フリーソフトを使ったお手軽画像加工によるビーム表現の続きです。
今回、背景に使ったのは紺色の画用紙なのですが、ちょっと寂しかったので星を描き込んでみました。「PictBear」の画面上に出ているツールの「ブラシ(画面左端のツールバーにも別の『ブラシ』があるので注意。←『ペイント』のモノと同じ役割です。)」で輪郭にぼかしのある小さめの点を選び、「パレット」で白やクリーム色を選んで画像にポチポチと点を打っていきます。2、3種類大きさを混ぜてやると遠近感というか奥行き感が出ます。
次に銃口付近をビカッと光らせるのですが、その作業には「Jtrim」の機能を使いますので、ここでいったん「保存」します。
再び「Jtrim」を起動させ、先ほどの画像を呼び出します。「PictBear」で加工して保存した画像は、「ペイント」の画像と同様、画質が荒くなっています。前回行った画質調整と同様に「イメージ」→「ノイズ除去」で画質をキレイにします。
銃口付近をビカッと光らせるにはメニュー「加工」の「超新星」を使います。画面上に十字型の照準(?)が出てきますので、十字線の交点を銃口付近に合わせます。すると「半径」「放射線の数」「乱数色相」「超新星の色」を選択する小さい画面が出てきます。それぞれを好みの状態に調整して(小さなサンプル画面が出てきますので、それを参考に…。色は「ペイント」の「色の編集」と同じ手順で、自分で色を作ることが出来ます)「OK」を押すと、ビカッとした光が追加されます。閃光だけでなく、その光の照り返しも被写体の表面に追加されるので、なかなかにリアルな表現になってくれます♪
ついでにモノアイも光らせてみました。「超新星」は筆者お気に入りの機能です。半径や放射線の数を調整すると、こういう使い方も出来ますよ♪
他の特殊効果を試してみました。これは「Jtrim」の「加工」→「ブロック」を使用したモニター画面風処理です。「ガンダムセンチネル」でこういった写真がありましたねぇ。ブロックのサイズを最小にすると良いですよ。
こちらは「PictBear」の「フィルタ」→「特殊効果」→「ぶれ」を使用した、動きのある画面です。ただ、これはうまく行かない場合が多いです(汗)。MGザクver2.0の最終回のジャンプ飛行中のザクは数少ない成功例だと思います。
これは別アングルの写真で作ったモノです。ビームの線の引き方を工夫すると遠近感が出ますよ♪
筆者が行っている画像加工はこんな感じです。「PictBear」や「Jtrim」には他にもたくさんの機能がありますので、いろいろ試してみて下さいね!その際、加工前の写真は念のため別に保存しておいて下さい。
*「PictBear」の「切り取り」「貼り付け」の機能はちょっと使いにくいです。画像を加工してプロポーション改造の検討などをする時は「ペイント」を使った方が良いと思いますよ。
今回、背景に使ったのは紺色の画用紙なのですが、ちょっと寂しかったので星を描き込んでみました。「PictBear」の画面上に出ているツールの「ブラシ(画面左端のツールバーにも別の『ブラシ』があるので注意。←『ペイント』のモノと同じ役割です。)」で輪郭にぼかしのある小さめの点を選び、「パレット」で白やクリーム色を選んで画像にポチポチと点を打っていきます。2、3種類大きさを混ぜてやると遠近感というか奥行き感が出ます。
次に銃口付近をビカッと光らせるのですが、その作業には「Jtrim」の機能を使いますので、ここでいったん「保存」します。
再び「Jtrim」を起動させ、先ほどの画像を呼び出します。「PictBear」で加工して保存した画像は、「ペイント」の画像と同様、画質が荒くなっています。前回行った画質調整と同様に「イメージ」→「ノイズ除去」で画質をキレイにします。
銃口付近をビカッと光らせるにはメニュー「加工」の「超新星」を使います。画面上に十字型の照準(?)が出てきますので、十字線の交点を銃口付近に合わせます。すると「半径」「放射線の数」「乱数色相」「超新星の色」を選択する小さい画面が出てきます。それぞれを好みの状態に調整して(小さなサンプル画面が出てきますので、それを参考に…。色は「ペイント」の「色の編集」と同じ手順で、自分で色を作ることが出来ます)「OK」を押すと、ビカッとした光が追加されます。閃光だけでなく、その光の照り返しも被写体の表面に追加されるので、なかなかにリアルな表現になってくれます♪
ついでにモノアイも光らせてみました。「超新星」は筆者お気に入りの機能です。半径や放射線の数を調整すると、こういう使い方も出来ますよ♪
他の特殊効果を試してみました。これは「Jtrim」の「加工」→「ブロック」を使用したモニター画面風処理です。「ガンダムセンチネル」でこういった写真がありましたねぇ。ブロックのサイズを最小にすると良いですよ。
こちらは「PictBear」の「フィルタ」→「特殊効果」→「ぶれ」を使用した、動きのある画面です。ただ、これはうまく行かない場合が多いです(汗)。MGザクver2.0の最終回のジャンプ飛行中のザクは数少ない成功例だと思います。
これは別アングルの写真で作ったモノです。ビームの線の引き方を工夫すると遠近感が出ますよ♪
筆者が行っている画像加工はこんな感じです。「PictBear」や「Jtrim」には他にもたくさんの機能がありますので、いろいろ試してみて下さいね!その際、加工前の写真は念のため別に保存しておいて下さい。
*「PictBear」の「切り取り」「貼り付け」の機能はちょっと使いにくいです。画像を加工してプロポーション改造の検討などをする時は「ペイント」を使った方が良いと思いますよ。
毎日暑い日が続きますね。
1周年おめでとうございます!
