乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

良い子はマネしてはいけません

2022年04月02日 | 昆虫
この昆虫はヒメツチハンミョウ。早春か晩春にしか、姿を見ることはありません。この虫、毒を出すことで知られています。だから、こんなふうに手に乗せたりしてはいけません。 ( 虫も木の枝や地面の上を歩くのに、いちいち毒は出しません。虫が木の枝や地面の上を歩く気分で、手の上を歩いてもらえばいいわけです) 
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草の上のえぼじ

2022年04月02日 | 動物(けもの)
「えぼじ」とは「落書き」という意味の方言です。乙女高原の草原で、雪解けの頃に必ず見られるのが、この土や刈草でつくられたえぼじです。
冬の間のネズミ類のしわざだと思われます。
土の上に「U字型の溝」が残っていれば、それはネズミの雪の下の通路の跡だったと想像できます。
でも、この土の塊にちくわのような穴はありません。土くれの中に糞は見られます。・・・となると、ネズミたちはこれをどうやって作っているのでしょう。
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ハシリドコロの根茎をかじったのはだれ?

2022年04月02日 | 動物(けもの)
 乙女高原への途中の雑木林で見つけたものです。ハシリドコロの芽が出ていることから、この黄色っぽいのはハシリドコロの根茎で間違いないと思います。
だとすれば、この毒草ハシリドコロの根茎を食べたのは誰でしょう? 根茎の上にはシカの糞がありました。シカ・・・でしょうか?
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