おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

それから…

2018-09-25 07:23:50 | 我思う、故に書くなりよ。
何が「それから…」なんだか。

ホント、久々だが、認知症にどっぷり浸かり切っている母の事である。

既に多くの事が自身では出来ない状態にあるのだが、なんせ自身の病気の事が理解出来ないので、ある種『放置プレイ』な状態。

相変わらず、毎夜家の中の物を触り、動かし、翌日にはその記憶を無くし、盗まれたと騒いでいる。

暫くぶりにブログに書き残すが、これまで静観するしかないものの、流石にヤバイ…って事が幾つかあった。

症状が出始めて、調理中の失念から鍋を焦がす事が多かったが、火災に至るまでにはならなかった。

それが、電気湯沸しポットをガスコンロに載せて焼けるなんて事があり、ガスコンロを撤去し、IHの物に変えた。

それすら、自身の記憶にはなく、物が無くなること、そうした不祥事の一切が私がやった事だと主張を曲げないのである。

流石に火災はヤバイので、あれこれ工夫したが、もう何を話しても罵倒を伴う難癖しか口から出てこないので、会話すらやめた。

日々の「見守り」なんて事すらも出来ない。

顔を合わせば罵倒される始末。物が無くなれば110番され、毎度同じ事を警察官に説明しなければならない。

まぁ、生存確認は他の方法でしているが、それすら直接に視認しているわけでは無い。

…デイサービス、ケアマネも知らないうちに変わっていた。

それはそれで上手くやってくれていれば問題なく、こちらも安心出来るから良いのだが、そうした環境下でない場合の様子が殊更酷くなっている。

まぁ、近所さん、赤の他人に攻撃の矛先が向けられてはいないのがせめてもの救いだけれど、謂れなき事に罵倒され続けるのも疲れてしまったよ。

正直、そうした時の母はあからさまにキチガイである…。

顔付き、目付き、これまで見る事の無かった母の様は、キチガイそのものである。

幸い、そうした事情は関係者にも伝わっていて、ほぼ毎日誰かしらが接触しに来ている。

看護士が定期的に来る回数が増えてもいるし、それはそれで家族としては安心だが、病状の深さは確実に進んでいる。

幾度か、そうした関係者と今後を踏まえた話し合いの場を持つ事もあったが、これは相変わらずである…。

机上の空論に尽きる。

何か対策を考えたところで、それらが実行されて効力が見える事は無い。

母の病状がもっと進み、自身や他人に危害が出る恐れが現れなければ、強制されるものは何一つないんである。

以前にも記したが、既に正常な判断が出来ないにも拘らず、また、その事を多くの関係者が知っていても、判断が委ねられるのは病人である母だと言う事が続いているのである。

ま、それが『人権』なんだそうたから、致し方ないとしか記せ無い。

今朝も早くから難癖付けられた。

また何か「盗まれた」らしい。

昨日、近隣の方から聞いた話じゃ、下着、パンツが盗まれたとの事らしい。そして盗んだのは毎度のこと、私だそうだ。

既に洗濯機の操作が出来ず、手洗いしか方法も無いだろう母である。

干して乾かし、取り込んでどこかへしまったのか、捨てたのか定かでは無いが、無くなったとされる物を自身の手にしていても「盗んだ」「盗まれた」の騒ぎ。

下手に見付けない方がトラブルにならず済む。

日増しに酷くなって行くのだが、眺める事すら難しいのが現実であり、現状。

これも『認知症』。

ただボケてるだけなら関われる事は多いと思うが、ウチの場合は全く関われない。

最悪の場合に備えての用意と心構えは出来ているが、それは対外的な場合、他人への被害、危害に備えてのことであって、母自身をどうのこうのって事が出来ない。

もう、なるようにしかならない…。

そうなったらそうなったで、どこまで何が出来るのか普通なら考えるものだけど、それすらも許されないみたいだ。

遺言には「死後も一切関わるな」と書いてあるみたいだからね。

この期に及んで思うのは、認知症ってのはガンよりも果てしなく恐ろしい病気だと言うこと。誰もがそうなる恐れがあるのだから、尚更に恐ろしい。

もし、自分がそうなり、そうなったと自覚出来たなら、遠慮なく自殺を選ぶと思う。

こんな迷惑、他人に掛けられない。肉体的な場合もあるだろうが、精神的に耐え難い状況と状態が続くなら、自死した方が世の中丸く収まる。

それが認知症なのだが、世間では単に『ボケ』で済まされる風潮がある。

…こんなに恐ろしい病気なのにだ…。

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