おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

素敵だ やはり人間は 素晴らしい

2006-09-13 02:04:11 | 我思う、故に書くなりよ。
秋だから、読書である…。

定期的な週刊誌とか月刊誌とかを、読まなくなって久しい。デイリーな新聞でさえ、ネットで見る生活に切り替えているので、それらの雑誌に至ってはことさら買わなくなってしまった。

一般書籍に至っても、これは同じで、読書する習慣が全く無くなってしまった。新刊書籍…など、ここ数年買った事はほぼ無い。それは、新聞・雑誌とかとは別の理由があり、値段相応の中身とは思えないものが多くなってしまったことにある。

おじたん。が幼少の頃には、少ないお小遣いをやりくりして貯めたお金をはたいて、勇気を持って購入するだけの価値のある書籍がいっぱいあった気がするが、そうした努力に値しない書籍が増えてしまった。まぁ、紙資源の枯渇なんてこともあるんだろうし、書籍をコレクションするする意義も日々の生活の中で薄れて行ってしまったということもある。

でまぁ、マンガもコミックと言うまとまった形にならない限りは読んでいない。それすらも、連載が終了し、本当にまとまった形で購入して楽しむコトが多くなったが、非常に長期にわたって連載が続くとそうもいかなかったりするワケで、ここ数年の愛読書でもある『HELLSING』なども、コミックと言う形で世に出れば買って楽しんでいる。平成10年の11月が1巻の発行だから、ほぼ1年で1巻分のペースである。

ほぼ1年半振りに第8巻が出た。バケモノのバケモノによるバケモノのためのフェスティバル&カーニバルが佳境を迎えて久しい。相変わらず「黒」が多いが、黒の意味するところに深い味わいのあるコミックなので、専ら「黒」を楽しむコトが至高の極みであったりもする。

この辺は、ちゃんと月刊誌で追いかけていくと、『外伝』とかが楽しめたり、補足的な話に触れるコトも出来るのだけれど、小さな町の書店じゃ置いてなかったりするし、圧倒的な量が売れている雑誌でも無さそうなので、ほとんどお目に掛かったコトも無いワケで、非常に個性的な面々と出会えるのはコミックと言う形になってからとなってしまうのだが、黒を待つ楽しみ…が良かったりねぇ…。

でまぁ、秋の初めを楽しんだ。地獄と化したロンドンに集う人でなしの集団。その中に巨乳の婦警とじじいの執事があまり登場していないので、ちょっとがっかりだが、巨乳はともかく(前巻がんばった…)、執事は(寝返ったか!)どーしているやらなぁ…。やはりちょっと寂しいなぁ…。まぁ、秋ってそんなもんだからなぁ…。

人でなくなったもの、人であったもの、人でなしの集い。楽しいなぁ…、ロンドンは…。最強の吸血鬼の言葉は、人であった頃の思いと、人でなくなった後にも人に仕える身の思いに満ち溢れているんであるな…。


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