おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ぼよんぼよん。

2006-08-12 04:20:32 | おじたん的自転車生活。
ドイツのシュワルベのビッグアップルである。

今のトコロ、ブリロの時と同じ様に保管してあるが、タイヤに変化は無い。枯葉剤作戦においては飛散する除草剤に暴露される危険から、重いのを我慢して室内保管へ移行。過保護に思えるが、謎の奇病に侵されても困るので、一応…。

でまぁ、ドイツのシュワルベ…と言うと「メッサーシュミット」だったりするが、あまり関係ないと思う。あんのかな? シュワルベ…とは「つばめ」なんであるが、そんな愛称の戦闘機が昔あったんだなぁ。確か、世界初の実用ジェット戦闘機な気が…。

それはさておいて「ぼよんぼよん」である。タイヤ自身がサスペンション…なタイヤ。豪雨の後の、シッカリ濡れた舗装路を乗ってみた。

晴れた日とあまり変わりなく、拍子抜けしてしまった。意外にもグリップするのである。マンホールのフタとか、分厚い鉄板の上とか、普通に乗って走ってる分には問題なく、一気に信頼度が高まると共に、なおさら拍子抜け…。

んで、砂利道とか、未舗装で表面がちょっとヌルっ…としている様な林道みたいなトコロを走ってみたが、荷重さえしっかり載っていれば、無下に滑らないタイヤなのである。荷重のかけ方を意図的に変える…例えば、ハンドルに重心をかけて、一気に漕ぐとかすれば、それなりに「滑る」。ブリロや898ではなかなか無かった感触だけれど、これはブロックが無いワケだから、当たり前。

それでいても、実際にそうしたトコロを走ってみると、今まで「おっかなびっくり…」だったのがぱぁーっと晴れていく感じ。少々、泥でデロデロにはなったけれど、舗装路を走っているうちにキレイになってしまった。

んー。ぼよんぼよん、なかなかやるなぁ…。もっとシビアなものかと思っていたのだが、そうでもないらしい。ママチャリのタイヤがちょっと進化したかな…って位にしか形状的には変化も無い。ただ、ママチャリでぼよんぼよん具合に空気圧を調整すると、いきなりリム打ってパンクしたりするから、一緒にしちゃダメなんだけれど、やはり、ママチャリ向けのぼよんぼよんはあっても良いと思うなぁ…。

勢いだけで、雑木林に突っ込んで行くコトは無理だけれど、ちょっと気をつけながらなら、それなりに大丈夫だとは思う。新品の砕石が敷き詰められている砂利道はちょっと怖いかな。日本じゃあまり無いが、石畳なんか走ったりすると、ぼよんぼよんの効き目はかなり良いんじゃないかと、想像だけしてみたり…。

ともかく、普通の舗装路を走っている分には、ぼよんぼよん以外に変化も無くて、至ってフツー。良さそうに思えるトコロはあっても、悪いと思うトコロが少ない。ブロックが無い分、パンクとかし易いのかなぁ? 大昔を含めて、リム打ちパンク以外に経験がなかったりする。通学で乗っていた頃は、やれ釘が刺さったとか、金属を削ったカスのコイル状のモノが刺さったとか、ちょっと羨ましかったのだが、そうでも無いのにしっかりとチューブに穴が開いてパンクする自分のユーラシアが不思議でならなかったもの。

これが、歩道の段差とかにガツンと当てた時に、リムに噛まれて穴が開くと知ったのは自転車に乗らなくなって数年後のコトだった。そんなコトにはなりそうにも無いくらいに、空気はパンパンに入れていた。それなりに体重があったので、そうしないと空気が抜けたみたいに見えてしまうのである。そうではあっても、衝撃ってのは瞬時にタイヤを歪めてしまうものなんだねぇ…。

おまけに、走っている時は絶えず歪んでいる。地面から離れた途端に歪みは戻るが、その連続を続けながらタイヤは回るんであるね…。そうした状態においての、このファットでバルーンなタイヤにはなかなか有利な点があるとか無いとか言われてもいる。接地面の形状が細長いかそうでないか…で、タイヤに掛かる負担の度合いが違うそうだ。(シュワルベの本家HPに載ってた…)

そんなのが乗っていて「違いの判る…」持ち主でも無いのだけれど、クセはあっても悪い感じがしないってのは判る。思い切って交換したのは良かったなぁ…。

でもやはり、スッキリし過ぎちゃった感じは否めず、もう少しファットな方を選ぶべきだったと、後悔はしているのである…。

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