おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

漢のプリン その2。

2005-11-28 05:22:59 | 我思う、故に書くなりよ。
今日も漠然と、そして殺伐とした不安に苛まれながらもコンビニへ向かう。

特に重要な案件は無く、どこから生まれいずるのか、そしてどこへ消えて行くのかも判らぬ欲求の赴くまま、暗く、そして寒い夜道を歩く。

そう。プリンだ。プリンの欲求に耐えられないのだ。かつて「シュークリーム分が足りない…」との名言を残したコミックがあったが、私には「プリン分が足らない…」のだ。

てなわけで、買ってきた。「グリコ とろ~りクリーム on プリン」。最近CMで流れているプリンと同じだが、大きさは違う。220gのボリュームが軟弱にとろとろ…言っている場合じゃ無いことを物語る。なんせ、

「量と味にこだわるMen'sプリン」

めんずぷりん…なわけだよ…。聞いたコトある? めんずぷりん。巣鴨ぷりずんじゃないよ。めんずぷりん。

めんずじゃない方はいたいけな少女がデッカイピッチャーを抱えて、クリームのトッピングに現れるらしいが、こっちは一向に待っていても現れる気配すら無いので、仕方なく、そしておとなしく食べちゃったが、コーヒーゼリーなどで見られた様に、別添えと言う方法も良いかもしれない。

「漢の白濁汁つき…」

売れるかどうかはさておき、話題にはなるだろう。意味不明な「赤汁…」なんてのもあるとスゲェよな…。まぁ、そうした方が、苦労して「プッチン」状態で皿に盛ったとしても、汁のかけがいがあると言うものよ。現状では既に汁が乗っかった状態なので、プッチンするにも汁が…しるがぁ…ああぁぁ…なんである。

ちなみに、パッケージにある様な状態ですくって食べるのはホボ無理っぽい。カラメルとプリン、そしてクリームの三重奏には違いないが…。

そろそろ、ちゃんとしたスイーツでの「プリン」も目覚めて行きたい所だが、ちょっとしたトラウマがあったりするので、事前のリサーチは必須だったりする。ちゃんとしたプリンは卵がしっかりと生かされてたりするので、これが合わない場合があったのだ。とてつもなく大昔に銀座の資生堂パーラーあたりで食べたのがそうだった。今に思えばひどくもったいないのだが、子供がおやつに食べているプリンとは明らかに違う味と感触、舌触り。牛乳で溶いて、冷やして固めるプリンがプリンと思っていた子供には、その差があまりにも大きかったのだな。

今でも、ちゃんとしたプリンはそうなんだと思う。小振りながらも硬さのしっかりとした、濃い味わいの乗ったものが由緒正しいのかもしれない。パティシエが作り出すプリンの基本はこうしたもので無ければならない。その対極にあるのが、コンビニ・デザートとして並んでいるカップ・プリンなのだろうけれど、それはそれで立派に進化して、独自な世界を築いているのである。何といっても、手軽さに見合うだけの味はしっかりとあるし、どれもが口解けの良い感触なのは言うまでも無い。あまりバリエーションとしては増えてはいないが、4個買えば1kg近い独り占めのパラダイス&フェスティバルが単独開催も可能な時代になったのは嬉しいと素直に喜ぶべきだと思うな…。

「そんなに喰ってどーするよ?」

フッ…。軟弱な奴はこれだから困る。漢は喰うんだよ、ひたすらに。ズルズルベロベログチョグチョネチョネチョな口周りに気にせず、喰いまくるんだよ。それが漢だ。



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