おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

髪の毛が黒くないヤツは学校から出て行け。

2005-04-09 01:20:17 | 我思う、故に書くなりよ。
と、言う事なんだろうか。宮城県蔵王高等学校では。
まぁ、茶髪にしているならそれもアリかと思うが、生まれつきの自毛が黒いばかりが日本人ではない。
不必要に染色を迫られた上に、自主退学まで追い込むと言う事がどーゆー事か? 明らかな人権を無視し、侵害したワケで、高校の教諭の脳みそにそうした危惧が全くなかった事が信じられない。

それにしても、賠償請求額がなんだか安すぎる。自毛を不必要に染められた挙げ句、退学して再度別の学校に入り直さねばならなかったワケで、その対価は「550万円」で足りるのか? 髪の色が生まれつき黒でなかったばかりに、学校から追い出される「差別」とも似たような事をされて、この金額とは端でニュース読んでいる身としても、あまりに悲しい。取り返しのつかない貴重な時間を失わされたワケだから、1億でも5億でも取れる物は取ったら良いと思う。印紙代が高額か…、これじゃ。まぁ、過去の判例とかから計算したんだろうけれど、こんな額出張費誤魔化せば幾らでもどうにでもなる金額だしなぁ。いずれ、こんな事やらかした教師はネットで素顔が晒されて社会的制裁を受けるにしてもだ。
すでに、ごめんなさい…じゃ済まない事しでかした学校と、教育委員会がどー回答するのか見物だけれど、こういう人権を無視したルールの強制は昔からあった。天然パーマの持ち主だと間違いなく何らかの苦労はしているだろうと思う。強制する側にはいくらでも理由は用意され、強制される側には弁解の余地すらも消されて無くなるのが常で、それが正当化されてきた歴史がある。

そんなこんなも「おかしい…」って疑問が大きくなって、消えて行ったワケではあるが、未だに残っていた事例としてはバカバカし過ぎる。生まれつきの容姿を否定したツケがどんなに大きな物か、示談で済まそうとする連中をはね除けて頑張って闘って頂きたいところ。

だからと言って、校則というルールをムシしちゃいけない。「生まれつき…」と称して染めて喜んでいる連中は学校から追い出されても文句は言えない。そういうルールがあればね。「突然変異」と称してアフロやモヒカンにしても同じ。ところが、スキンヘッドは何もお咎めが無いのも不思議なのだが、実際の所そう言う所は多いんだから仕方がない。まぁ、個性をフル・オープンにして楽しめるのは社会人になってからだと思うが、それすらもなかなかなのが現実である。

それとは別次元にあるのが今回の問題。肌の色や髪の色、目の色で学校へ来る事を拒んだワケだ。これは申し開きの出来ない「人権侵害」に他ならない。そうした理由の如何によって、不自由を強いられてはイケナイ国でもあるのが日本なのだから。

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