙女でも雪の上のノウサギの足跡があまり見られなくなっていますが、この日、3つも見つけることができました。