赤く染まった水たまり。初めて見たときは、工事をしている人たちが茶色く濁った油を捨てていったのかと、ムカついたものです。
でも、これ自然なんです。
鉄バクテリアの活動が盛んになると、池の底にはこのように赤茶色の綿みたいなものが沈殿します。
また、水面は、まさに油を流したようにテカテカします。
まるで、七夕の短冊のように、木からたくさんの赤いヒモ状のものがぶら下がっているのは、ツノハシバミの雄花です。
この時期、この赤い短冊がよく目立つので、森の中のどこにツノハシバミの木があるかよく判ります。
「こんなにいっぱいツノハシバミの木があったっけ?」と驚くほどです。