いつもかめっチさんの記事の内容は勉強になります。
良い刺激を受けます。
ありがとうございます。
しかし模型は奥が深いですね。
製作前、製作中、そして製作後の完成品をもいろいろな方法で更に完成度が上がりますね。
僕も涼しくなったらガンプラ製作再開しなくちゃ!!
では、8月後半もがんばってください。
楽しみにしてまーす。
画像処理によりゲルググの格好良さがより引き立ちますね。
これが個人の手で出来るなんて、凄いの一言に尽きますね。
ぜひ、チャレンジしてみたいです。
実を言うと自分もあんまり使いこなせてなかったりしますw
作品制作、画像加工ともにがんばってください^^
あの「ピカーン」は超新星だったんですね~。
早速Jtrimを探してみます。どうもありがとうございましたm(_ _)m
ガンダム系の機体は目が小さいので、目を光らせるのも良さそうですよね。先日HGバスターガンダムを作製したのですが、ひさしがデカくて目が隠れてしまってましたし。
毎日暑いですねぇ…。プラモ製作中は扇風機も付けないので、汗が目に流れ込んで「痛たたっ…!」と…。やっぱりプラモはあまり暑くない時が良いですねぇ(笑:秋がプラモ作りにはいちばん良いと思います。冬は火事に気を付けないといけないので…)。
ホンマ、プラモは奥が深いです。パーツの切り方・ゲートの処理の仕方に始まり、完成後の保管やメンテナンス、さらなるバージョンアップ(完成後にある程度分解できるモノなら、後から手を加えることができますからねぇ)にいたるまで…。ときどきドツボにはまることもありますが、「プラモ作りが趣味で良かった~!」と思うことが多いです。
秋にはまた新キットがどんどん発売されるようですので、作ってくださいね♪
弱小アイアンハートさん:こんばんは~! 記事で使用したフリーソフトはホンマにスゴいです。これだけ便利な機能が付いたソフトが無料だなんて…(!)。おかげで画像加工なんかやったことなかった筆者でも、楽しく作業することができますよ♪ 技術的には良い時代になりましたねぇ。 弱小アイアンハートさんもぜひお試しくださいね!
はぼっくさん:こちらこそありがとうございます!
lsmakerのサンプル画像が素晴らしいので、早く習得したいと思うのですが、今のところ「おおっ!良い感じのビームが! …でも、狙った所と違う場所に…(汗)」といった状態です。∀ガンダムやイデオンなどの発掘ロボを操作しているような感じで、これはこれで楽しいですね♪
そのうち使いこなせるように、お互い頑張りましょうね!
スパイクさん:ガンダム系の機体は目が小さいのにヘルメットのひさしは深く被っているので、どうしても目に光が入りませんねぇ(困)。バスターガンダムのようなバイザーが付いていたら、なおさら…(汗)。
写真のサイズが小さい場合は「超新星」で目を光らせるのが難しい場合がありますので、パステル調のグリーンやピンクなどで目を描き込んで(ツールバーにある虫眼鏡のマークを使って画像の表示を拡大すると塗りやすいです)、目の真ん中辺りを白でぼかすと良い感じになりますよ(ガンプラの目の光を塗装で表現する場合と同じですね)! もちろん、「超新星」と併用すれば効果は倍増すると思います。