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おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

謎の換気扇おやじ。

2005-09-12 13:58:23 | 我思う、故に書くなりよ。
本日もお日柄良く、あまり直射日光に当たりたくは無い気分。

で、まぁ「おもいっきりテレビ」なんかじっくり見たりして…。すると、突然の訪問者を告げるチャイムの音が…。

訪問販売と判ればわざわざ出る事も無いが、判らなかったので出てみると、作業服を着たおっちゃんが立っている。

「トイレの換気扇が壊れているので、そーゆーのを直しているんだけど…」

んー。まずは名を名乗れい。誰じゃそなたは? おまけに、しどろもどろだぞ…。

うちは借家であり、しかもかなり古い。あちこち痛んでおるのは判っておるが、トイレの換気扇って言っても、普通ならピンとは来ない。トイレに入らなければ判らないだろうし、そんなものが壊れているとどーしてあんたが知っているんだか…。

おっと、そうだった。うちは水洗式トイレではない。文化都市とも呼ばれているところのハジの方では下水なんぞ完備されておらず、古い家などでは浄化槽の設置もままならない事から、古式ゆかしい「汲み取り式トイレ」なのだ。

そうなら話は早い。確かに臭気を逃すための煙突の先に、電動ファンが絶えず回っておる。これが壊れていると申すのか…。

だが、屋根と同じかそれ以上高い位置に収まっている、その換気扇が壊れていると、見ず知らずのあんたはどーして知っているのか?

「よぉ…どーして壊れてるの知ってるんだ? ああ?」

新調した眼鏡の奥から、鋭い視線をくれてやりながら問い返すと…

「そーゆーのもやってるんで…」

それじゃあ返事になってねーだろーがよぉー。そもそも、そんなものはホームセンターで買ってきて取り付け直せば済むのである。それに必要なハシゴやら工具は父がしっかり遺してくれている。第一、壊れて困っているわけでは無い。

鋭い視線をくれてやりながら、お引取り願った。新手のリフォーム詐欺なのかどうだか判らないが、どうせふんだくるつもりで来たのだろう。そうはいかんざき。

このクソ暑い中、家々の換気扇を物色しては「カモ」を探して歩いているのもご苦労だが、確かに1人暮らしの老人が多いってのも事実だし、そうそう易々と信じるワケには行かないな…。

とかなんとかやってるうちに、「悩み電話」が終わっているではないか…。午後のティータイムにうってつけの番組だからこそ…と思っていたのに…。やれやれ…。

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