おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

殺人マンション その2。

2005-11-28 10:12:36 | 我思う、故に書くなりよ。
さもありなん…。

格安マンションとかホテルで騒いではいるけれど、他の建物だってどーなんだか判ったもんじゃ無いんだな。同じ様なコトは昔から行われているんで、実際に大きな地震でも来ない限り判らないのがふつう。

阪神・淡路大震災のとき、地震すげー! っと思ったんだけど、父はテレビを見ながら

「あー。あーなんのかぁ…」

と、違った見方をしていた。高度成長期の建築業界を知っているからで、文字通りの「なんでもアリ」を実際に見聞きしたからなんだと思う。工期さえ間に合えばどーでも良かった時代がそこにあり、案の定、倒れちゃおかしい建物がコロコロと転がっていたワケ。規模や構造から考えても、変な転がり方してるビルなんかもあったしねぇ。

そういう悪しき慣習はデフォルトとして残っているので、最近の建物なんかでも、ゆがんで来たり、歪んで来たりして騒ぐ物件が少なくないんだよね。今回みたいに結果としてすんげぇヒドイ…ってのも珍しいけれど、調べればあちこちで同じ様なコトが露見するハズな業界がデフォルトなんだな。

そうなっちゃった時にどーすんのか? 考えた事も無かったんで、どーすんだ、これ…って状態なんだけれど、もっと昔に大騒ぎしておかしくなかった問題だっただけに、露見して全部吐いちゃった方が、後々には良い事なんだと思う。

だから、誰がどんな事言って、何をしたか? ってコトは後々のためにも知っておいて損は無い。それは、当事者だけじゃなく、政治家や地方自治体の発言や行動にもだね。「悪者探しを続ければ業界が潰れる…」ってのは当たり前のコトだし、それで経済成長が遅滞するなり後退するのも当たり前。だが、それでいて潰されて死んでいいなんてコトは当然無いし、そうした建物だらけで良いワケが無い。

だから、こうした細分化された業界のからくりと、業界から政界への繋がりってものがあからさまになるだろう事件としてみると、実に興味深い。また、今のところ、大方の予想では被害者が泣き寝入るだろうと思われているが、それをどうするのか? また、そうした元凶の奴らがどうしていくのかもしっかりと見ておく必要がある。

いつもの様に、会社畳んでさよーならー♪…ってワケには行かないだろうと思うが、先々考えて無ければ自殺。考えていれば資産を移して香港や韓国で余生を過ごすのが王道なんじゃなかろーか…。

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